団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

更新ピンチ再び3

2007年07月31日 | PC

  第2836回PCを助けて頂いた恩人から今度のピンチに対して、ウィルスの恐れを指摘されました。
  実を言えば、私はアンチウィルスソフトは入れていません。と言うのも、
Win95でパソコンを始めた頃に、ウィルスソフトの悪さでパソコンの不具合を何度も経験して、それ以来入れないことにしたのです。
  その代わりと言っては何ですが、ウィンドウズのアップデートは常にやっていますし、メールも
SPAMfighterというフリーソフトで防御しています。そのお陰かどうか、今まではウイルスにやられて苦労したと言うことも無かったので敢えて入れようとも思いませんでした。我が家の赤貧PCが未だ現役と言うのもそのお陰もあると思っています。

  ところが、昨日晩インターネット中に突然再起動がかかりました。フリーズすることはあってもこんな事は余り経験がありません。もしかしたら本当にウィルスにやられたのかもしれません。
  と言うことで、推奨頂いた
AVG Anti-Virusを入れてみる事にしました。

 ダウンロードしてインストール。早速スキャンしてみるとたった一つですが出ました。トロイの木馬のようです。直ぐに削除しました。さて、突然の再起動は収まるでしょうか。

  トロイが入っていたのはWinnt → system32 → driversフォルダーの中でした。これで思いついたのは、先日、ビデオカードのドライバーを更新した事です。たしかこのフォルダーにインストールされていたと思いますので、この時に入ったのかもしれません。
  こうなると、何時までもアンチウィルスソフトは使わないなんて言ってられないかもしれません。そうなるといよいよ極貧パソコンの出番も無くなりそうです。さて、どうするか。

  それにしても、誰がウィルスなんかを作るのでしょう。コンピューターの進歩が止まってしまったような状態になっているのはこのウィルスの所為と言っても言い過ぎじゃないでしょう。なんでこんな事をするんですかね。ウィルスがなければインターネットの世界は飛躍的に発展していたでしょうに、人間の悪意ってしょうがないですね。

もったいない!


更新ピンチ再び2

2007年07月30日 | PC

  さて朝無事に立ち上がったPCですが、仕事から帰って、果たして今度も無事に立ち上がるかどうか神に祈る思いでスイッチオン。昨日の騒ぎは何だったんだろうかと思わせるように何の問題も無く立ち上がりました。

 とは言いながらも、突然フリーズするのじゃないだろうかと内心ビクビクもので使っていましたが、今のところ何のトラブルも起こらず快調そのものです。

 それではあれは何だったんだろうか。もしかして、パソコンも私の早朝ネットに付き合わされて寝不足だったのでしょうか。

 一番考えられるのは、梅雨明けによる突然の暑さによる熱暴走です。それなら、まだ涼しい朝早くには問題なく立ち上がって、夜に立ち上がらなかった説明はつきます。しかし、その後は夜も無事に立ち上がっているのだからこれももう一つ根拠に乏しいものがあります。とは言いながらも、どう考えてもこれが一番ありそうな原因だと思われます。

 と言うのも、今パソコンを使っている部屋は太陽光発電を設置して以来エアコンの使用を控えて、なるべくなら扇風機で我慢していることもあって結構温度は上がっているのです。扇風機の首を振って私と両方に当たるようにはして使っているのですがそれが不満だったのかもしれません。

 私だって暑いのを我慢しているんだから少しは気を使って辛抱してくれれば良いのですが、機械にそれを望むのは酷というものでしょうか。

 となると、扇風機をパソコンに常時当てるようにして、私が辛抱するか。それとも、エアコンをつけるか。それが問題です。

 梅雨が明けて、朝早くからのセミのうるさい鳴き声に悩まされながらも、窓を開けて省エネに努力していると言うのにパソコンの為にエアコンを使うのも何だかなぁ。

さて、どうする!


