団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

自転車専用レーン

2008年12月31日 | 自転車・公共交通

  第3207回等で取り上げた路面電車やレンタル自転車などで積極的に街づくりを考えている高松市が今度は自転車専用レーンを考えているそうです。

26日、読売新聞

 高松 自転車モデル都市に

専用レーン実験など県へ提案

「自転車を利用した香川の新しい都市づくりを進める協議会」高松地区委員会(会長=大西秀人・高松市長)は25日、高松市役所近くの市道で斜線の一部を自転車道専用レーンにする実験などを盛り込んだ計画書をまとめ、協議会長をつとめる真鍋知事に提出した。

 計画では、高松番長郵便局から香川大までの市道約1キロで、片側2車線のうち1車線ずつを自転車専用レーンとして開放し、通行量や渋滞の有無などを調べ、自転車利用者の意見を聞き取る。

 このほか、放置自転車対策として、自転車販売時に保証金を上乗せし、廃棄時に返金する「デポジット制」を導入。サイクリングマップを作成して自転車利用を促すなどとしている。いずれも来年2月頃から2016年3月末までに順次、実施するという。

 この日、県庁を訪れた大西市長は真鍋知事に計画書を手渡し、「計画作成が終わりではなく、全国のモデル都市になれるよう取り組んでいきたい」と述べた。真鍋知事は「県も含め、みんなで一歩ずつ前進していくことが大切」と応じた。

これですね。以前私も書いたように、香川県は全国一の舗道率を誇るようにどちらかと言えば道が良すぎる傾向があります。幹線道路は片道3車線もあります。道が良すぎてスピードが出過ぎるということもあります。
  今や不景気もあってクルマも減少傾向にあるようなので、この際車線を一つ自転車専用レーンとして使うことは時代にも合っている筈です。
  これを是非どんどん進めていって欲しいものです。路面電車と自転車による街づくりが進めば益々クルマは減り、資源の浪費も減り、環境も良くなり、その上、交通事故による犠牲者も減るはずです。

良いことばかりです!


補助金

2008年12月30日 | 太陽光発電

  第3314回でやっと決まったようですと書いた太陽光発電の補助金が正式に発表になったようです。

  JPEA 太陽光発電協会より

  -PEC 太陽光発電普及拡大センター

  1224日 平成20年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 2009113日(火)より募集開始

  平成20年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金募集開始のお知らせと概要について

 有限責任中間法人太陽光発電協会(代表理事:川村誠/京セラ社長)は、200917日に太陽光発電普及拡大センター(Japan Photovoltaic Expansion Center:略称J-PEC)を開設し、経済産業省が定めた住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金交付要綱に基づく補助事業者として、113日より平成20年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金の募集を開始しますので、お知らせ致します。

 ≪補助金交付の目的≫京都議定書目標達成計画等で示されている太陽光発電の導入目標を達成するため及びその後の太陽光発電の大量導入を可能とするため、住宅用太陽光発電システムの価格低下を促しつつ市場の拡大を図ることを目的とする。

≪募集期間≫募集期間:2009113日(火)~ 2009331日(火)

 ≪補助金額≫対象システムを構成する太陽電池モジュールの公称最大出力1kWあたり 7万円

≪補助金予算額及び想定補助件数≫総額90億円の補助金予算により35,000件程度の補助件数を想定

≪対象者≫自ら居住する住宅にシステムを設置する個人で、電灯契約をしている方

≪対象システム≫以下の要件を満たすことを条件とする

 1.太陽電池モジュールの変換効率が一定の数値を上回ること(太陽電池の種別毎に基準値を設定)。

2.一定の品質・性能が確保され、設置後のサポート等がメーカー等によって確保されていること。

3.最大出力が10kW未満で、且つシステム価格が70万円(税抜)/kW以下であること。・・・以下略

  4月まで待たなくても良くなったので業界にとっては助かりますね。どのくらいの買い控えがあったかは分かりませんがこれで少しでも設置に弾みがつけば良いのですが。
  それにしても、日本の政府ってどうしてこんなに頭が固いのでしょうね。裏で電力会社などの思惑が働いているのだろうとは思いますが、同じお金を使ってもドイツ方式のような有効な方法を取らずに相変わらずの補助金方式です。天下り対策も入っているのかもしれません。

  それでも、何もないよりはましと言うものでしょう。この補助金で果たしてどれほどの効果が出るものかある意味では楽しみでもあります。
  しかしながらこの不況がどう影響するのか不安でもあります。

効果が出れば良いが!


