団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

全庁舎屋上

2007年05月31日 | 太陽光発電

  

松岡大臣の自殺には驚きました。最初のニュースを聞いたとき殺しても死なない人だと勝手に思っていたあの松岡氏大臣と自殺がどうしても結びつきませんでした。私の人を見る目も大した事無さそうです。

  その衝撃に続いて、これも一瞬信じられないようなニュースを目にしました。昨日も取り上げた安倍首相のやる気は本当かもしれません。

  YOMIURI ONLINE

  国管理の全庁舎屋上、太陽光発電か屋上緑化に…首相が指示

  安倍首相は29日、政府の地球温暖化対策推進本部の会合で、温室効果ガス削減に向け、国が管理しているすべての庁舎の屋上で、太陽光発電か屋上緑化を実施するよう指示した。

 各省庁では、太陽電池を効率的に行える延べ床面積1000平方メートル以上の全庁舎について今月中にもリストアップし、早急に導入する予定。

首相は「現状の対策のままでは、京都議定書の目標達成が極めて厳しい状況にある。目標の達成のためには、政府が率先して取り組み、自治体や幅広い業界にも取り組みを促す必要がある」と述べた。(20075292113読売新聞)

 日頃から、国や自治体など公共施設の屋根と言う屋根には太陽電池を設置すべきと思っていた私としてはやっとこういうトップが現れたかと感激です。
  これで、いよいよ日本の太陽光発電が動き出すかもしれません。国の施設と言わずあらゆる公共施設には直ぐにも設置に掛かって欲しいものです。それにより、コストダウンが進めば、住宅用も一気に進む可能性があります。
  太陽光発電の営業に敗れてしまって貢献はできなくなった私ですが、日本の未来の為には素直に喜びたい。
  しかしながら、本当に実現するのかとの疑惑の念もあります。何かと取りざたされる安倍首相ですが、ここは期待したいと思います。

頑張ってください!


2050年

2007年05月30日 | エネルギー 環境

  

太陽光発電に対する政府の無策を散々非難してきましたが、今回の安倍首相の2050年CO2半減宣言には驚きました。安倍さん、何処まで本気なのか、それとも只、言ってみただけなのか。もし本気で取り組むつもりなのであれば太陽光発電も追い風が吹くかもしれません。間違っても、原子力発電を促進なんて方向には行かないで欲しいものです。

  何時もの市民のための環境学ガイドが私の日頃の主張を見事に書いてくれていました。

  安倍首相の大胆提案と実現可能性 05.26.2007

  安倍首相は、5月24日の夜、アロヨ・フィリピン大統領などが参加した会議「アジアの未来」で講演、2050年までに全世界の二酸化炭素など温室効果ガスを現状から半減させることを全世界の共通の目標として掲げ、ポスト京都となる13年以降には、米国、中国、インドなどのすべての主要排出国が参加できる枠組み作りを提唱した。・・・中略

  B君:やはり家庭用、オフィス用の電気代への課徴金ではないか。例えば、1kWhあたりの電気代の50%分値上げ。産業用は据え置き。これを、電力事業者が、再生可能エネルギー導入のための追加費用、例えば、再生可能エネルギーの購入価格を3倍にして、ドイツなみにするとか、電力網を格段に強化して、大量の再生可能エネルギーが導入できるようにする、火力発電なら高効率発電を導入するなどの特定目的に使用することを義務付ける。・・・中略

  A君:乗用車、個人用商用車用のガソリン、軽油代にも課徴金が必要。リットルあたり100円ぐらい。こうなれば、これまで本HPで攻撃してきた大型自家用車、燃費の悪い軽などが多少減る。ただ、この収入を何に使うか、それが難しい。地方自治体の公共交通(新路面電車)の新設などによる都市構造の根本的変更に使うのが良いのかもしれない。大都市なら、電気自動車を使ったカーシェアリングとかいったのはどうでしょう。・・・以下略

  太陽光発電と公共交通を主体にした交通体系に電気自動車。これこそが世界が進むべき方向であることは間違い無さそうです。この中で、個々に省エネを促進して行けば50%削減も実現は不可能ではないでしょう。

要は、本気かどうか!


