団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ピーク電力

2012年06月30日 | 太陽光発電

  第 4645回で取り上げたドイツの太陽光発電が史上最大の発電量を記録したという記事とそっくりの記 事がありました。
  最初は又しても最高記録を達成したのかと思って読んでましたが、どうも同じようです。そこで達成した日を見 比べてみるとやはり同じ5月25日と26日の達成でした。何と、一月も経って全く同じ事を取り上げた記事が出る とは、危うくだまされるところでした。しかし、こんなことってあるんですね。ただでさえボケた頭を混乱させるの は止めて欲しいと思うのは私だけでしょうか。

   AFPBB Newsより   2012年06月25日

  ド イツの太陽光発電、新記録を達成 一時2200万キロワット超える

  【6月25日 RenewableEnergyWorld.com】 降り注ぐ陽射しに恵まれた5月25日と26日の2日間、ドイツの太陽光発電量が史上最大を記録した。一時は 2200万キロワットに達し、ドイツの電力需要の半分近くが太陽光発電で供給された。

  太陽光発電量は工場や企 業が稼動していた25日金曜日の正午ごろに全国の電力需要の約3分の1に達し、好天に恵まれた翌26日土曜日の 正午ごろには50%近くに上った。

  太陽光発電で断続的に発 電された電気をどの程度までなら大規模な停電を起こさずに送電網に供給できるのかといった、原子力発電から太陽 光・風力・バイオマス燃料など再生可能エネルギーへの転換を図る中で持ち上がっていた重要な問いに答えを出した 形になった。

  原子力依存からの脱却に 熱心なドイツだが、それをどのように実現していくかという点で意見の対立は深まっている。しかし少なくとも今回 のことで、脱原発で失われる発電量のかなりの部分を太陽光発電で埋めることができるという主張に新たな根拠が加 わったことになる。

 ■ピーク時間帯に発電量が 最大になるというメリット

  ドイツは現在、年間電力 需要の約20%を再生可能エネルギーで賄っており、年間電力需要に太陽光発電が占める割合は4%程度となってい る。

  ドイツ西部ミュンスター (Muenster)に本部を置くシンクタンク「国際経済フォーラム再生可能エネルギー」(IWR)は、 25~26日のピーク時に太陽光の発電量は原発20基分の出力を上回ったと説明するとともに、電力需要が最大に なる時間帯に発電量のピークが来ることの意義は特に大きいと指摘した。IWRのノルベルト・アルノッホ (Norbert Allnoch)所長は、過小評価されがちな点だが太陽光は電力需要が最も大きくなる正午ごろにかなり大きな電力を供給できるので、費用がかかるピーク負 荷発電所の使用が減ったり、全く使用されなくなったりしていると語った。

  ドイツの太陽光発電の設 備容量は2600万キロワット以上と世界でも群を抜いている。2011年だけでも800万キロワット増え、 2012年に入ってからも急ピッチの増設は続いている。

  近年ドイツでは固定価格 買い取り制度(フィード・イン・タリフ、FIT)によって太陽光発電が急速に普及したが、太陽光設備設置のス ピードや、補助金支払いによる政府負担増大への懸念から、議会は関係者の予想を超える大幅な買い取り価格削減に 動いている。だがこの削減については政治的な壁があり、現在仲裁委員会が解決に向けた取り組みを進めている。 (c)RenewableEnergyWorld.com/Steve Leone/AFPBB News

  とは言いながらもピーク電力の有用性を詳しく書いてくれているので全文を取り上 げます。
  7月1日から始まる固定価格買取を受けて多くのメガソーラーが計画されていますが、この勢いで設置が始 まれば近いうちにこのドイツに追いつき日本でもピーク電力の威力が発揮されるのじゃないでしょうか。
  特に、このドイツの原発20基分の出力を上回った発電量というのは具体的で、日本の止まっている50基 分も手の届きそうな数字です。これなら本当に原発を止めても良い日が近い将来に実現しそうな気がします。
  そうなると、孫さんのとんでもない42円20年も悪いことばかりでもなさそうです。兎に角始まった全量 買取を有意義に利用して将来の日本のエネルギー問題を解決したいものです。

さあ、どうなるか!