窓にぷちぷち

2008年12月29日 | エネルギー 環境

  築30年近くなる我が家の弱点は耐震構造や断熱なんていう最近なら当たり前の建て方じゃないところです。当然、窓も2重にはなっていません。ですから、今頃の時期は外気が容赦なく襲ってきます。ちょっと曇って太陽の光が射さなくなったり、夕方になり太陽が沈むと、途端に窓から冷気が押し寄せてくるのがわかります。

 ということで、以前からやってみたいなと思っていたことがありました。太陽光発電でお世話になった奥さんがガラス窓にあの梱包財のプチプチを貼っていたので、これは何ですかと聞くと、これで断熱効果があるんですよということでした。これは面白い、何時か我が家でもやってみたいもんだと考えていました。といいながらも、生来の怠け癖で取り掛かることも無く放っていました。
  ところが、最近、何時もの
NHKテレビ、NHKニュース おはよう日本『まちかど情報室』 2008 1215日(月)放送を見ていたらまさにそのものが取り上げられていました。

 「お得にポカポカ 窓際から冷気撃退」

 窓際を暖めることで、寒さを防いでくれる上、暖房費の節約にもなるという製品がいろいろと登場している。

   株式会社ニトムズ 窓ガラス発熱シート

 これだ、やはりこれはやらなくちゃと思ったものの、これは、単価が問題です。座椅子の時にも発揮したドケチ精神がこれの購入を許しません。となるとやることは一つ、あのプチプチを代わりに使うことです。

  ところであのプチプチの本当の名前はと調べてみました。

  ウィキペディアより

 気泡緩衝材

 ・・・略

  メーカーによって「エアキャップ」「プチプチ」「ミナパック」「エアパッキン」「エアクッション」「エアマット」「キャプロン」「エアーバック」等の商標が、一般名称のように使われている。・・・以下略

 と言う事で、早速プチプチのロールを買ってきました。180センチメートル×20メートルで1,500円弱でした。これなら失敗しても大きなダメージにはならないでしょう。

 で、早速やってみました。窓に合わせて切断、貼り付けは霧吹きで水を吹き付けて貼るだけです。ここで、ちょっと予定外のことがありました。我が家の窓ガラスは模様付きなのですが、その凸凹模様が内側についているのです。てっきり内側が滑らかな方だと思っていたので、「しまった、これじゃ水では付かないかも」とショックでしたが、そこは何時もの「マァいいか、やってみて駄目なら考えよう」でエイヤッと貼ってみると、どうやらくっつきそうです。やっぱり、考えるよりやってみることですね。ということで、見事に成功しました。

 写真を撮ってみました。

 

 さて、効果の方はどうでしょう。値段が値段なので大きな効果は期待できないかも。

マア、気分だけでも効果はあるでしょう!


ロンドン

2008年12月28日 | エネルギー 環境

  1130第3360回で取り上げた「自転車都市こそ文明都市」だと発言したロンドンの市長が又してもやってくれました。

  ロンドン名物の2階建てバスが復活

 ロンドン名物だった「ルートマスター」と呼ばれる旧型の赤い2階建てバスが、デザインを一新し復活する。

 車掌付きで後部の乗降口にドアがない旧型は、どこでも乗り降りできたが、安全確保や人件費削減のため2005年に姿を消した。今年就任した市長が復活を約束、公募した約700のデザイン案から2種類の採用が決まった。車両に太陽光発電を使うなど環境にも配慮する計画で、五輪開催前の11年に導入される予定だ。(ロンドン支局)(20081224読売新聞)

 なかなかやりますね。願わくば電気自動車にするとかバスの変わりに路面電車にして欲しいところですが、やはりそれなりの理由があるのでしょう。

 しかし、こうやって世界有数の大都市のトップが率先して新しい考えを取り入れていくことは素晴らしいですね。やはり、石原さんもオリンピックよりこちらに力を入れた方が良いと思うのですが。

どうなんでしょう!