ガム

2007年05月29日 | 日記・その他

  昨日のタバコのポイ捨ても非常に腹立たしいし、その想像力のなさに怒りを覚えますが、それ以上に信じられないのがこの部屋の最初の頃・第71話で取り上げたガムの吐き捨てです。
  交差点などに無数にある黒いしみがガムだと知った時には信じられない想いで「日本人のモラルはここまで落ちているのか」と愕然としたものです。
  しかし、これは大阪での単身時代の歩きと地下鉄などでの移動が主体だったからこそ目に付いたのであって、帰ってきたこちらで自動車ばかりに乗るようになってほとんど気が付かなくなっていました。
  先日も、偶然ニュースで大阪の御堂筋の会社の人が前の道路のガムを
スクレイパーのようなもので一つ一つこそげているのを見て、相変わらず大阪のマナーは悪いなぁと思ったものでした。
  ところが、体育館に勤務するようになって暫らくして玄関のタイルの上にあのしみを見つけてしまったのです。まさか、公共施設の玄関であのしみを目にするとは正直信じられないものがありました。
しかし、注意してみるとあちこちにそのしみはありました。道路への吐き捨ても許せませんが、こんな公共施設の玄関にガムを吐き捨てる人がいるとは、坂出市のモラルも大したことはなさそうです。

  と、憤っていてもどうにもなりません。そこで早速、あのニュースで見たようなスクレイパー(体育館にそれに近いものが偶然ありました)で掃除に挑戦してみました。
  これが、やってみると結構うまく取れるのです。何年も経って変質してしまったものは意外と簡単に取れます。それに比べて比較的新しいものはまだ下の方はガムの白さも残って粘着力もあり取り難いものがあります。一番厄介なのは、捨てられてあまり日が経っていないものです。表面の色もまだ真っ黒になる前で粘って簡単には取れません。
しかし、それもタイルの上だから何とか取れましたが、アスファルトの通路に吐かれたものはほとんど不可能でした。これは、黒に黒で余り目立たないのでマァいいかと諦めました。
  なんて、結構面白がってやりましたが、それでも100個以上はあったのじゃないでしょうか。まだまだ見落としもありそうなのでこれからも注意して除去していくつもりです。

  それにしても、自分たちが利用している施設の玄関にガムを吐き捨てるなんて一体どういう気持ちなんでしょう。

信じられません!


タバコ

2007年05月28日 | 日記・その他

   第2805回でも書いたように現在の体育館での周辺清掃で相変わらずタバコの吸殻の多さにタバコのみのマナーの悪さに感心させらる毎日です。
  しかし、そんなタバコも若者の嗜好品ではなくなってきているようです。

  時事ドットコムより

  2007/05/26-06:18 新社会人の9割吸わず=喫煙社員にマイナスイメージ

  新社会人の約9割はたばこを吸わず、喫煙する会社員に抱くイメージは良くないことが26日、ジョンソン・エンド・ジョンソン社のインターネット調査で分かった。4人に1人は会社選びでオフィスの禁煙環境を考慮しており、新社会人の非喫煙志向がうかがえた。

 調査は、今年4月に就職した全国の20~25歳の男女を対象に実施。各250人、計500人の回答を分析した。

 喫煙したことがない人は75.8%、吸っていてやめた人は12.2%で、習慣的に喫煙している人は12.0%。喫煙しない理由(複数回答)は「体に悪い」が65.2%で最も多く、「お金が掛かる」「髪や服ににおいが付く」と続いた。

 たばこの効用(同)では「ストレス解消」(46.2%)、「リラックス効果」(24.6%)などが挙がったが、「自分の健康を害する」(94.2%)「周りの人の健康を害する」(89.8%)など害を挙げる人の方が圧倒的に多かった。

  良い傾向ですね。クルマを選ばなくなった若者はタバコも選ばなくなってきているのでしょうか。ここにも携帯の影響があるのかもしれません。それにしても、今時の若い人の好みは我々の時代とは全く違ってきているのかもしれません。意外と、健全なのかも。

意外と未来は明るいのかも!