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★馬鹿丁寧な言葉遣い

2012年06月29日 | 日本再生

  何時の頃からでしょう政治家 の言葉が馬鹿丁寧で慇懃無礼になったのは。特に左系の人達にその傾向が強いように思えるのは私だけでしょうか。

  読 売新聞 より  6月25日(月)

  首 相「一致結束、心から心から心からお願い」

  …略

  野田首相は「しっかりと結論を出す こと、苦しくても国民にご説明をし、ご賛同を得る政治をぜひ実現したいと思う。…以下略

  このご説明とかご賛同の「ご」なん かむずがゆくて仕方ありません。何時からこんな国民におもねるような言葉を使い出したのでしょうか。

  特に鳩山、菅、野田、自民党では谷 垣と上に行けば行くほど酷いと思うのは考えすぎでしょうか。しかし、そうした言葉遣いをする人達に真に国のため 国民のための政治をしようとする心構えあるとはどうしても思えません。只きれいごとの言葉を連ねているだけで何 の感動も覚えません。つまりは胸を打つものが全くないのです。

  あのむずがゆいような言葉遣いを聞 いているだけで、「何と心のこもっていない言葉遣いだろう。この人達は心底国民をばかにしているんだろうなぁ」 と感じてしまいます。これは私が変わり者であるせいかもしれませんがそう思えて仕方ありません。

  政治家が特にトップに立つ人達の言 葉が本当に自分の心の底からの叫びに聞こえるようにならない限り日本の政治は良くならないのじゃないでしょう か。

そんな日は来 るのか!

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モノを包めるガラス

2012年06月15日 | 日記

  第 4644回で超軽量太陽電池モジュールを取り上げたところですが、ガラスの世界にまたまた強烈な商 品が出たようです。

  ITmedia Newsより  2012年06月05日 

  ゴ リラガラスのCorning、超薄でモノを包めるガラス「Willow Glass」を発表

印刷用紙程度の厚さで曲げたり巻いたり できるガラスシート「Willow Glass」をGorilla GlassメーカーのCorningが 発表した。500℃までの高温に耐えるため、ディスプレイの他、太陽電池などの潜在用途もある。[佐藤由紀 子,ITmedia]

 米Corningは6月4日(現地時間)、印刷用紙程度の厚さでフレキシブルなガ ラス「Willow Glass」を発表した。

 Willow Glassは巻くこともできる

 Corningは、多数のスマートフォンがディスプレイで採用しているゴリラガ ラス(Gorilla Glass)のメーカー。間もなく日本で発売される韓国Samsung Electronicsの「GALAXY S III」にも、同社の「Gorilla Glass 2」が採用されている。

 Willow Glassの厚さは100ミクロン(=0.1ミリ)で、これは一般的な印刷用紙の厚さだ。薄い上に強度があり、柔軟なため、例えば端末を“包み込む”形の ディスプレイを設計することも可能という。また、500℃までの高温に耐えるため、ハイエンドディスプレイ に適しているとしている。OLEDでもLCDでも採用でき、カーブしたディスプレイにも使える。また、照明 やフレキシブルな太陽電池などの用途にも適しているとしている。

 既にディスプレイやタッチ端末メー カーにサンプルを出荷しているという。

  日本も負けていないようです。

  2012年6月5日

   DNP、フレキシブルガラスを用いたカラーフィルター製造プロセスを開発

 大日本印刷(DNP)は2012年6月5日、フレキシブルなガラスをロール・ツー・ロールプ ロセス(ロール状に巻かれた基材への連続的な製造プロセス)に用いたカラーフィルター製造技術を世界で初め て開発したと発表した。今後さらに開発を進め、2014年度の量産開始を目指す。

  DNPは今回、従来のガ ラス基板の10分の1となる厚み0.05から0.07ミリメートルのフレキシブルガラスを用いてロール・ツー・ ロールプロセスでのカラーフィルター製造技術を開発した。フィルムと同様のロール・ツー・ロールプロセスによ り、生産効率が高いフレキシブルディスプレーの実現が期待できるという。ガラスにクラック(ひび割れ)などの問 題が生じないように条件を精査するなど、フィルムを扱う場合よりも基板に対する力のかかり方を繊細に制御するプ ロセス技術を開発した。

  今回、厚みが0.07ミ リメートルのロール状フレキシブルガラスに対し、カラーフィルターのパターンをフォトリソグラフィー方式で形成 した。製作したカラーフィルターは、直径3センチメートル以下に曲げられる柔軟性を備えている。

  DNPは今後量産に向け た開発を進め、液晶や有機EL等のディスプレーをはじめ、電子ペーパー、有機EL照明、太陽電池などへの応用を 図り、2014年度の実用化を目指すとしている。

  DNP 大日本印刷株式会社  ニュー スリリースより

  …略

現在の液晶ディスプレーに搭載されてい るカラーフィルターは、0.5~0.7ミリメートル厚のガラス基板を使 用しています。スマートフォンやタブレット端末など薄型、軽量が求められる用途では、カラーフィルターのパ ターンを形成したガラス基板を、ケミカルエッチング処理により0.15ミリメートル程度まで薄板化していま す。しかし、工程が増えることでリードタイムが長くなるほか、本処理では、今以上の薄板化が難しいなどの課 題がありました。一方、ガラスの代替としてプラスチックフィルムの活用も検討されていますが、酸素や水蒸気 に対するバリア性、耐熱性、寸法安定性が課題となり、開発段階にとどまっています。…以下略