更新ピンチ再び

2007年07月29日 | PC

  仕事を終えて帰宅。何も考えずに何時も通りにパソコンのスイッチを入れ、着替えなど一連の動作を終えて、さて、とパソコンを見ると立ち上がらずに停まっています。いやな予感がしたが、なんでもないだろうともう一度スイッチを入れなおして様子を見てみると、やはり、途中で止まる。よく見てみると、どうやらHDDを認識していないようです。

 前回のトラブルと同じ症状です。とは言いながらも最近の調子の良さに、まさかまたしてもHDDが壊れたとも思えないので、たまたま認識されていないだけで何度かやれば問題なく立ち上がるだろうと甘く考えていました。ところが、何度スイッチを入れなおしても、認識されません。

 これは駄目かもしれない。さて、どうする。最近の快調さに甘えて又しても今日の更新分のバックアップを取っていません。このままでは、今日の更新が難しいかもしれません。予備機で更新は出来ますが、もう一度今日の分を思い出しながら書くのも気力が湧きません。

 と言うことで、前回の故障の時は失敗した立ち上がらないメインのPCHDDを取り外して、予備機のデーターとして使うように取り付けて立ち上げてみました。祈るような気持ちで見ていると、今回は無事立ち上がりました。どうやらHDDはダメージを受けていないようです。と言うことは、マザーボードの問題かもしれません。

 取り合えず、認識されたメインのPCHDDから今日の更新分のデーターをコピーして何とか更新を終えることが出来ました。

 そして、又、元のメインPCHDDを戻して、再びスイッチを入れてみましたが、やはり認識されません。もうどうしようも無いのかもしれません。

 とは言いながらも、どんな故障も一晩置くと何の問題も無く立ち上がると言う経験を何度もしているので、今回も「マァ!いいか、明日も駄目なら考えよう」とそのままにして寝ました。

 さて、翌朝、メインと予備を同時にスイッチオン。さてどうなるかと見ていると、何と、メイン機が無事に立ち上がってくるじゃないですか。やっぱり、一晩置きは正解でした。ところが、今度は予備機が立ち上がりません。一体どうなっているのやら。こちらはもう一度スイッチを入れなおしたら無事立ち上がりましたが、どうも、どちらも何時お亡くなりになってもおかしくない状況かもしれません。

 いよいよ極貧PCともお別れの覚悟が必要なのかもしれません。とは言いながらも、何とか誤魔化しながら一日でも長く使って行きたいと思っています。

 こんな調子ですから、今回は、何とか更新が途切れずにすみましたが、書く気力が無くなって途切れるか、PCの故障と言う物理的原因で途切れるか分からなくなりました。

さて、どうなることやら!


ガッツポーズ

2007年07月28日 | 日本再生

  第1795回で柔道のガッツポーズを非難して、逆に剣道ではそれをすれば負けになるというルールを評価しました。

 最近、それを思い出すような場面を大相撲で見てしまいました。朝青龍の態度の悪さは相変わらずであきらめていますが、今回は重量昇進を決めた琴ミツキがガッツポーズをしていたので驚きました。まさか国技と言われている相撲であんな場面を見るとは思っていませんでしたが、私が知らなかっただけで最近は当たり前になっているのでしょうか。

 流石、朝青龍の態度を改めさせることが出来ないだけに全体に礼儀が失われてしまっているのかもしれません。

 それにしても、柔道以上に相撲には似つかわしくないと思うのは私だけでしょうか。ちょんまげを結い伝統と格式のある相撲が単なる勝ち負けだけの競技になってしまってはその存在意義が問われることになるのじゃないでしょうか。柔道以上にピンチのような気がします。

 この名古屋場所では初めて新弟子検査がなかったことや4月に入ったばかりの新弟子の急死はリンチだったとの噂など良くないニュースが続いているのを見ると大相撲の凋落は停まらないような気がします。

せめて剣道を見習ってガッツポーズをすれば負けになる決まり手でも取り入れてもらいたいものですさしずめガッツポーズ負けですか。

厳しすぎるでしょうか!


トヨタ

2007年07月27日 | 太陽光発電

  第2863回のプラグインハイブリッドカーで少し見直したトヨタですが、基本的に、第2798回第2826回第2851回などでも書いたように、太陽光発電に冷淡なことに腹立たしい思いをしていました。
  ところが、そのトヨタがとうとう太陽光発電を採用するそうです。

  日刊工業新聞より

  トヨタ、工場の環境対応強化-愛知・堤工場に太陽光発電導入

 トヨタ自動車は23日、環境調和型の工場づくりを目指す「サステイナブル・プラント」活動を始めると発表した。自然エネルギーの活用や工場内緑化を通じた地域貢献、生産性向上による省エネルギーなどが柱。まずハイブリッド車(HV)「プリウス」を生産する堤工場(愛知県豊田市)で、自動車工場では世界最大級となる太陽光発電を導入する。