ムラサキカタバミ

2007年05月27日 | 日記・その他

  第2794回でどうやって退治するかと悩んだムラサキカタバミとの戦いは一筋縄ではいかないようです。
  どうしても1本1本手で抜く気持ちにはなれずに園芸店に農薬を探しに行きました。
レインボー薬品シバキープというのが芝生を痛めず雑草を枯らすとのことだったので試してみることにしました。ただし、ムラサキカタバミに効くかどうかははっきりとは謳っていませんのでどうなるかはわかりません。

  早速、使ってみました。2リットル入りのを買ったのですが足りずに一部は残りましたが、後は、結果を見てからにします。2、3日して葉は一部白くなって枯れてきたようですが、説明書では3週間くらいかかるとのことなので直ぐには効果がわかりません。しかし、気の短い私としては3週間も待つ気にはなれません。

  ということで、薬が足らなかったところを手で抜いてみることにしました。ところが、思った以上に手強わく簡単には抜けそうもありません。そこで、以前を退治したように芝生を掘り起こして根っこから取ることにしました。芝生は枯れてしまうかもしれませんが、完全に退治するにはこれしかないかもしれません。
  これでも、少しでもうろこ状の塊が残れば又生えてくるそうですからきっと完全に退治するのには何年かは掛かりそうです。全く、その花の美しさにだまされて情けを掛けたのが命取りでした。
  とは言いながらも、やらなければ大変なことになりそうなのでやるしかなさそうです。芝生も枯れても2、3年もすれば元に戻るでしょう。
  ということで、芝生を掘り起こして見ましたが、聞きしに勝るはびこりようでした。芝生を掘り起こし、土を落としてやっと芝に絡まった根を取り除くことが出来ます。酷いところでは30㌢・㍍四方くらいの中に何十と
鱗形がからまっています。それを一本づつ芝の根から解きほぐすように取って行くのですから時間が掛かることおびただしいものがあります。これは、何時になったら終わるのか想像もつきません。やはり、農薬に頼りたい気持ちです。

さあ、どうする!


直流

2007年05月26日 | 太陽光発電

  第1938回第2735回で取り上げた直流ハウスの実現の後押しになってくれそうな記事が少し古いですがありました。

  Sankei WEBより

  【正論】首都大学東京学長・西澤潤一 日本の「先見的研究」を見直そう

  「直流送電」技術など環境保全に貢献

  ・・・略

  ≪直流送電の復活へ一歩≫

 最近、筆者の研究室で試作していたサイリスタという半導体デバイスが直流を交流に変換できることがわかった。長い間渇望されてきた技術で、発表したら米・ニューヨークのゼネラル・エレクトリック(GE)社の研究所から「見せて欲しい」という電話が入った。歓迎する、と答えたら翌日にはもう仙台に飛んで来た。いろいろ説明したあと、「何をやるつもりか」と聞くと、「直流送電をやりたい」とのことだった。電線を通してエネルギーを運ぶことを始めたエジソンは直流を使っていたのだが、交流送電を推進したテスラやスタインメッツに敗退したのだ。

 敗退の要因は変圧器だったが、サイリスタ半導体を利用すれば極めて効率の高い直流変圧器を作れる。これで、直流送電の復活が可能になると考えている。送電効率をみると、交流で猪苗代湖から東京までの距離に相当する200キロメートル送れるとしたら、直流送電なら1万キロメートル送れる。電線を40%太くすると2万キロメートル、北極と南極の間の距離になる。つまり全世界どこからどこへでも電気を送れることになるのだ。水力は東南アジアに大量にあるので、ここで発電し、十分なエネルギーを全世界へ送ることも可能だ。

 その後、ある日東京から電話があった。「私は石油輸出国機構(OPEC)の総裁だが、あなたは石油を使うなといっているが、事実か」。「その通りです」と説明したら、大切な話だから東京へきて説明してくれという。さらにOPEC総会でも話して欲しい、となってキプロス島まで行く羽目となった。

 ≪「できない」は責任回避≫

 何でもそうだが、科学技術などとくに「だめ、できない」といっていては技術者として責任を果たしたことにならない。これまでは水力発電で多くの電気をつくれても、遠ければ使うところまでもってこられなかった。直流送電と直流変圧器を利用すれば、その問題は解決する。

モーターなどの電気機械を周波数20~30キロヘルツの電力で動かせば、機器の大きさと重さは20分の1ぐらいにできる。水力発電所を有効に活用できれば、二酸化炭素の排出も抑制できる。(にしざわ じゅんいち)(2007/04/07 07:00)

 エジソンさんもこれで名誉挽回できるかもしれませんね。これが本当だったら太陽光発電にとっても追い風になりそうです。
  太陽光発電で発電された直流をそのまま直流家電で使うことができれば交流への変換によるロスも少なくなり少ない太陽電池で家庭の消費電気を賄えるシステムも構築できそうです。それによるコストダウンは普及の追い風になるはずです。

是非実現して欲しいものです!