ガムのポイ捨て

2008年12月27日 | 日記・その他

  16にも書いた私の大嫌いなガムのポイ捨てを取り上げた面白い記事がありました。

 24日読売新聞香川版より

「商店街元気に」児童が知恵

 高松 ガムはがし競争にぎわう

 ・・・略

 この日は、保護者やボランティアの大学生の大学生らと商店街にゲームコーナ9箇所を設置。「楽しみながら商店街をきれいに」と、5分以内に取り除いた重さを競うガムはがしゲームでは、買い物客がへらで路上にこびりついたガムを除去。・・・以下略

 記事の写真を撮ってみました。

 

 この記事を読んで違和感を感じたのは、記者の方がこびりついたガムに関して何の反応をも示していないことでした。子どもがこびりついたガムを除去することを思いつくということは、それだけ日頃から気になっていたということでしょうから、その問題意識を取り上げて、その裏にある大人のマナーの無さを批判して欲しかった。

 子どもに指摘されるようなガムのポイ捨てをしている大人はこの記事を見てどう感じたのでしょうか。尤も、そんなことをするような人はこの記事を読んでも何にも感じないのかもしれません。

余りにも情けない!


航空機シート

2008年12月26日 | PC

  さて座椅子ついでにどんなシートがあるか探してみましたが、悪乗りついでに飛行機のシートも探してみました。チョッと古い記事がありました。

  [飛行機] ANA「トリプルセブン」のスーパーシートを限定販売 2006/02/22 18:28

  ホビダス・ニュース

 全日空商事から、ANA機で実際に使用されていたジェット機の二人掛け用スーパーシートが限定発売される。

 この商品は、ANAの使用機材ボーイング・777-300型ジェット機、通称「トリプルセブン」で実際に使われていた二人掛け用のスーパーシート。補修や殺菌クリーニングをした整備完済品で、脚部が家庭向きに仕様変更されている。メーカーは、航空機シート生産でプロペラ機の時代から40年以上携わっている小糸工業。スーパーシートならではの広めのサイズで、最大約105度の無断階リクライニング、ゆったり足を伸ばせるレッグ&フットレストなどの、くつろぎ機能付きだ。

 全日空商事が運営、発行する、インターネット通販「astyle」、DM通販誌「Goods Forest」、ANA機内通販誌「ANA SKY SHOP」で販売。価格は399000円(税込)。30台限定で、予約抽選締切りは430日。

  他にはヒットしませんでした。やはり中古となると少ないようです。最も、中古でも高すぎてどうにもなりませんが。

  と言うことで今度は製造元を探してみました。

  小糸工業株式会社

  航空機シート

  車両用シート

 

  天龍工業株式会社

  エルゴシーティング株式会社

 偶然見つけました、これは中古です。しかしこれも情報は古いようです。

  航空科学博物館“航空ジャンク市”! 目玉はなんとパイロットのシート!

 ということでこれといった情報を見つけることは出来ませんでしたが、いずれにしても私のポリシーである金のかからないには当てはまりそうもありません。

 参考:これが最新最強の国際線ビジネスシートだ!

 しかしこうなるともう個室ですね。日本にこれより良い書斎や個室を持っている人ってどのくらいいるのでしょうか。

  やはり、私には軽のシートが分相応のようです。

素直に満足します!


太陽光大型船

2008年12月25日 | 太陽光発電

  第3272回で取り上げた太陽光発電を搭載した船が完成したそうです。

   FujiSankei Business i.より 2008/12/20

  日本郵船と新日石 初の“太陽光大型船” CO2削減後押し 期待受け出帆  

  推進用動力に電気モーターや太陽光発電を利用した“エコシップ”の開発が進んでいる。船舶は、環境に配慮した「モーダルシフト」の受け皿の一つとして期待されている。なかでもエコシップは通常の船舶より温室効果ガスの削減効果が大きく、その流れを加速させそうだ。