 堤工場は同活動のモデル工場とし、定格出力約2000キロワットの太陽光発電システムを導入。工場外壁には光触媒塗装を施して窒素酸化物などを浄化、バイオ緑化技術で工場緑化も進める。太陽光発電などで二酸化炭素(CO2)の排出量を年間5%削減する見込み。高岡工場(愛知県豊田市)では生産効率を大幅に向上させた革新的な新生産ラインを導入。09年の第2ライン稼働時に年間35%のCO2削減を見込む。国内外の工場で同様の活動を展開する。

  いよいよトヨタが動き出すんですね。採算が合わない限りやら無いと言っていたと言われていたトヨタが始めると言うことは採算が合うようになったのか、それともさすがのトヨタも採算ばかりを言って太陽光発電を採用しないことの恥ずかしさを知ったのか。メーカーはどこのでしょうね。KW当りの単価はどのくらいなのでしょう。興味深々です。
  いずれにしても、太陽光発電にとっては良いニュースじゃないでしょうか。これを契機に日本の企業の屋根に太陽光の流れが起きて欲しいものです。トヨタの全工場と関連工場への設置も期待したいものです。

  しかし、こうなってくると、いくらトヨタ嫌いの私でも、少しは期待しないと行けませんね。尤も、トヨタのやることですから何か裏があるのかもしれません。とは言いながらも、ここは素直に喜びましょう。

面白くなりそう!


世界最速ネット回線

2007年07月26日 | PC

  モデムからISDN、ケーブルネット、ADSL、光と乗り換えて来て、暇さえあればパソコンに向かってインターネット三昧の依存症とも言えそうな私ですが、そのインターネットで未だに分からないことがあります。
  それは、スピードです。確かに初期のモデムより
ISDNは早かった。ケーブルネットからADSLではその速さは実感できなかった。
  究極と思って採用した光も体感は期待ほどではなかったような気がします。今でも、つながりが遅くイライラする場面もよくあります。究極の速さと思った光がこの程度とするとインターネットの速さって一体何なんでしょう。回線より、やはり、パソコンの能力が関係するのでしょうか。

  そんな疑問を感じている私の頭をもっと混乱させるような記事がありました。

  CNN.co.hpより

  世界最速のネット回線 スウェーデンの75歳女性が所有 2007.07.22

  ストックホルム(AP) 映画まるまる1本のダウンロードを2秒で完了ーー。スウェーデンの75歳の女性が利用しているそんな通信環境が、一般住宅向けのインターネット回線では世界最速だとして話題になっている。
 スウェーデン南西部カールスタッド市に住むシグブリット・ロスバーグさんは、1秒間に40ギガバイトのデータをやりとりできる超高速の光ファイバー回線を所有。市通信当局者によると、これは一般家庭の通信速度の数千倍に相当し、世界で最も高速と思われるという。

 この回線が誕生した発端は、市当局者とロスバーグさんの息子ピーターさんが「インターネットの速度には限界がないことを証明しよう」と意気投合したこと。  2つのルータ間で中継機器を使わずにデータを送受信する技術を使い、女性の自宅に回線を設置した。
  「この回線を引く前は、母はコンピューターを持ってさえいなかったんだ」とピーターさん。ロスバーグさんは現在、自分でインターネットを使っているという。

ただ、もっぱらウェブ版の新聞を読むだけで、超高速回線を存分に活用しているとは言いがたい様子だ。

  インターネットの速度には限界が無いとは驚きです。光こそ最高の速さと信じていたのに光でもスピードに差があるということのようです。
  これはインターネットに関する考えを変えないといけないようです。こうなると、今のスピードに何となく割り切れないものを感じていた私としてはもっと速いスピードを実感したくなります。とは言いながらも、上を見ればきりがありません。何と言っても先立つ物も必要となりそうなので費用対効果の面からも時期を待ちましょう。

それにしても、どんな体感スピードなんでしょう!


