北戴河会議の情報が殆ど無いのでやっていることも知りませんでした。何が決まったのか分からないようです。
宮崎さんが取り上げてくれています。終わった後、李克強首相が動いたようですが無視されたようです。習皇帝の支配が強まったのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)8月17日(水曜日)弐 通巻第7433号
北戴河会議が終了したようだ
共青団、勢力を盛り返したのか? 最高幹部等の結論は?
中国共産党最高幹部とOBらが集まる北戴河会議が16日までに終了したようである。
というのも、8月16日、中国のシリコンバレーといわれる深センに李克強首相が現れたからだ。
トウ小平の南巡講話(92年春節)も、広東省の深センで行われた。李克強は、これを意識して、会議後初の訪問地を選んだ筈である。
深センで李克強首相は党幹部や企業幹部を集め、「中国の技術ハブは、低迷する経済を安定させる上で大きな責任を負う」と呼びかけた。
この訪問は、経済の冷え込みが懸念される環境にあって、南部工業地帯の現地視察をなし、一方で李は広東の幹部らと面談した。またオンラインで江蘇省、浙 江省、山東省、河南省、四川省の幹部と話し合い、「政府の政策を最大限に活用し、経済を安定させ、雇用を確保するために市場の原動力を堅持する」と発破を かけたという。
ところが、上海と福建省の幹部はオンライン会議には出席しなかった。つまり習近平の影響がつよい地区の党委員会は李克強には非協力という態度を示したことになる。
李首相は深センの「ギャラクシー ・インダストリアル・ グループ」も訪問し、起業家グループに会った。「広東省は中国の輸出の鍵。深センは半導体製造とデジタル化のハブだ」と李はくり返した。こうした一連の行動に何を読み取るべきか。
やはり、ここは習皇帝に生き残って貰ってChinaの幕引きをして貰いたいものです。
いずれにしても、ここまで追い込まれれば今更誰が権力を握ろうともうどうにもならないでしょう。
こんなChinaが生き残るようでは世界も終わりです。
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