  重いガラスの代わりにプラスチック フィルムを使えは良いじゃないかと思ってましたが、ガラスにはかなわないんですね。そうなると強くて薄いガラス の開発に期待したくなります。
  それにしても大日本印刷(DNP)のガラスはどこのメーカーがせいぞうしているのでしょうか。まさか自 社で製造しているなんて事はないでしょうし。企業秘密なのでしょうか。

  と思っていたら、今度はメーカーの 開発記事です。

  EDR,LLCよ り  2012年6月6日

   AGC、次世代ディスプレイなどに向けて超薄板ガラス積層技術の開発に成功

 AGC(旭硝子)は2012年5月30日、超薄板ガラスをユーザの製造工程で搬 送するためのキャリアガラスへ貼り合わせる積層技術の開発に成功したことを発表した。この技術により、ユー ザーは設備を変更することなく超薄板ガラスを取り扱うことができるようになる。  今回開発した0.1mm厚の超薄板ガラスは、極薄、柔軟といった特徴に加えて、透明性、耐熱性、電気絶縁性などの面でも優れた特性を実現している。同社 ではこのガラスの実用化を加速するため、厚さ0.5mm程度のキャリアガラスに超薄板ガラスを貼り合せる積 層技術を開発した。

  この技術で作られた積層 基板は、通常のシート状のガラスと同様に1枚ずつ扱うことができるため(シート・トゥ・シート方式)、の設備を 変更することなく超薄板ガラスに回路形成などの処理を行うことを可能にする。また、キャリアガラスと超薄板ガラ スは特別な吸着層で貼り合わされており、製造工程における加熱や化学処理に対する耐久性がある一方、工程で処理 された後にキャリアガラスを容易に剥離することができる。さらに、キャリアガラス上の超薄板ガラスは、工程設備 に直接触れないため、傷の発生を抑える効果も期待できる。

  ニュー スリリース

  こうしてみるとガラスの進歩は凄ま じそうです。今までのガラスの世界とは様変わりなのでしょうか。
  この薄いガラスが今の太陽電池に使われている強化ガラスに取って代わるなんてことになれば第4647回で取り上げたイタリアのフレキシブル ソーラパネル以上のものが期待できそうです。そうなればどんな場所にでも設置できるようになりそうです。太 陽光発電の世界も様がわりしそうです。

どんどん面白くなり そう!

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NAS電池

2012年06月13日 | エネルギー 環境

  第4603回で取り上げたレドックス フロー電池と並んで、もう一つ期待していた第4249回で取り上げたナトリウム 硫黄(NAS)電池の記事が突然沢山出てきました。去年火災事故をおこして製造が止まっていたのが解禁されるよ うです。

  日刊 工業新聞より  2012年05月23日

  大 阪府大、ナトリウムイオン電池の室温作動に成功-新しい固体電解質発見

 大阪府立大学大学院工学研究科の林晃 敏助教らの研究グループは、室温で作動する「全固体ナトリウムイオン二次電池」の試作に成功した。

  容量は正極材料の重さ1 グラムあたり約90ミリアンぺア時で、10回充放電しても容量が劣化しなかった。ナトリウムイオンが高速で移動 できる固体電解質を発見し、それを利用した。成果は電子版の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに23日 発表される。

  全固体ナトリウムイオン 二次電池を室温で作動させることに成功したのは初めてという。発見したのはナトリウムとリンと硫黄からなる材 料。同材料は以前から知られているが、270度Cで加熱すると従来と違う結晶構造になり、室温で高いナトリウム イオン伝導度を示すことを発見した。

    長 岡技科大、ナトリウム電池向け活物質を開発-レアメタル不要に

掲載日 2012年05月23日

 【新潟】長岡技術科学大学の本間剛助 教らは、価格上昇が懸念されるリチウムなどレアメタル(希少金属)を使わないナトリウムイオン二次電池正極の活 物質を開発した。

  リン酸鉄系の結晶で、従 来のリチウムイオン二次電池とレート特性(充電に係る時間に対する放電エネルギー密度)を比べると、1時間の充 電ではほぼ同じ。さらに1時間以下では、ナトリウム電池の正極の方が放電エネルギー密度が高いという結果が得ら れた。

  ガラス結晶化法という独 自技術を使ってレアメタル不要のリン酸鉄系結晶を合成した。原料を溶融し、急冷することでより均質にガラス化し たものを粉砕、炭素と混合して焼成する。これを電池正極に使うと充放電サイクル特性が良くなる上、リン酸鉄の強 固な網目で結晶構造が壊れにくくなり、50サイクル後の容量維持率は96%を示した。