江戸しぐさ

2007年07月25日 | 日本再生

  私、坂出市立体育館のお掃除小父さんは、横を走るさぬき浜街道の歩道の掃除を日課としています。その距離はせいぜい100メートル程度でしょうか。
  量は圧倒的に少なくなりますが、夏でも落ち葉との戦いがあります。しかしながら、それは自然との戦いなので諦めもつきます。許せないのは、タバコの吸殻と空き缶やペットボトルにレジ袋に入れたゴミなどのポイ捨てです。殆ど毎日なにがしかの物がすてられているのできっと常習者が何人かいるのでしょう。
  その歩道はそれ程人通りの多い道でも無いのにそんなありさまなのですから人通りの多いところはもっとひどいのじゃないでしょうか。
  それにしても、日本人のこの質の低下は何時からなのでしょう。毎日の掃除で日本人の将来を思わされてしまいます。

  そんな気持ちでがっかりしていたところ、面白い記事を見つけました。

  何時もの、Japan on the Globe 国際派日本人養成講座より

 国柄探訪: 花のお江戸の繁盛しぐさ  江戸っ子たちは粋なしぐさで、思いやりに満ちた共同体を築いていた。

 …略

  5.往来しぐさ花のお江戸は路上で行き交う人も多い。その往来を気持ちよくするために、様々な江戸しぐさが生まれた。道路は「江戸城に続く廊下」と考えられ、ゴミを捨てたり、唾を吐いたりするのは、とんでもない行為とされた。歩きながらタバコを吸うこともなかった。混んだ道を早く走ることは危険なので「韋駄天しぐさ」と言って禁じられた。…中略

  9.「なぜ僕らにこの美しいしぐさを教えなかったのですか」

  埼玉県の教育委員会で江戸しぐさのビデオを作成したことがあった。それを観た中学2年生の男子生徒が感想文に「なぜ大人たちは僕らにこの美しいしぐさを教えなかったのですか」と書いた、という。…以下略

やはり、最近のマナーの酷さは戦後教育の悪さから来ていると考えた方がよさそうです。現代人は江戸時代の人たちに恥ずかしくて顔を会わせることができませんね。

 こんな素晴らしい文化を捨ててしまった現代の教育はやはり考え直すときがきているようです。この中学生の「なぜ大人たちは教えなかったのですか」を肝に銘じる必要がありそうです。
 知らないことは存在しない事と同じなのですから、それを教えなかった我々大人の責任は大きい。とは言いながらも、戦後教育を受けた我々段階の世代もこうした教育はほんの一部をかじっただけのような気がします。我々も、もう一度教育される必要がありそうです。戦後60年の付けは大きい。

長い戦いが要りそうです!


沈黙は金

2007年07月24日 | 無知

  常識と思い込んでいることが実は全く違っていることがあり驚かされる時がなあります。
  ちょっと古くなりますが、面白い記事がありました。

 6月30日、読売新聞 編集手帳

 沈黙は金、という。西洋伝来の格言は、「雄弁は銀」とつづく。はっきり自分を主張することを美徳とする西洋人が雄弁を低く評価したのはなぜだろう◆「岩波ことわざ辞典」によれば、格言の起こりは19世紀中ごろのドイツで、当時の西欧諸国は銀を基準にした貨幣制度、いわゆる銀本位制が大勢であったという。古人はどうやら現在の意味とは逆、「雄弁の銀」を上位に置いたつもりで格言をこしらえたらしい…以下略

  これはわが人生にも関係してくる話ですが、我々日本人は「沈黙は金」を重視してきたと言っても過言ではないでしょう。古くはテレビコマーシャルにも三船敏郎の「男は黙ってサッポロビール」なんてのがあったくらいです。

 私自身も、口下手なのをこの言葉を言い訳に自分を納得させて努力を怠ってきたつけが今に繋がっています。今頃気が付いても手遅れですが。

 慰安婦問題や南京虐殺などやってもいないことをさも本当にやったかのように非難されるなど日本の外交のまずさにもこんな日本人の意識が現れているのじゃないでしょうか。そして、それは今でも日本の国が世界に誤解される原因になっているようです。

 それが、全く違った意味だったとすれば「沈黙は金」は日本を間違った方向に導いたと言えるかもしれません。一つの言葉の解釈が日本の歴史を変えたとしたら恐ろしいものがあります。とは言いながらも、暗黙の了解や阿吽の呼吸などの言葉を持つ日本人には都合の言い解釈だったのかもしれません。

 それにしても、沈黙と雄弁のどちらを取るか日本の将来が係っているかもしれません。どちらをとるべきか問題です。

やはり、雄弁は金でしょうか!