 ≪家庭12軒分発電≫ 

 日本郵船は19日、新日本石油と共同で開発した太陽光パネル搭載の自動車運搬船「アウリガ・リーダー」(6万1000トン)の通電式を神戸市兵庫区の造船所で行い、愛媛県に向けて出帆させた。同船には畳より一回り小さい太陽光パネル328枚が搭載され、約6000台の自動車を運搬できる。4000台以上の自動車を収容できる大型運搬船としては、推進用動力の一部を太陽光でまかなう世界で初めての船舶だ。

 日本郵船によると、日照条件次第では一般家庭の12軒分の発電能力に相当する40キロワットを太陽光で供給することができる。船の推進用動力としては「10%未満にすぎない」が、エネルギーを大量消費する船舶にあって温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の削減効果が高い。このため通電式には荷主側としてトヨタ自動車の張富士夫会長も出席するなど同船に対する期待は大きい。

 これまで、船舶における太陽光発電の活用は、乗組員の生活用途に限られていた。海上は塩害や風圧、振動があるため、パネルの設置環境として過酷なためだ。

 このため日本郵船と新日石は、アウリガ・リーダーを商用として運航しながら太陽電池モジュールの耐久性や耐振動性能などを検証し、2010年をめどに本格的な実用船の発注を予定している。「高速な自動車運搬船ほどエネルギー消費量が大きい。普及すれば地球温暖化防止に大きく貢献できる」(日本郵船)と期待を示す。・・・以下略

 まだまだ一部しか賄えないようですが、その比率は徐々に高くなって行くでしょう。それ以上に、以前も取り上げたカイトや帆船などとの組み合わせを考えていくべきでしょう。

  帆船の記事をやっと見つけました。

  省エネ帆装船の今昔(2)

  その中ので紹介されている帆船です。

  バーチャル博物館 / 船の科学館より

  操帆タンカー “新愛徳丸” 1980

“新愛徳丸”は昭和55年(1980)に竣工した世界で最初の、操帆に人手を必要としない省エネ帆装商船の実用化第一船です。燃料消費を節約するために自然の風力エネルギーを利用するもので、財団法人日本船舶振興会の援助を受けて財団法人日本舶用機器開発協会が研究開発し、実用化にこぎつけたものです。操帆の自動化をはじめとして、船型やプロペラ、エンジンなどにも改善を行い、同型の在来船と比較して、約50%も燃料の節約をすることができました。

  動画もありました。

NIPPON SENPAKU SHINKOUKAI  

  ・・・略

  だが、実際に運航してみると50%も燃料を節約できると謳われたが、実際の燃料費節減は10%位だったり、帆装に関わるスペースやそのメンテナンスの費用が予想外にかかり営業的には成功したモデルではなかったのだろうと、ボクは想像している。やがて、神戸港の沖でも四角いセイルをつけた貨物船を見かけることはなくなった。・・・以下略

  どうやら計算通りには行かなかったようです。しかし、時代は変わっています。当時から比べればPCの進歩は想像を絶するものがあるのですからコンピューター制御などで当時では及びも付かないような効果も期待できるのじゃないでしょうか。

  どちらにしても、一つの方式で全てのエネルギーを賄うことじゃなく、太陽電池や風力の上に省エネ技術も総動員すれば全部とは言わないでもかなりな省エネにはなりそうな気がします。そして何時かは自然エネルギーだけで運行する船も夢ではなくなるかもしれません。

兎に角やってみることです!


ドライビングポジション

2008年12月24日 | PC

  昨日の座椅子でレカロのHPを見ていて以前第2342回で取り上げたドライビングポジションについての記事を見つけました。

  RECARO 正しい座り方について

 その中でも私が気にしていたヘッドレストの位置がはっきりと書かれていました。

 8. ヘッドレストの上端を、できるだけ頭の高さと同じになるよう調節します。傾き: 頭部との間隔が約2 cmになるようにします。

  以前に取り上げた10秒キャンペーンについて考えるでも「運転中もヘッドレストと頭の距離が常に4センチ未満に維持されていること」と書かれていました。
  やはり殆どヘッドレストに頭が付くくらいの間隔しか空けてはいけないようです。これならいっその事頭をヘッドレストに付けて運転しても良いのじゃないでしょうか。その状態でヘッドレストが頭を支えてくれるような構造になっていれば頭も楽だろうし首にも負担がかからないのじゃないでしょうか。
  こういうのは駄目なんでしょうか。尤も、わたしなんか運転しながら寝てしまいそうな気がします。これじゃ駄目ですね。
  その点は、座椅子にした場合は遠慮なくヘッドレストを枕として使えるので本当に楽です。いつでも寝れるし。

  クルマのシートは運転するより座椅子にする方が余程有意義な使い方かも。

言い過ぎか!