  参照: NAS 電池

  日刊 工業新聞より  2012年06月04日

  日 本ガイシ、顧客にNAS電池の撤去要請へ

 【名古屋】日本ガイシは納入先での火 災事故を受け、顧客に使用停止を求めているナトリウム硫黄(NAS)電池について、商業施設や病院、学校など、 一部顧客に製品の撤去を申し入れる方針を固めた。不特定多数の人が出入りする場所は火災事故が起きた際、被害が 甚大になる可能性があるため。

  同社は消防当局と協力 し、事故原因の特定と安全性の向上に取り組んできた。今回、安全を最優先して、一段と厳しい措置に踏み切る。

  撤去を求めるのは、国内 外の174カ所に納入した計30万5000キロワットのうち、容量ベースで20―30%程度という。火災発生時 に大きな被害が想定される場所は「現時点で設置場所として不適切だ」(同社幹部)と判断した。火災事故は 2011年に三菱マテリアル筑波製作所(茨城県常総市)で発生した。同社は社内に事故調査委員会を立ち上げて再 発防止策の策定を進めており、6月中にも消防当局から認定を受ける見込み。

  時事ドットコ ム  2012/06/06

  不 良品の混入が原因=NAS電池の火災事故で-日本ガイシ

  昨年9月に三菱マテリア ル筑波製作所(茨城県常総市)で電力貯蔵用のナトリウム硫黄(NAS)電池が火災事故を起こした問題で、原因は 不良品の電池の混入だったことが6日明らかになった。製造元の日本ガイシが設置した「第三者事故調査委員会」の 調査で判明した。日本ガイシは総務省消防庁に調査結果を報告し、了承された。

  製造も開始されるようです。上記の 室温での作動やレアメタルを使わないものなど新しい技術を取り入れてより安全で能力のある電池になってくれれば 企業やメガソーラーなどの大容量蓄電池採用への大きな動きになりそうです。
  蓄電池の問題が解決されれば電気の世界は大きく変わります。全てを太陽光発電で賄うことも夢じゃなくな るでしょう。その時には原発も自然消滅になるかもしれません。
  日本が世界のエネルギーを抑えることも可能でしょう。日本の素晴らしい技術者たちに期待したいもので す。

意外と近いの かも!

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地球寒冷化

2012年06月11日 | エネルギー 環境

  太陽光発電の売り物の一つでもある地球 温暖化に関して最近は疑問とする説が多くなってきていますが、その決定打とも言えそうな説が出てきました。

  団藤保晴の 「インターネットで読み解く!」より

  第 306回「目が離せぬ5月の太陽:直径を観測、寒冷化」 (2012/05/27)

  金環日食で太陽への関心が一気に高 まり目が離せなかった5月でした。国内研究者がリードして「太 陽の直径 金環日食で計算」(NHK)されたばかりか、4月の《太 陽観測衛星「ひので」、太陽極域磁場の反転を捉えた》で予測された「四重極構造」化と寒冷化が 始まっていると考えられます。 …中略

    太陽磁場の「四重極構造」化については冒頭にあげた、国立天文台やNASAなどによるプレスリリースのほかに、《「ひので」による今回の観測の意義と最 近の太陽活動について》に詳しくまとめられています。太陽観測衛星「ひので」が4年間にわたり安定した観測を続 けた成果です。

  《予想される時期より約 1年早く、北極磁場がほぼゼロの状態に近づいていることが、2012年1月の観測で発見されました。すなわち、 北極の磁場を担う斑点状の磁場の数が急速に減少し、低緯度から逆極性の斑点が現れました。この結果、現在太陽の 北極域では、逆極性の磁場の大規模な消滅と極性の反転が発生していると考えられます。この観測の結果から、太陽 の北極磁場がまもなくマイナスからプラスに転じると予想されます。一方、驚くべきことに、南極では極性反転の兆 候がほとんどみられず、安定してプラス極が維持されていることを、「ひので」は確認しています》以下がそうして 生まれる四重極構造(北極プラス・南極プラス)です。

 太陽の黒点数が減って活動が弱まった 時期に最近ではマウンダー極小期やダルトン極小期があり、その開始時期前後に四重極構造が現れたと考えられてい ます。それぞれの極小期に京都では冬の気温が2.5度下がりました。

 「最近の太陽活動についてのまとめ」 はこう述べています。「太陽周期が10.6年から12.6年に2年伸び ている」「太陽活動は上昇しているが、黒点の数は以前のサイクルより少なく、また北半球に偏って発生してい る」「北極の負極磁場が大幅に減少し、現在正極に反転中。予想された反転の時期より約1年早い」「一方、正 極磁場が卓越していた南極は安定な状態を維持しており反転の兆候はない」「以上から、太陽の基本的対称性が 崩れていると考えられる」「同様の事象は、マウンダー極小期、ダルトン極小期の開始前後に発生していたと推 定され、太陽が従来と異なる状態になっていると推測される」