タバコ

2007年05月25日 | 日記・その他

  新しい職場の体育館の周りの清掃も仕事の内ですが、落ち葉とともに相変わらずたばこの吸殻が目立ちます。どうして喫煙者のマナーはこんなにも悪いのでしょうか。やはり、禁煙してもらうしか方法は無いのでしょうか。
  
第2478回などで何度か取り上げたタバコの値上げと禁煙の話題が又載っていました。

22日、読売新聞より

 たばこ1箱1000円なら禁煙

 喫煙者が気にするのは健康よりもたばこの値段? 京都大大学院経済研究科の依田高典教授(応用経済学)らの研究グループは、たばこ1箱が1000円なら、喫煙者のほとんどが禁煙し、ニコチン依存度が高い人ほど、価格が禁煙の動機付けの重要な要因となる、とのアンケート結果をまとめ21日、発表した。
  調査は喫煙者600人を対象に、ニコチン依存度を低、中、高度に分類。たばこ1箱の価格や路上喫煙への罰金の有無、家族の肺がんリスク情報などと、喫煙に対する動機付けをアンケートした。
  罰金や健康へのリスク情報は、低、中度依存者には禁煙の動機付けになる一方、高度依存者には、ほとんど効果がなかった。
しかし、1箱当たりの価格を2倍程度の600円にするなら、低度の80%、中度の60%高度の30%が「たばこをやめたい」と回答。1000円では、いずれも9割以上が「禁煙を決意する」という結果になった。依田教授は「禁煙者を増やすためには、たばこの値段を大幅に引き上げることが有効」と話している。

それにしても、大学教授って気楽な商売なのかな、もう定説になっていそうなこんな研究をしているんですから。とは言いながらも、こんな有効な手段を取ろうともしない政府は日本人の健康よりも税金の方が大切なのでしょうね。
国民のことを思うなら、あんな不健康なタバコを止めさせてあげる為に1000円に値上げしましょう。

止めて始めてわかるタバコの害!


AED

2007年05月24日 | 日記・その他

  

昨日書いたAEDの記事が偶然でしょうか取り上げられているのを見つけました。

  FujiSankei Business i.より

  2007/5/21 “AED景気”順調 自販機・パチンコ店も「救急所」

  心臓に電気ショックを与えて鼓動を回復させるAED(自動体外式除細動器)が注目されている。4月の千葉・市川市議選では、AED設置を訴えたタレントのプリティ長嶋さんがトップ当選を果たすなど、認知度も急速に高まっている。これまでは公共施設や交通機関を中心に普及が進んできたが、最近は民間企業がオフィスに設置する動きが目立つほか、意外な場所にも置くようになっている。

 ≪4人蘇生の実績≫

 よく目にするようになったAEDだが、効果はあるようだ。JR東日本は2005年9月に設置を始め、今年9月末までに1日5万人以上の乗車がある駅を中心に、163駅で設置する計画。3月末までに104駅で設置を済ませ、20人に対してAEDを使い、4人が蘇生(そせい)した。

 最近は意外な場所にも置かれるようになっている。自動販売機がその一つ。自販機は人が集まる場所に置かれ、AEDの必要性が高いためだ。

 自動販売機運営大手のアーバン ベンディックス ネットワーク(同港区)は、AED搭載自販機を昨年末から東京都内で43台設置。「年内100台」を目標にしている。全国には飲料系だけで約260万台の自販機がある。仮に1割がAEDを搭載したとすれば、AEDメーカーにとってかなり大きなビジネスだ。・・・中略