座椅子

2008年12月23日 | PC

  我ながら良い出来だと悦に入って毎日使っている座椅子ですが、私のはクルマの中では最低のグレードと言える軽自動車のものです。そのシートでこれだけ座り心地の良い物が出来るのですから高級車や外車のシートを使えばきっと良いものができるでしょうね。

  そこで、シートの高級品ってどのくらいの価格のものか調べてみました。

 もちろんレカロを一番に調べてみました。

  RECARO

  ORTHOPAD(オルソペド)

  RTHOPAD シート本体税込価格378,000

  MAGNIFICA

  MAGNIFICA シート本体税込価格 - 840,000

  SP-X

  シート本体税込価格:¥808,500

凄いですね、高いとは知っていましたが、これほどとは。私の中古車が十分買えてしまいます。私とは世界が違うようです。

  中古も調べてみました。専門店がありました。

  レカロ専門店 RECARO Special Shop FREESTYLE

  ここでもとんでもない値段です。やはり私には廃車の利用が合っているようです。それでもこんなシートも廃車のときには破棄されるんでしょうね。勿体無いですね。これを利用しない手はないですね。

  ということでいろいろ探して、やっと見つけました。これは私のコンセプトと同じです。

 自動車シートから生まれたエコかっこいいリクライニングチェアー

 座椅子だけでなく椅子にも利用しています。値段は29,800円当たりのようです。手間から考えると妥当なところかもしれません。

  それにしても、私の考えるようなことは既にやられていますね。お客さんの評判も良さそうです。売れ行きはどうなんでしょう。

気になるところです!


枝条架

2008年12月22日 | 坂出

  我坂出市が瀬戸大橋以前に知られていたことに塩田があります。私の子供の頃には第1359回第2921回でも書いた竹でできた枝条架(しじょうか)があちこちにありました。それが塩田と言うものだと当たり前のように思っていましたが何時の間にか消え跡地は住宅街などに変わってしまいました。今や昔の塩田の面影は殆ど見ることは出来ません。
参考:
たばこと塩の博物館 → 流下式塩田

  サイト巡りでその懐かしい枝条架に出会いました。なんと全く別の用途で復活していたのです。

  日経Ecolomyより

  エコと好感度の一石二鳥!竹でできた“ある装置”とは(08/12/18)

  ・・・略

  別府の湯は熱い!源泉の温度が100℃を超える温泉が14ヵ所もある。沸騰状態で湧く源泉を“いい湯加減”の42℃付近まで冷ますことは意外と厄介だ。湯ざましをウッカリ作り忘れた晩に、沸騰したヤカンの湯で赤ちゃんのミルクを作るのは大変でしょう?・・・中略

 恐らく、高価な素材を使って対策を万全に行えば、熱エネルギーは回収できるだろう。実際、それに適した泉質や条件の温泉地もある。しかし、多くの場合は製造時のCO2排出や使用エネルギーは莫大なものになる。コストも考えれば、地熱発電所のような大型プロジェクトでは成り立っても、個々の温泉施設での熱回収は未だ現実的ではないと考えられる。

 では、と開き直って、熱い温泉に水道水を混ぜれば良いか?蛇口から水ジャージャーでは温泉の効能を目当てに来てくれたお客さんの好感度も下がる。水道代も大変だし、エコにも良くない。悩んだ温泉経営者たちが思い至ったのは、竹で作られた「塩田」だった。

 塩田と聞くと、砂浜を区画に分け、海水を散布して水分を蒸発させる「入浜式塩田(いりはましきえんでん)」をイメージする。しかし、昭和20年代に技術革新が起こった。ポンプアップした海水を、屋根状に組んだ竹枝にしたたり落として「雨」を降らせ、水分を蒸発させる「流下式塩田(りゅうかしきえんでん)」がその後20年間ほど、日本中を席巻したのである。