  このほか補強する観測事 実として「過去45年間の観測史上最多の宇宙放射線量」が指摘されています。太陽風活動が活発ならば宇宙放射線 は太陽圏内に侵入しにくいのですが、低下しているために入ってくると考えられます。今後は10月ごろに北極域の 集中観測をして予測の推移を確かめることにしています。

  四重極構造なんて初めて聞きまし た。南極と北極が逆転すると言うのは読みましたが。4つなんて想像もしませんでした。
  当然と思っていたことさえこれほどのことがあるのですから炭酸ガスが温暖化の元凶なんてのもどこまで本 当か分らないのは当然ですね。私も最近は温暖化に関してはそれ程深刻なものとは思えないようになって来まし た。それでも大気の汚染など環境の悪化を防ぐためにはこうした説も役には立っていると評価しています。しか しそれ以上にエネルギーの枯渇は間違いないのじゃないかと思っています。なんといっても地球にはびこりすぎ た人間の消費量はとてつも無いはずです。人間の増えすぎこそが諸悪の根源でしょう。
  さて、温暖化説をあざ笑うかのような地球化は来るのでしょうか。

結構不気味で すね!

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ピーク電力

2012年06月07日 | 太陽光発電

  第 4635回で太陽光発電とピーク電力の相性の良さを取り上げましたが、ドイツでそれ を見事に裏付ける実績が出たようです。

   時事 ドットコムより  2012/05/28

   ド イツの太陽光発電、過去最高の22GWH

   【ベルリン26日ロイター時事】ドイツの再生可能エネルギー関連シンクタンク、国際経済フォーラム再生可能エネ ルギー(IWR、本部ミュンスター)の ディレクター、ノルベルト・アルノホ所長は26日、同国の太陽光発電量が25、26日の昼ごろの時間帯に過去最 高の22ギガワット時(GWH)を記録したことを明らかにした。

   同国政府は昨年、福島原子力発電所の事故を受けて、8基の原発を直ちに閉鎖し、残りの9基を2022年までに閉 じることとし、その分風力や太陽光、バイオマスなどの再生可能エネルギーで発電することを決めた。

   アルノホ氏は「過去にこれほどの太陽光発電をした国はない」とし、「この数週間、何回か20GWHに近づくこと はあったが、25、26日に初めてこの水準を上回った」と指摘した。同氏は、先進工業国の一つが平日(25日) に電力需要の3分の1、工場やオフィスが休みの土曜(26日)には半分近くを太陽光発電で賄えることが示された と強調した。1年前の太陽光発電量は14GWHだった。

   政府の再生可能エネルギー促進政策もあって、ドイツは世界でもトップの同エネルギー利用国となり、年間の総電力 需要の約20%は同エネルギーから得ている。また、同国で設置された太陽光発電設備の能力は諸外国のほぼ全てを 合わせたほどに達しており、太陽光発電は年間需要量の約4%を占めている。同国は温室効果ガス排出量を2020 年までに、1990年比で40%減らすことを目標にしている。

   ドイツの太陽光発電装置の能力は11年に7.5GW増え、さらに12年第1四半期(1~3月)に1.8GW拡大 して、合計26GWとなった。

   これは太陽光発電への強烈な追い風になりますね。26GWの設備で最大発電量が22GWとなると能力の85%くら いを発電したと言うことですからその効率の良さに驚きます。ドイツ全土で同時にこんなに発電したと言うことでしょう か。それにしても年間需要の4%は少ないようですが、ピーク発電の効果が見事に証明されましたね。
  ここまで来るとピーク電力のための原発も不要といっても良さそうです。今や破綻したシステムである FIT(フィードインタリフ)も大きな効果があったと言えそうです。尤も、今更それと同じ事をしようとする日本 こそ狂っているとしか言い用がありません。とは言いながらも採用が遅れて設置の進んでない日本ではまだまだ定額 買取制度が必要なことは間違いないでしょう。ただその条件が問題です。42円の20年なんてとんでもない数字 じゃなくせめて年数だけでも10年とか15年にとどめるべきでしょう。

それにしてもこの発電量は凄い!

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自転車にやさしい都市ランキング

2012年06月05日 | エネルギー 環境

  第4633回などで何度も自転車を取り上げてきたように太陽光発電とともに興味のあるのが都市交 通です。クルマ社会から路面電車など公共交通と自転車と歩行主体への移行がこれからの向かうべき方向だと信じて います。
  とは言いながらも、その動きは特に日本では遅いようです。狭い日本こそこうした交通体系を取り入れ易い はずなんですけどね。
  逆にそんな動きのなさそうなアメリカの方が関心は高いのかもしれません。面白い記事がありました。

   タ イナビニュースより   2012年 5月25日

  自 転車にやさしい都市ランキング – アメリカ

  自転車通勤週間

2012年 5月28日~6月3日は「Bike to Work Week」、つまり自転車通勤週間である。それに先立って、アメリカのWalkScoreが「自転 車にやさしい都市ランキング」を発表した。

自転車は環境にやさしい交通手段である ため、アメリカでは自転車通勤を始める人が増えてきている。このランキングの評価は、都市ごとの自転車専用道路 の数や質、地面の起伏度、道路の連結性、自転車通勤をする人の数などによって、100点満点で行われた。

最も自転車にやさしい都市は?