 ≪1台20-30万円≫

 ただし強敵がいる。盗難だ。

 AEDは1本あたり20~30万円する。ある自販機運営会社の担当者は、「施設内では、自販機の設置場所を確保する上でオーナーへの説得材料になるが、(盗難がある)屋外には置きにくい」と設置をためらう。

 だが、有望な設置場所は他にもある。

 パチンコ関連の業界団体である日本遊技関連事業協会(日遊協)は、パチンコホールへのAED設置を、今年度の目標の一つに掲げている。「『街の救急所』として、客以外にもホールを使ってもらえるようにする」(日遊協)のがねらいだ。

 ねらいは他にもある。というのも、パチンコホールでは、「大当たり」で興奮した客が心配停止状態に陥ることが少なくないといわれる。「確かにそういう話は聞きます」と日遊協。AEDの販売会社幹部は、「米国でもラスベガスのカジノに一番置かれている」と説明する。

日本には、約1万4600カ所のパチンコホールがある。AEDのある店はまだまだ少数派なだけに、“AED景気”は今後も続きそうだ。(井田通人)

 盗難は実際に東京では起きているそうです。世知辛い世の中ですね。尤も、日本だからその程度で済んでいるのかもしれません。海外では自動販売機ですら自動販売機ごと盗まれるので街角には設置できないといわれるほどですから。
  しかしながらパチンコホールへの設置は賛成しかねます。パチンコホース事態を廃止に追い込む方が先決問題だと思います。代わりの国営のカジノへはどんどん設置すれば良いでしょう。
  いずれにしても、AEDの効用は認知されてきているようです。

いよいよ出番がくるか!


AED

2007年05月23日 | 日記・その他

  

AEDってご存知ですか。心肺停止の人にこの機械で電気ショックを与えて心臓を再稼動させるものです。救急車の到着までにこれで処置することにより助かる率が大幅にアップするそうです。
  最近は東京マラソンの時にこれを自転車に載せて待機していた大学生部隊により人命を取り留めたランナーや野球の試合で打球を胸に受けて心臓停止したピッチャーもこれで助かったニュースがありました。
  以前には、東京の地下鉄でこれに企業が広告をすることで無料で各駅に配置したなんてニュースもありました。
  今では、公共施設や学校などに備え付けられているところが多くなったそうです。

  実を言うと、そのAEDが私の勤務する体育館にも備え付けられていたのです。最初は、何があるのかピンと来ませんでしたが、先輩に聞いてやっとわかりました。これは、良いものがあると感心したものの、もしこれを使う機会があったとき、どうやればいいのだろうかと不安も覚えました。先輩たちは講習を受けたそうです。私も受けたいものだと思っていましたら、20日に受けれることになりました。

  ということで、20日の午前中、坂出市の消防署で3時間の講習を受けてきました。心肺蘇生法(CPR)とAEDの操作方法の講習を受け「普通救命講習修了証」なるものを貰ってきました。
  人形を使った人工呼吸と胸骨圧迫心臓マッサージの実習を受けたので、これで何があっても大丈夫と言いたいところですが、気の小さい私としてはそんな場面に遭遇したら頭が真っ白になって何をして良いのか分からなくなりそうなので願わくばそんな場面には遭遇したくないものです。
  とは言いながらも、AEDはその機械についている電源をオンにすればあとは機械がしゃべって、全ての段取りを教えてくれるのでその通りにすれば良いだけなので、初めてでも十分対処できるものです。それだけに一度でも操作したことがあると安心ではあります。機会があれば一度は受けておいた方が良いでしょう。

  参照:セコムAEDパッケージサービス  日本光電 

さて、役立つ時が来るか!