原発

2007年07月23日 | 原発

  

柏崎刈羽原子力発電所の黒い煙を最初にテレビで見たときにはドキッとしましたが、その後の問題なしとの発表で安心したものです。ところが、どうやらそんなものでは済まないようです。どうも、とんでもない問題が隠れているように思えます。

 YOMIURI ONLINEより

 東電、柏崎原発に自前消防車配備へ…消火の遅れ受け 719

 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原子力発電所の変圧器から出火し、消火作業に手間取った問題を受け、東電は19日、同原発内に自前の消防車を配備する方針を固めた。

 東海地震の想定震源域にある中部電力浜岡原発には2台の消防車が備えられているが、東電は、原発は火災発生の可能性が低いとして消防車は置いていない。柏崎刈羽原発については、国際原子力機関(IAEA)が2005年に防火対策の不備を指摘していた。

 今回の火災は、16日午前10時13分の地震発生直後に起きた。所内の消防団が消火を試みたものの、地震の影響で消火栓につながる配管が破損して思うように水が出ず、初期消火に失敗した。119番通報は地震発生から14分後の10時27分に行ったが、柏崎市消防本部から到着した化学消防車などが火を消し止めたのは、出火から約2時間後の午後0時10分だった。

その間、火災は事実上、放置され、黒煙が立ち上る様子がテレビの映像で流れ続けた。今後は所内の消防団が消防車を出動させ、素早く消火できるような体制作りを急ぐ。

 東電は、火力発電所には万一の火災に備えて消防車を配備している。

 同じくYOMIURI ONLINEより 721

 原発の消火体制不十分、化学消防車配備は5社のみ  中越沖地震

 新潟県中越沖地震に直撃された東京電力柏崎刈羽原子力発電所で火災が発生した問題を受け、原発など原子力施設を保有する国内11社が20日、施設内の消火設備や連絡体制に関する緊急調査書を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。…中略

 各社の調査書によると、全社が原発に自衛消防組織を設置している。ただ設備については、8社が施設内に消防車を配備していたが、化学消防車があるのは原発を持たない日本原燃も含め5社にとどまった。消防署への専用回線を備えているのは4社の原発だけだった。…以下略

 驚きましたね、まさか原発に消防車が配備されていないとは、要するに火事は想定されていなかったんですね。何でも連休で消火班の人員も少なかったそうです。道理で消火が遅れたはずです。

 それにしても、原発とは火事も出ない程安全であるとの自信があったというのも怖い話です。地震にもそれほど危機感は持っていなかったと言うことなのでしょうか。我々素人とプロの原発に対する認識度はそれ程に違うということなのでしょうか。

 果たして、この刈羽原発の被害は発表されている程度で済んでいるのでしょうか。もしかしたら修復不可能な程のダメージを受けているのじゃないかと勘ぐってしまいます。
 と言うのも、柏崎市長の停止要求が余りにも早かったことで、政府・東京電力で修復不可能の判断がすでに付いていてそれが漏れると大変なことになるので、前もって、市からの要求として停止するとのシナリオを書いたのじゃないでしょうか。

 そんなことを思わせる対応の早さに何となく胡散臭さを感じてしまったのは私だけでしょうか。

 しかしながら、考えようによっては、今回のこの問題は太陽光発電にとっては追い風になるかもしれません。

と言うのも、今までは、私も、原発に対しては核融合によるエネルギー問題の全面解決を期待していたので、敢えて反対はしてこなかったのですが、その可能性も見えてこないし、ここまでもろいとなると賛成には回りにくいものがあります。
 大方の方が今回のことで日本のような地震王国では、原子力の施設を人間の力で制御するのは無理があるとのじゃないかとの考えを持ったのじゃないでしょうか。

 そうであるならば、いよいよ太陽光発電の出番でしょう。特に太陽光発電には今回のような地震で停電になっても昼間に少しでも発電していれば自己電源として使える分散型としての強みがあります。

 我が家の太陽光発電には1500Wまで使えるコンセントがモニターの横に備え付けられているので停電になれば発電さえしていれば、モニターで連系から自立に切り替えることにより使えるようになります。

 これだけでもお湯を沸かしたり炊飯器を使うことも出来るはずです。停電により何も使えないよりずっと有利です。100VなのでIHなどは使えませんが、電熱器ならつかえますから簡単な煮炊きは問題無さそうです。
 問題は水ですが、これは井戸を掘っていれば、トイレなども対応可能です。こうして、自己電源と水源を用意している家庭が多ければ多いほど今回のような地震にも耐えやすくなるでしょう。

 将来どうなるか分からない原子力に莫大な金をつぎ込むよりその金を太陽光発電の買取に回した方が災害にも強く、環境にも優しい世界に貢献する日本をアピールできるはずです。

是非、やって欲しいものです!