「自転車にやさしい都市ランキング」は 以下のとおりである。

1位:ミネ アポリス(79点)

2位:ポー トアイランド(70点)

3位:サン フランシスコ(70点)

4位:ボス トン(68点)

5位:マ ディソン(67点)

6位:ワシ ントン(65点)

7位:シア トル(64点)

8位:ツー ソン(64点)

9位: ニューヨーク(62点)

10位:シ カゴ(62点)

アメリカで人気の高まる自転車

また、WalkScoreの発表によると、

・アメリカ人が自転車旅行をした数は、2009年から2011年の間に2倍に増えている。

・自転車通勤は、2000年から2010年の間に43%増加した。

・71%のアメリカ人が、もっと今以上に自転車を利用したいと言っている。

とのことである。今後、環境にやさしい 自転車のますますの普及が予想されている。

   Most Bikeable Cities

  自転車なんか関心がないのかと思っ ていたら、日本より余程進んでいますね。人口が多いだけに関心のある人も結構沢山居るのかもしれません。
  何時まで経っても自転車道一つ整備しようという動きが大きくならない日本にはこういう発想はなかなか出 てこないようです。
  日本でもこうした動きが出てきて狭い日本中に自転車道の整備が進んで欲しいものです。何かと言えば自転 車の交通事故が増えたとマスコミが騒ぎ折角の自転車熱を冷まそうとする日本とはえらい違いです。

もっと真剣に 考えましょう!

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エンジンの廃熱利用

2012年06月04日 | エネルギー 環境

  ガソリンエンジンの冷却は水冷でラジエ ターで熱くなった熱を放熱して冷やします「熱効率 はガソリンエンジン・・・32%  ディーゼルエンジン・・・46%」だそうです。つまりは半 分以上が無駄になっているのです。この放熱が勿体無い。あの暖まった冷却水を使ってタービンを回し発電する なんて事はできないのでしょうか。
  尤も、こんなことは誰でも思いつくでしょうし、今までにも研究されて無理と言う結論が出ているのかもし れません。そんなシステムより無尽蔵と思われたガソリンや軽油を惜しみなく使えは良いと考えられてきたの じゃないでしょうか。しかし、時代は変わってきました。燃料枯渇や温暖化などで効率の良いものが求められて います。特に電気自動車の開発が進めば内燃機関は消滅ということも考えられそうです。そうなると、生き残り のために電気自動車より省エネなものを開発するしかありません。

  殆んど捨てられる熱を何とか利用で きないものか。あの熱で電気を作りそれをハイブリッドの電気として利用すれば効率の良いエンジンができそうな気 がします。
  そこで思いついたのが地熱発電のシステムを利用することです。幸い、温泉程度の低温で発電する小型発電 機が開発されているはずです。
  サーチしてみるとありました。

  週 刊ダイヤモンドより

  人の行く裏に 道あり花の山? 神戸製鋼が温める小型発電機

  …略

  その仕組みは、循環ポンプで取り入 れた温水を使う。温水よりも沸点が低い媒体(代替フロンガス)を加熱して、そこで発生する蒸気の力でタービンを 回して発電する。その際に、「熱源を取り入れて戻すサイクル」と「発電・送電が自己完結するサイクル」の二つの 熱処理の相互作用により、これまでは捨てるしかなかったエネルギーを回収するという意味で、バイナリー(二元) と名づけられた。最大出力70キロワットのうち、発電機を動かすために 使う10キロワットを除き、残りの60キロワットを有効利用できる。

 この発電機は、1956年以来、神 戸製鋼が世界でもトップを誇るスクリュータービン技術(空気を圧縮する技術)を応用したもの で、設置時に大規模の工事を必要とせず、泉源にも影響を与えないために温泉法の制約を受けない。加えて、過 去には電力会社の地熱発電所に納入されるような2億円前後の大型システムは存在したが、神戸製鋼のものは小 型で筐体は約2.5メートル立方の据え置き型。初期費用は2500万円で導入できる。しかも、発電の原理は 同じなので、太陽熱やバイオマス(廃材)から熱源を取り込むこともできる。…以下略