自転車通勤

2007年05月22日 | 日記・その他

  昨日も書いたように環境のためにクルマの減少を喜んだり、第1073話第1127話でも取り上げたように車主体の交通体系から公共交通や自転車・歩行などへの移行こそ目指すべき方向と書いているくせにクルマを手放せない毎日の生活に内心忸怩たる思いを持っていました。
  何時かは自分がクルマを捨てることを実践すべきと思いながらも、田舎の交通体系ではそれもままならず不本意ながらもクルマを手放せずにいました。
  しかし、今度の体育館の嘱託という転職で思わぬ機会が訪れました。と言うのも、距離にすれば2キロ弱、クルマで10分弱の通勤距離は歩くには少し遠いし、クルマでは近すぎるという自転車通勤にはもってこいの距離なのです。
  これこそ自転車通勤を始める絶好の機会と思いながらも、その便利さを手放すことに躊躇して2か月弱が経ちました。
  しかし、そんなことでは駄目と、とりあえず始めてみようと決心してとうとう先週末に行動に移しました。
  自転車は、子どものお古を使わしてもらうことにしました。お古とはいいながら、私が40年前の高校通学に使っていた実用一点張りの自転車とは違って、3段ギアがついたスマートなものです。その通学以来始めてといっていいくらいの久し振りの自転車でしたので、上手く乗れるかなとちょっと不安もありました。乗って漕ぎ出した直ぐはハンドルがふらふらしましたが、10メートルも走り出すともうずっと乗ってきたような感覚に陥りました。人間の能力は凄いですね。
  とは言いながらわずか10分程度で到着したものの途中で太ももが上がらなくなりそうで「こりゃ、やっぱり体力的に無理かな」と一瞬不安を覚えました。到着した時は足はガタガタでしたが何とか仕事にもかかれました。
  気候も暑くも寒くも無く一番良いときに始めたのかもしれません。まだ2、3日しか経っていないので何時まで続くかの心配はありますが、雨や夜勤にはクルマを使ったりして序所に慣らしていくつもりです。何時か、クルマを捨てられる時がくることを期待したいものです。

どうなることやら!


車が売れない

2007年05月21日 | エネルギー 環境

  第2785回でクルマの販売数が減っていることを喜びましたが、その原因は、まさか日本人が環境問題に目覚めてクルマの購入を控えているなんて考えるほど日本人を信用もしていませんでした。それは、収入の低下やガソリンの値上がりなどが主な原因であると思っていましたが、大きな違いはなかったようです。

  団藤保晴の記者コラム 「インターネットで読み解く!より

  車が売れない現象は若者の指向変化か [ブログ時評79] (2007/05/13)

  ・・・略

  ここ数年、2030歳代を中心に、将来の収入や家計負担に対する不安がより高まった。子どもの教育投資、住宅ローン、税金、金利、医療費などの負担が重くのしかかり年金制度への不信も強い」「自動車ほど価格が高くなく維持費もかからないデジタル家電を優先させる傾向が強まっているという。毎月の出費も、携帯電話やインターネット接続料などがかさみ、車が敬遠される要因になっている」と指摘する。・・・中略

  マイカーは持たない、あるいは持てないとしても、車を走らせたい気持ちに差は少ないのではないか。文句無く良いクルマがあれば、そして若い世代では3分の1にも達している非正規雇用、低賃金の状況が改められるなら、国内市場は再び膨らむのだろう。膨大な利益を上げている自動車産業には、その期待に応える義務がある。

  クルマに収入の全てを注ぎ込むようなクルマ命の私の世代と違って携帯電話など他にも必要経費の沢山ある今の若者は大変ですね。その上、雇用不安があるのですからクルマなど持つどころじゃないのかもしれません。そして、その雇用不安の元凶がトヨタなど自動車会社にあるとすれば皮肉なことですが、彼らがそれに気が付かないはずは無いと思うのですがそれでも雇用の改善を図ろうとしないのは何故なのでしょうか。
 ヘンリー・フォードがT型フォードを従業員が購入できる値段にしたという原点を忘れた自動車会社に未来はあるのでしょうか。案外、今が頂点なのかもしれませんよ。

単なる願望かも!