トヨタ

2007年07月22日 | トヨタ

  第2859回で世界企業番付でGMに続いて6位になったと書いたトヨタがそのGMをとうとう抜きそうです。

  NIKKEI NETより

  トヨタ、16月の世界販売台数で初のトップに

 トヨタ自動車は20日、200716月の世界販売台数を明らかにした。子会社のダイハツ工業と日野自動車を含めた実績は前年同期比8%増の4716000台となり、米ゼネラル・モーターズ(GM)の4673572台(1.7%増)を上回って世界一になった。トヨタが半期ベースで販売世界一になるのは初めてになる。…中略

 46月期のトヨタの世界販売は前年同期比7%増の2368000台。13月期はGMを約9万台上回ったが、46月期では約4万台下回った。北米の不振が続くGMもアジアや欧州などでは好調を維持しており、76年ぶりとなる首位交代をめぐる競争は年末までもつれ込むことになりそうだ。

  いよいよ世界一の自動車メーカーの地位も夢じゃないようです。しかし、世界一にふさわしい企業理念を持って日本の将来を導くような会社であってくれればと願うのは私だけでしょうか。
  と、何時もトヨタに対して一言言いたくなる私ですが、たまには評価したくなることもあります。

  asahi.comより

  プリウス充電、家庭で トヨタが試験へ、実用化は世界初 20070719

  家庭用コンセントから充電できるトヨタ自動車の「プラグインハイブリッド車(HV)」が、月内にも公道の走行に必要な試験自動車の国土交通相認定を受ける見通しになった。走行試験で実証データを集め、世界初の実用化を目指す。低公害ディーゼルエンジンなど環境技術が多様化する中、通常のHVよりも更に環境負荷を抑えることで「トヨタのコア技術」(渡辺捷昭社長)とするHVの優位性を高める戦略だ。

  トヨタのプラグインHVは現行のプリウスをベースに開発。大容量の充電を可能にするため、従来のHVに搭載しているニッケル水素電池を、リチウムイオン電池に変更した。プラグインHVの認定を申請しているのはトヨタのみで、認定後は愛知県豊田市などの公道で安全性などを確認し、官公庁へのリース販売などから実用化を目指す。

 プラグインHVは、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて走る従来のHVに、家庭用の電源からも充電する仕組み。従来のHVはブレーキを踏んだ時のエネルギーなどを電気に変えて走行時に使っていたが、家庭で充電した電気も活用することで、電気モーターだけで走行できる距離が延び、燃費が改善する。

 また、より環境に優しいとされる電気自動車は1回の充電で走行できる距離が短いのが欠点だ。プラグインHVはガソリンエンジンを組み合わせることで、充電切れの不安が消える。

 ただ、量販化にはコスト削減とともに、電気モーターの走行距離をさらに延ばすための電池の改良が不可欠だ。現状は1回の充電で走行できる距離が15~20キロ程度とみられ、電池の大容量化や長寿命化などが課題となる。

  ハイブリッドにはそれ程魅力を感じていなかったのですが、プラグインとなるとぐっと魅力を感じてしまいます。と言うのも、毎日の通勤や買い物など近距離だけならバッテリーだけの使用で済んでしまいそうだし、バッテリー切れの心配もいらないとなるとバッテリー頼りの電気自動車より使い勝手は良さそうだからです。
  未だ、バッテリーの問題が解決できないために電気自動車の信頼性がもうひとつであるならそれまでの繋ぎとしてのプラグインハイブリッドは価値がありそうです。電気自動車待ちの間従来のクルマをつかうよりプラグインを使えば近距離では殆ど電気自動車として使えるメリットは大きいはずです。
  但し、車体をもっと小さく軽くして欲しいですね。そうすれば電気自動車としての使い方も増えそうです。もう一つ言えば、私のような貧乏人にも買えそうな値段まで落として欲しいものです。

久し振りにトヨタを応援したくなりました!