  川重さんもやってるようです。

  川崎重工業株式会社よ り

  小 型バイナリー発電設備の製造・販売を開始

  やはり日本の技術はたいしたもので す。ところが小型と言っても車に積めるようなものではなさそうです。ここは得意の小型化の研究をしてエンジンと の組み合わせで冷却水を利用できるようにして欲しいものです。

  もう一つ無駄に排出されているのが 排気です。これはF1でホンダが勝ちすぎて禁止された一時流行ったターボエンジンをもう一度発電用として使うの です。これは十分に小型だし今すぐにも実用化できるのじゃないでしょうか。

  この2つの発電装置を使ってリチウ ムイオン電池の充電に使いプリウス等に組み込めばかなり効率の良い車ができそうです。

  やはりこんな素人が考え付くような ことは既に研究尽くされているような気がしますが。もし、誰もやっていないのなら考えて欲しいものです。

無知ゆえの考 えか!

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節電大作戦

2012年06月03日 | エネルギー 環境

  30%以上を占めていた原 子力発電が全部止まったというのにそれほど大きな電力不足にならないようなのが不思議で仕方ありませんでした。
  トッテンさんがその疑問に答えてくれていました。

ビ ル・トッテン関連情報 コラム(Our World)より  2012年05月25日

題 名:No.997 「電力不足」は本当か

 5 月5日、北海道電力泊原発3号機が停止し、日本にある54基の原発のすべてが停止した。経団連会長は「再稼働を 進めないと日本経済は崩壊する」と述べ、また新聞やテレビでも盛んに「深刻な電力不足」になると国民の危機感を 煽っている。

(ビ ル・トッテン)

 「電 力不足」は本当か

 昨 年3月原発事故が起きた直後に、国際エネルギー機関(IEA)は、日本は原子力発電の不足分を補うだけの十分な 石油火力発電による余剰能力を有している、と報じている。インターネットで記事を検索すればその記事はすぐに見 つかるはずだ。IEAの推計によると、日本は2009年に石油火力発電能力の30%しか使用していないと言う。 出力を調整できる火力と違い、原子力発電は一度動かすと出力調整ができない。そのため原発によって作られる電気 を提供するために、深夜電力割引により積極的に推進されたのが「オール電化住宅」だったとも言える。

 一 方、一般家庭と違い産業界ではコストに電力料金が直接跳ね返るため、企業努力によってさまざまな節電対策が取ら れてきた。また太陽光発電を含め自社で発電設備を持つ企業も多い。自前の発電所を持つJR東日本では、昨年の原 発事故のあと、列車の運転本数を減らして余った電力を列車の運行に支障がない範囲で東京電力に供給していたとい う。

 主 流メディアの報道だけをみると、電力の30%を超える原子力を止めると電力不足になると思ってしまう。原子力発 電所の稼働率を上げるために、火力を停止させているという事実は報じられないからだ。貯めておけない電気の性質 上、真夏の数時間のピークのためにどうしても原発が必要だというのなら、自家発電や操業時間の調整、一般家庭で はクーラーやテレビを我慢するといったことで充分乗り越えられるはずだし、実際乗り越えなければいけない。 …中略

  今 の日本は、代替エネルギーを開発することも必要だが、まずは電力に100%の税金をかけ、無駄な電力使用を極力 避けるようにするしかない。福島の原発事故で、家や土地、仕事を奪われた人の痛みを思えば、そしてエネルギーの 未来を思えば、それがもっとも迅速かつ簡単な方法ではないだろうか。

   「日本は2009年に石油火力発電能力の30%しか使用していない」と言 う数字は衝撃です。なるほどありそうなことかもしれません。それにしても、これだけ余裕があればたちまち電力不 足になることは無いと言っても良いでしょう。道理で、去年の夏もなんだかんだ言いながら大きな不足もおきません でした。今年も、危ないと言いながらもどうも切迫感が感じられません。もしかしたらコストアップさえ辛抱すれば 電力が不足することは無いのかもしれません。
  とは言いながらもみすみす無駄使いをして電気代を高くする必要はありません。やはりトッテンさんの言われる ように国民みんなで節電に頑張ってみるべきでしょう。特に、いまや日本で無駄の最たるものテレビ放送は昼間は全 面停止で良いのじゃないでしょうか。もう一つパチンコ屋も廃止。こうなると電力不足が日本にとっての救世主にな るかもしれません。

これは良いかも!