 見てのとおり、無数の水滴にすることで表面積を増やし、蒸発しやすくして海水中の塩分を高めるシンプルな構造である。写真を見た瞬間、温泉経営者と私は「これだ!」と叫んでいた。

 水分が蒸発する際には「気化熱」が大量に奪われる。この塩田装置は、そのまま温泉の冷却装置になり得る!しかも竹製だから腐食やスケール付着にも強い。加えて、かつて数十年、日本各地の海岸で目にしていたノスタルジーをも演出できる。温泉は、無味乾燥な工場やビルの屋上とは違う。プラスチック製や金属製のクーリングタワーにはない、癒しを感じられる空間に最適の温泉冷却装置が実現できる!・・・以下略

  面白いものですね。用途を終え市場から消えていたものが新たな使い道を見つけて復活するなんて、なんだか昨日まで書いた私の座椅子を思い浮かべてしまいました。

  それにしても、あの毎日の生活の中で当たり前のように目にしていた枝条架を又目にすることができればきっと懐かしさにこみ上げるものがありそうです。
  しかし、50年くらい前の生活を思い出せば今から目指すべき省エネ生活のヒントになりそうなものが沢山ありそうな気がします。

 つまりは、ここ50年くらいで人間の生活が有り余るエネルギーを好きなだけ消費するという人類史上かってない異常な時代を経験したと言っても良いのじゃないでしょうか。だから、その当時の生活を知っている我々以上の歳の人間が生きている間にもう一度行き過ぎた生活を元に戻すチャンスがありそうな気がします。
  この機会を逃せばそんな生活をしたことのない人達には想像も付かないでしょうから。

最後のチャンスかも!


★座椅子

2008年12月21日 | PC

  座椅子の台を写真に撮って見ました。スライドがそのまま使えるようになりました。これは私の使い方がパソコンの下にもぐり込むので意外と便利かもしれません。

 

 というのも、今は、パソコンをスライドさせてもぐり込む方法を採っているからです。昨日の写真で、ノートパソコンが前後にスライドしているのが判るでしょうか。これもどうやってパソコンの下にもぐり込むか色々と考えてやっとこの方法にたどり着いたものです。もっといい方法がありそうですが、なにしろ基本が費用を掛けないという相変わらずのケチケチ精神なのでこの程度しか思いつきませんでした。本当は蝶番のようなものを使ってやりたかったのですが、強度をもたすためにはある程度の費用も掛かりそうなので今の方式にしたものです。板2枚と針金のハンガーで作っています。

 我ながら、みすぼらしい方法ですが、ちゃんと役目は果たしているのでよしとしましょう。

相変わらずの極貧パソコンライフです!


★パソコン生活

2008年12月20日 | PC

  昨日の座椅子ですが、私の文章ではパソコン生活がよく分からないと思われるのでやはり写真を撮ってみました。

 

 

  今はデスクトップでなくノートをメインに使っているのでキーボードを腹の上に乗せることは出来ませんがマウスはそうしています。特にトラックボール式のマウスを頂いた(Aさん有難うございます)ことから腹の上で使いやすくなり重宝しています。冬場はその上から毛布をかぶってネット三昧です。しょっちゅうマウスを握ったまま居眠りしています。余り他人に見せられた姿じゃないですね。

しかし楽ですよ!


★座椅子

2008年12月19日 | PC

  私のパソコン生活は座椅子に座ってというスタイルを大阪での単身赴任時代の最初から続けています。キーボードとマウスを腹の上に置いてという何とも横着なスタイルです。大阪ではそのまま座椅子で寝たりしていました。傍から見たら顰蹙を買うでしょうが私としては一番楽な姿勢ということでこれで通しています。
  このスタイルで一日何時間もネット三昧です。ですから座椅子と言うものは私にとっては生活の大部分を占める大事なものです。ところが、この座椅子というのは丈夫なものが余りありません。高いものを買えばそれなりに丈夫なのでしょうが、私のケチ精神(と言うか安物買いの銭失いとも言います)がそれを許しません。貧乏人としてはできるだけ安くて丈夫なものが欲しいのです。しかし、これはやはり無理があるようです。
 そこで、誰もが思いつくことでしょうが長い間暖めてきた考えがありました。それは自動車のシートを使うことです。あれならそう簡単には壊れないはずです。しかし、当然新しいものは高くて手が出ません。つまり、私の得意の中古品を狙うのです。特に廃車にする車ならシートも安く手に入るのじゃないでしょうか、