レンタル自転車システム

2007年07月21日 | 自転車・公共交通

  自転車通勤を始めた初日に、いざ走り出した途端に「あれっ!何かおかしいぞ」と違和感を覚えました。それは、自転車にはバックミラーがないので後の様子が分からないことでした。

 車で常にバックミラーで後方確認慣れてしまっていたので、後方の様子がわからないことがものすごく怖いのです。後の様子を見るためには後を振り返るしかありません。これには我ながら驚きました。。人間、慣れとはおそろしいものです。バックミラーを付ければ良いのですが根本的にやはり自動車と自転車が同じ道を走ることが間違っているのじゃないでしょうか。こうなるとやはり自転車道が欲しくなります。

 自転車と言えば、第2828回で取り上げたパリのレンタル自転車の記事が又ありました。

 時事ドットコムより

 2007/07/15-20:44 環境に優しい自転車を=パリ全域でレンタル制度-仏

 【パリ15日時事】環境に優しい自転車をもっと利用してもらおうと、パリ市は15日、市内全域を網羅する自転車レンタル制度をスタートさせた。フランスでは既に、南東部のリヨンで同様の制度が成功。慢性的な交通渋滞に悩む大都市パリも車の交通量を抑えるため、導入を決めた。

 「ベリブ」と呼ばれるパリの制度は、市内の道路約300メートル置きに、貸自転車の駐輪機と専用パス発券機を備えた無人のサイクルポートを設置。利用者はここでパスをクレジットカードで買って自転車を借り出し、目的地のポートで返す仕組みだ。当初は計750カ所、年末までに1500カ所のポートが設けられる。備え付けられた貸自転車は約1万台。

 パリは環境問題に本気で取り組む気ですね。昨日も取り上げた政府による太陽光発電のような表面だけで誤魔化そうとする政策と違って交通体系を本気で変え様としているようです。

 それに比べてわが日本の余りにも国民を馬鹿にした原発重視の環境対策はいずれ大きな問題を起こしそうです。今回の地震による柏崎刈羽原発のダメージでもそのいい加減な対策はばれ始めているのじゃないでしょうか。
 もう原発の限界を認めてその金を太陽光発電に回した方が良いのじゃないでしょうか。

それでも怒らない日本人!


全庁舎屋上

2007年07月20日 | 太陽光発電

  第2811回で取り上げた安倍首相の政府庁舎への太陽光発電設置の指示による計画の概要が出てきたようです。

 YOMIURI ONLINEより

 太陽光発電パネル、政府庁舎300棟に6年かけ設置 2007715日(日)

 政府は2007年度から12年度までの6か年で、全国の政府庁舎の屋上に太陽光発電パネルを設置する計画を進めている。

 対象は約300棟で、一般家庭約2500世帯の発電をまかなえる年間約1000万キロ・ワット時の発電が可能になる見通し。また、今後新築する庁舎については、積雪などで十分な日照量が確保できない場合を除き、すべての庁舎に太陽光発電を導入する方針だ。地球温暖化対策の一環。

 国の庁舎のうち、一定規模の太陽光発電パネルが設置できる建物は、地方の税務署や社会保険事務所などを含めて約3000に上る。政府は今後、さらに太陽光発電導入の対象を広げていく方針だ。

 たった300棟で年間1000万キロ・ワットですか。ということは設備としては1000分の1の発電の発電能力と言うことですから1万キロ・ワットということです。第2856回 で取り上げた世界の大規模発電所のスケールと比べてなんと小さな事でしょう。
  結局は本気じゃないということなのでしょう。

さすが日本、もう先は見えたかも!


ホンダ

2007年07月19日 | 太陽光発電

  昨日、自動車会社と石油会社に目指すべき方向が違うのじゃないかと非難したら偶然でしょうか第2826回でも取り上げたホンダが太陽光発電に本格的に乗り出すようです。

 NIKKEI NET 7月16日より

 ホンダ、光発電に本格参入・全国200店展開

 国内メーカー各社が家庭向けの省エネルギー製品の開発・販売を加速している。ホンダは2009年春までに全国200の販売店網を整備して家庭向けの太陽光発電システムに本格参入。東芝グループは白熱電球に比べ消費電力が7分の1の発光ダイオード(LED)照明を発売した。京都議定書が定める温暖化ガスの排出削減目標の達成には家庭の排出抑制が大きな課題。各社は省エネをキーワードに新たな市場を開拓する。

 家庭の05年度の二酸化炭素(CO2)排出量は17430万トンと日本全体の14%を占め、京都議定書の目標の基準年となる1990年度より約4割増えた。その6割が電力消費による間接的な排出。日本の自動車業界が石油危機を機に低燃費車の開発で世界シェアを高めたように、最先端の省エネ製品を開発できれば世界に市場が広がる可能性がある。(07:00)

ホンダの本音がどこにあるかは分かりませんが、兎に角、太陽光発電に取り組むその姿勢を素直に評価したいと思います。
  ゆくゆくはこの太陽光発電をクルマに活かして、電気自動車や太陽電池をボディに採用した太陽電池自動車なんて方向に進んでもらいたいものです。そうなれば、将来、トヨタを抜いて世界一の企業になることも夢じゃないかもしれません。

 参考:2007年6月12日ホンダソルテック、薄膜太陽電池の販売を開始

是非やって欲しいものです!