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シリコン撤退

2012年06月02日 | 太陽光発電

  第 4585回の NSソー ラーマテリアル株式会社のシリコン製造の中止でがっかりしたと思ったらそれだけでは終わらないようです。

   SankeiBizよ り  2012.5.25

  JFE スチールが太陽電池のパネル素材から撤退

 JFE スチールは25日、太陽光発電パネルの原料となる多結晶シリコンインゴットとウエハーの製造事 業から撤退すると発表した。岡山県倉敷市の工場ではすでに製造ラインを停止しており、従業員も、配置転換す るという。事業撤退にかかる費用は引き当て済みで、13年3月期業績には影響はないという。

 同社は平成13年に同事業に参入。業 績を伸ばし、16年には180億円を売り上げた。しかし比較的製造が容易で差別化の難しい領域だっただけに、中 国企業が台頭し、価格競争が激化。欧州の需要縮小で供給過剰となり、「価格がピーク時の2割まで下落」(JFE スチール)し、市況回復も見込めないと判断した。

 3月末には、新日鉄マテリアルズと シャープも、同分野の共同出資会社の解散を発表。シリコンウエハー大手のSUMCOも、 太陽電池向けシリコンウエハーの子会社2社を3月に解散、同事業から撤退するなど、日本メーカーの苦戦が目 立っている。

  SUMCO第 2253回で シリコンの勉強を刺してもらったり第 2917回で増産を取り上げてきましたがこんな時代が来るとは何とも移り変わりの激しさに驚か されます。増産するにも設備投資や建設で長い間かかるのに撤退は余りにもあっけない。
  何度も書きますが、折角の国産エネルギーがこうも次々と撤退していると言うのに政府には危機感があるよ うには思えません。それどころがドイツなどが先例を見せてくれているのにそれに学ぶことも無く同じ失敗を犯 そうとしているのですからあきれるしかありません。それ程日本が発展するのが嫌なのでしょうか。

一体どこの政 府やら!

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電力事業への新規参入

2012年06月01日 | エネルギー 環境

  第4632回で導入しない企業があるとは考えられないと書きましたが、やはり次から次へと参入が 始まりそうです。

  日刊 工業新聞より   2012年05月25日

  新 電力、参入相次ぐ-日本製紙・フジコーなど

 電力事業への新規参入が相次いでい る。日本製紙による特定規模電気事業者(PPS=新電力)の届け出が経済産業省に受理されたほか、フジコーも7 月に参入する。

  東京電力の値上げや7月 スタートの再生可能エネルギーの全量買い取り制度が新電力への追い風になっている格好だ。家庭部門も含めた全面 自由化も視野に入っており、ビジネスチャンスとして今後も拡大しそうだ。産業界にとっても既存の大手電力会社以 外の選択肢が増えるため、コストダウンの可能性が広がる。

  日本製紙は16日に届け 出を行い、同日受理された。事業開始は10月で、関東や東北にある大規模発電設備で供給するほか、バイオマス発 電設備の新設、太陽光や風力発電の導入も検討する。東日本大震災後に、余剰電力を東電と東北電力に供給した実績 があり、本村秀取締役は「当社の強みをいかしてエネルギー事業に本格的に出て行く」と語る。

  屋根どころかメガソーラー並みに電 力事業への参入として考えているんですね。やはり企業にとってはこんなに美味しい話は無いようです。
  こちらはバブルのときに競って参入したのゴルフ場からの移行の話題です。

  神 戸新聞より  2012/05/25

  ニッ ケが電力販売事業に参入 メガソーラー設置

  ニッケ(本 店・神戸市中央区)は25日、兵庫県稲美町と明石市にまたがる自社ゴルフ場を閉鎖し、大規模太陽光発電所 (メガソーラー)を建設すると発表した。約30億円を投じて出力9・8メガワットの発電所を整備、来年3月 下旬に稼働する。電力販売事業に参入し、全量を関西電力に売る。

 9月末に閉鎖する「ニッ ケゴルフ倶楽部土山コース」の一部約15万平方メートルにパネル約4万枚を置く。年間の発電量 は一般家庭3千世帯の消費量に相当する9537メガワット時を想定している。

 7月1日から再生可能エネルギーの 「固定価格買い取り制度」が始まるの機に、電力販売事業に参入を決めた。電力不足などでエネルギー問題に注目が 集まる中、同社は「保有する不動産の有効活用とともに、グループ内で再生可能エネルギー関連の環境事業の展開を 図る」としている。

 兵庫県内でもここへきて、電力販売事 業への参入やメガソーラー設置が相次いでいる。中堅建設会社の美樹工業(姫路市)は約10億円を投じて茨城県つ くば市に出力2メガワットの発電所を建設中。建設資材メーカーの太陽セメント工業(大阪市)は、加東、加西市に またがる自社用地に、約13億円を掛けて出力3・5メガワットの発電所を建設中だ。(土井秀人)

  これは私が思ってた以上に企業から の参入が多そうです。やはり42円20年間と言うとんでもない条件が太陽光発電バブルを起こしそうです。こんな に一気に話が立ち上がってきたら工事業者が直ぐに間に合うのでしょうか。パネルも品不足の心配は無いのでしょう か。我々のような住宅用はメーカーから品物が入らなくて仕事にならないかもしれません。

不気味な予 感!

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