  そして、今度、私の中古車が車検を取るには古すぎて廃車にすることになったのです。と言うことで、その車(ダイハツミラ)の助手席のシートを取り外しました。そのままでは取付金具があったり左右の高さが違ったりと上手く収まらないので、金具は切り取り、底に木で台座を作り左右の高さをそろえてその上に置くようにしました尤も、この台座は今使っている座椅子用に作ったものですが何とか流用できそうです。これなら床を傷めることもありません。これでとうとう長い間の夢が遂に実現しました。

  早速写真を撮ってみました。

 

  どうです結構さまになっているでしょう。当然リクライニングの調整も細かく利くので座り心地は上等です。これなら当分壊れないのじゃないでしょうか。しかし、こうなると軽じゃなくて外車あたりの座席だったらもっと良い物ができそうです。
  解体業者さんあたり、こうした廃品利用で売り出せば結構需要があるのじゃないでしょうか。チョッとやってみたい気もします。

しかし、私も暇ですね!


動物保護の家

2008年12月18日 | 日本再生

  我が家には今、ネコが9匹います。動画で紹介させて貰った2代目の上に、この春ごろ、我が家のそばに捨てられたつがいが5匹の子を産み、その後に又2匹が捨てられたものです。仕方なく2代目は家の中で、他の捨て猫は外で餌をやっています。
  これ以上増えられても困るのでメスの親と子は避妊手術をしました。全くとんでもない出費です。自分の食い扶持も稼ぎかねている我が家が何でこんな目にあわなければならないのでしょうか。

  なんて、怒っていたら興味深い記事がありました。

  頂門の一針より

  動物保護の家  永冶ベックマン啓子(ながや ベックマン けいこ ドイツ ミュンヘン在住)09.12.2008

  現在ドイツ全土の町には、動物保護の家(Tier Heim)があり、その一番古いものはシュトゥットガルトだと言われる。

 2番目に古いミュンヘンでは、1842年 弁護士のイグナツ・ペルナー氏が動物の権利を守る為に動物愛護協会を設立し、既に166年間の歴史がある。

 人間の様々な無責任で身勝手な理由や都合で捨てられたり、飼い主と別れたりした犬や猫、家出や迷子になった小動物、その他ウサギ、天竺ねずみ等の小動物、傷ついた野生の動物、税関で見付かった猿などの保護動物等、年間8,00010,000 匹が、人口135万人のミュンヘンの動物保護の家に届けられる。

 届けられると、全て健康の診断と管理、不妊の手術、問題のある犬の場合は教育訓練がなされ、室内と外が繋がっている清潔な部屋が宛がわれる。

 現在パートの人,獣医4人を含めて全部で47人が働いている。ミュンヘン市とその近郊地域の動物保護の課題を、この動物保護の家が、警察や獣医、税関からの協力を得て、動物愛護精神を持つ名誉職やボランティアの人々と、動物愛護協会会員の寄付金のみで運営されている。毎日、ボランティアで何匹もの犬の好きな散歩を担当している人達がいる。

 年間会費は、子供と若者・年金生活者が、10ユーロ(約1,300円)、そのほかは31ユーロである。筆者もメンバーの1人である。1万6千人いた会員が、高齢者が多かった為に激減している問題もあるという。時には、不動産などの全財産を寄付する事を遺言にした人もいると聞いた。

 届けられたほぼ全ての動物は、28日間以内に、新しい飼い主を見つける事が出来るという。見付からない場合は、写真と不幸なヒストリーを載せたパンフレットを作成し配られたり、テレビでも紹介して里親探しをしている。

 それでも、どうしても里親が見付からない問題ある動物は、郊外に“動物慈悲の家”があるので、そこで生涯を過ごす事になる。

 安楽死は、獣医のみが病気を判断して、注射をする事が許可されている。ドイツの家庭で、犬やウサギが欲しい、猫を飼いたい、という希望があった場合、まず最初に訪問するのが、この動物保護の家である。週水曜日~日曜日の午後1時から4時までの時間帯で、誰でも訪問する事が出来、そこで犬や猫、ウサギとの出会いを感じたら、家族の一員として連れて帰る事ができる。現在、猫との出会いの広場用に、新しい施設が建造中である。