迅速開票

2007年05月20日 | 日本再生

  第2773回で例年より2時間位早くなった坂出市の開票について書きましたがどうやらあちこちの自治体で試みが広がっているようです。

  18日、読売新聞より

  目指せ迅速開票

  選挙の開票作業のスピードアップに取り組む自治体が増えている。4月の統一地方選の道府県選では、開票作業を30分内に終える自治体も出てきた。・・・中略

  最も迅速だったのは福島県相馬市の22分。以下、長野県小諸市(29分)、広島市三次市(同)、千葉県鎌ヶ谷市(35分)などの順となった。・・・中略

  一位の相馬市は、候補者ごとに色分けしたイチゴ用パックを使って投票用紙を仕分けする独自手法を使い、これまでも実績を積み上げてきたという。・・・以下略

  改善策として勧められているのは、立って開票作業を行う、作業着・運動靴を着用、作業台を高くするなどだそうです。
  スリッパを運動靴に替えるのは
第2773回で取り上げた四国新聞の記事にもありましたがこんな単純なことでも効果があるんですね。残念ながら、今回の坂出市の開票はスリッパでした。スリッパが足りなくて靴下の人もいたくらいです。
  それにしても22分とは驚きですね。かなり努力したのでしょう。やればできるということでしょうか。疑問も持たずに旧来通りのやり方でやってきたところが殆どなのでしょう。しかし、全国にこうした努力が広まれば手当ての削減効果も大きそうです。

頑張ってもらいましょう!


日本

2007年05月19日 | 太陽光発電

  昨日、一昨日と、中国・韓国・アメリカと太陽光発電に目覚めた国の取り組みを取り上げてきましたが、日本にはそうした動きは無いのでしょうか。
  ありました。三菱が動き出したようです。

  日刊工業新聞より

  三菱重工業、07年度末までに太陽光発電設備を全事業所に導入

  三菱重工業は16日、07年度末までに、同社製太陽光発電設備を全事業所に導入すると発表した。すでに同設備を一部事業所に導入しているが、二酸化炭素(CO2)排出量削減策の一環として全事業所に広げる。全事業所への導入が完了すると、CO2排出削減量は現在よりも約50%増の年間約340トン分になるという。

今回導入する設備は現行の微結晶タンデム型太陽電池。今秋以降、順次導入する。具体的には冷熱事業本部(愛知県清須市)、紙・印刷機械事業部(広島県三原市)、工作機械事業部(滋賀県栗東市)など5事業所に導入。また既設の長崎造船所諫早工場(長崎県諫早市)などにも追加導入する。全事業所への導入が完了すると、総発電出力は1090キロワットとなる。

 ウォールマットの20メガワットから比べると余りにもスケールが違いますが、それでも日本を代表する大企業がやることに意義があるでしょう。尤も、自社製品というところは第2564回で取り上げたシャープの亀山工場と同じで国の補助金を半分は貰うのでしょうから割り引く必要がありそうですが。
  ここはやはり、昨日も書いた世界一の自動車会社さんに利益の還元をお願いしたいですね。どうせ国の補助金と税金対策で殆ど只でできるはずですから。

やっぱり無理かな!


アメリカ

2007年05月18日 | 太陽光発電

  

日本の太陽光発電の退潮はもうとまらないのかもしれません。中国・韓国にまで抜かれるだけでなく本気になったアメリカにはとうていかなわなくなるかもしれません。私の心配を見事に表してくれたブログがありました。

  Greener Worldより

  アメリカが太陽光発電でも盛り返す

  一時低迷していたアメリカの太陽光発電ビジネスが、再び盛り上がりを見せ始めている。

 コロラド州南部のアラモーサには、今年8.22メガワット(8220kW)の太陽光発電所が建設される予定だ。太陽光発電システムの販売・設置を手がけるサンエジソンが建設を手がけ、2008年初頭に完成・発電を始める。発電された電力は中西部・西部で電力・ガス供給事業を展開するエクセルエネルギーが全量を買い取ることになっている。

 コロラド州は、電力会社に再生可能エネルギー導入を義務づけており(RPS制度)、その比率は2020年までに20%。エクセルエネルギーはその達成のために、この発電所の電力を買い取るのだ。全米の25州が何らかのかたちでRPSを制度化しており、その導入義務比率も日本(2014年に1.63%)とは比べものにならないほど高い(というより日本が恥ずかしいほど低い)。だから、こうしたプロジェクトは今後増えてくるだろう。

 カリフォルニア州では2010年までに20%という高いRPS制度をもち、さらに2017年までに州内に3000メガワットの太陽光発電を設置するというソーラーイニシアティブを今年初め発表した。これに呼応して、コールズデパートやウォルマートが、店舗に大規模な太陽光発電を導入する計画を発表している。

 ドイツを中心とするヨーロッパが世界の太陽光発電市場を引っ張る構図は当面変わらないだろうが、もう一極であるアメリカ市場の急速な巻き返しが見込まれる。2010年以降は中国市場も伸びるだろう。日本はといえば、昨年度の国内市場はとうとう縮小してしまい、日本メーカーのシェアも低下した。

太陽光発電も、太陽熱の二の舞をたどり始めたかもしれない。だから言ったじゃないの!