企業番付

2007年07月18日 | 国際

  トヨタの躍進は停まる気配を見せませんね。世界企業番付で6位に躍進だそうです。

FujiSankei Business i.より

トヨタ、6位に躍進 米誌の世界企業500社番付 2007/7/13

 米経済誌フォーチュンが11日発表した今年の世界企業500社番付(2006年売上高ベース)によると、米小売り最大手ウォルマート・ストアーズが2年ぶりに首位に返り咲いた。トヨタ自動車は8位から6位に躍進し、自動車業界トップの米ゼネラル・モーターズ(GM、5位)に迫った。

 ウォルマートの売上高は前年比11%増の3511億ドル(約42兆8000億円)。前年1位の米石油大手エクソンモービルは2位に後退したものの、原油価格の高止まりを背景に純利益では395億ドル(約4兆8000億円)と首位を維持した。

 また、3位に英蘭系のロイヤル・ダッチ・シェル、4位に英BPが入るなど、石油会社は売上高上位10社のうち6社を占めた。自動車は3社だった。

 日本勢ではトヨタのほか、37位にホンダ(前年は31位)、40位にNTT(同24位)、45位に日産自動車(同41位)、48位に日立製作所(同38位)がランクインするなど、67社が名を連ねた。国別では米国(162社)に次ぐ2位だった。(ニューヨーク 時事)

 トヨタの6位も凄いですが、上位10社の顔ぶれを見ると、トップのウォルマート以外は自動車会社3社と石油会社6社じゃないですか。之を見ていると、地球温暖化問題が真剣に考えられるとは思えませんね。

 もしかしたら、石油業界は温暖化や枯渇問題で危機感を煽って値段の高騰を画策しているのかもしれないと思えます。

 自動車会社も一見危機感を感じているように見せて、トヨタのハイブリットやヨーロッパのディーゼルへの移行や燃料電池車、バイオエタノールなどで新しい車に買い換えさせようとしているのじゃないでしょうか。

 そうした目先の誤魔化しで消費者の目をくらませ、根本的に公共交通主体の石油を使わない交通体系に持っていくべき方向であることを気づかせないように必死になっているのじゃないかと考えるのは私だけでしょうか。

 近距離は太陽光発電を利用した電気自動車、長距離や貨物輸送はは鉄道を主体とした公共交通こそが目指すべき道であるからには自動車会社も電気自動車の開発に主力を注ぐべきじゃないでしょうか。

 石油会社はその後押しとしてどんどん石油を値上げすれば良い。その金で太陽電池の製造を始めコストダウンに貢献してもらったら良いでしょう。

言い過ぎかな!


8周年

2007年07月17日 | 日記・その他

  第318話第668話第1032話第1397回第1763回第2128回第2493回と続け今日から9年目に突入です。
 何気なく始めてしまったものの何時しか強迫観念のようなものに取り付かれ毎日の更新を続けるうちとうとう8年間が経ってしまった。こうなると今度は10年を目指したくなってしまいます。
 とは言いながらも後2年間続ける事が出来るかは全く自信が持てません。しかしながら挑戦する楽しみはあります。まぁ、肩肘はらずになるようになるさの精神でいきましょう。どうなることやら。

  さて、例年通り、17日の祇園祭りですが、今年は休みが一日ずれて17日はウィークディになりましたが、宵山が連休なので去年並みの人では確保できるかもしれないと思っていましたが、4号台風に襲われてしまいました。しかしながら、15日には通り過ぎてしまったので宵々、宵山は大丈夫のようですから意外と影響は無かったかもしれません。
  その4号台風のお陰で、又しても早明浦ダムのピンチが救われました。14日の夕方には貯水量が100%に達し、今年の夏の水不足の心配はなくなったようです。

 それにしても、2年前の第2180回の時と同じように早明浦ダムの危機は一回の台風で解消されました。これは一体何を表しているのでしょうか。自然の力の凄さでしょうか。それとも異常気象なのでしょうか。

いずれにしても、不気味です!