 人間に信頼を裏切られ、絶望して恐怖心やノイローゼになっている可哀想な小動物が、再び新しい心ある飼い主に出会え、新たに生きるチャンスが得られる機会がここにはある。犬生や猫生は短く、人間に依存しなければ生きられない。

 日本からの視察団と訪問した折には、ルーマニアの姉妹動物保護の家から丁度63匹の犬が到着したばかりの時であった。情動脳がある犬は、感情表現が実に豊かで複雑にあり、心からその犬達の新しい幸せを願わずにはいられなかった。

 来週にはフランスから、猿が1匹税関で保護されて、ミュンヘンに来る予定だとも聞いた。密輸入された猿を保護できる場所は、少ない。日本でも、動物愛護団体が、大小様々に出来て活動は増えてはいるようだ。

 しかし、いまだに保健所では、おぞましい名ばかりの“ドリーム・ルーム”で二酸化炭素を使い処分しているその数が、全国で40万匹とも言われる。

 暗い、驚くべき数字である。これだけは早急に廃止するべきで、対策を立てなくてはならない動物保護と教育社会問題でもあると思う。・・・以下略

  ドイツってこんなことやってるんですね。そうなると当たり前のように殺している日本も反省が必要ですね。
  こんな話を聞くと、あの飼い犬が保険所で殺された敵と言って官僚の
OBを殺した小泉なる犯人を一概に責められないのかもしれません。彼がドイツ人だったらそんな目には合わなかったかもしれません。
  我が家にだって、こんなに捨て猫が集まるなんてこともなかったでしょう。

複雑な思いです!


電動自転車

2008年12月17日 | エネルギー 環境

  第3359回で郵政が採用することを取り上げた電動自転車が売れているようです。サンヨーが新製品を出し、元祖のヤマハとブリヂストンが男性の通勤用を出したそうです。

  自転車で十分と思っているので、いまだかって電動自転車なるものに乗ったことのない私ですし、多分これからも乗らない(単に資金がないだけですが)だろうとは思いますが、傾向としては歓迎すべきじゃないでしょうか。

 ビッグスリーが窮地に追いやられたように時代は、大型車から小型の省エネ車、そして電気自動車へと移ろうとしていますが、それ以上に庶民の意識は自転車や歩きに移っていると言えば希望的観測が過ぎるのかもしれませんが、早くそうなって欲しいものです。

 FujiSankei Business i.より 2008/12/11

 電動自転車が原付き抜く 20年出荷台数、新規制やガソリン高も影響

 平成20年の電動アシスト(補助)自転車の国内出荷台数が、排気量50cc未満の原動機付き自転車(原付き1種=スクーターなど)を初めて上回る見通しになった。ガソリン高や値ごろ感の向上で電動自転車が販売を伸ばしているのに対し、原付きは規制強化などの逆風もあって前年比で4割近い大幅減になる見込みだ。原付きの出荷台数は昭和57年のピーク時(278万台)から約10分の1に減る計算で、都市部での「生活の足」の主役が交代する。

 今年1~10月の電動自転車の国内出荷台数は27万1515台に上っており、年30万台の大台に到達する見通し。一方、1~10月の原付き出荷台数は前年同期比36・4%減の25万2385台と激減している。11~12月も販売が上向く兆候はなく、このペースで推移すれば年29万台前後にとどまりそうだ。13年までは原付きの出荷台数は電動自転車の約3倍だったが、7年間で逆転した格好だ。・・・以下略

   クルマからバイクそして電動自転車、究極は自転車から歩きとなればこれ以上無い省エネと言えます。この傾向を生かす為にも早く自転車道や歩道の整備を進めて欲しいものです。しかしながら今の人たちが本気になってこう考えるときが来るでしょうか。

  地球温暖化とかエネルギー問題とか言う前になんでも浪費する生活習慣を改めることの方が大切なのではないでしょうか。もっと謙虚に生きることも必要な気がします。

そう思いませんか!