 アメリカも政府はボケていても州が頑張っているようです。日本は上から下までボケきっていますか。
  ここで取り上げられているウォールマートの記事もありました。

 CNET Japanより

 ウォルマート、ソーラーエネルギー計画に着手--一部店舗で導入へ

 Wal-Mart Storesが、22件の小売り店舗で実施するソーラーエネルギーの試験プロジェクトを発表した。プロジェクト全体で見ると、ソーラーエネルギー分野最大の民間投資となる。

 同社は米国時間57日、カリフォルニア州とハワイ州において年間20メガW時のエネルギーをソーラーシステムで得る予定だと発表した。ソーラーパネルは、Wal-Mart StoresSam's Clubs、配送センターなどの一部に設置される計画となっている。

 システムを受注したのは、BP SolarSunEdisonSunPower傘下のPowerLightである。

 Wal-Martによると同社は、最終的にすべてを再生可能エネルギーで賄うことを目指す計画の一環として、このシステムを試みる意向である。

 同社によると、ソーラー設備は各店舗で必要となるエネルギー需要の最大30%を供給可能で、温室効果ガスを年間6500トンから1万トン削減できる予定だという。

 Wal-Martのエネルギー担当ディレクターであるDavid Ozment氏は声明で、「試験プロジェクトを実施する店舗が直ちに、運転開始の当日からでも、現在の電気料金の削減を達成することを期待している」と述べた。

 Wal-Martの取り組みが初めて公になったのは20071月のことで、それ以来、ソーラー業界からの注目を集めてきた。

 Wal-Martの規模を考えると、同社によるソーラーエネルギーへの投資が、ソーラーシステムメーカーの財務状況に大きな影響を与える可能性がある。再生可能エネルギーに対する大規模投資の前例としても役立つかもしれない。

 Wal-Martによるソーラーシステムメーカーとの契約は当初2月に予定されていたが、これまで延期されていた。

 日本の企業もこのくらいのことをやってくれませんかね。さしずめ、2兆円も儲けているどこやらの自動車メーカーさんはやらないのでしょうか。ハイブリッドで環境を謳うのも良いですが、少しは儲けを還元したらどうでしょう。噂では、太陽光発電は採算が取れるようになればやるとのことですが、そんなケチなこと言わずに世界に貢献したらどうですか。

やらないだろうなぁ!


中国

2007年05月17日 | 太陽光発電

  昨日触れた中国の太陽光発電工場の記事を詳しく見てみたいと思います。
  
ソフトエネルギーより

 世界初のシリコン薄膜太陽電池製造基地が上海で着工のリンク先

 NewsCHINAより

 世界初のシリコン薄膜太陽電池製造基地が上海で着工

2007/05/11() 13:08:52

 世界初のシリコン薄膜太陽電池製造基地となる尚徳電力上海太陽電池製造基地が9日、上海漕河涇開発区浦江ハイテクパークで着工した。総投資額は3億ドル。

 同基地では、独自の知的財産権を有したシリコン薄膜太陽電池の研究開発と生産が行われる。来年半ばに生産能力60メガワットの第1生産ラインを稼働させ、2010年には生産能力を400メガワットにまで拡大する予定。

 シリコン薄膜太陽電池のシリコン使用量は、現在一般的となっているシリコンシート太陽電池のわずか約1%であるため、1キロワットあたりの生産コストを約19.259.24元(2.51.2ドル)に抑えることができる。このハイテク製品は、建築物の屋根やガラス壁などの壁材料と一体化させることも可能。グリッド発電ができるうえ建築材料の節約や環境美化にも役立つという。(編集SM

 無錫尚徳太陽能電力、上海で太陽電池製造基地の定礎式

2007/05/14() 17:51:42

 無錫尚徳太陽能電力有限公司が建設する尚徳電力上海太陽電池製造基地の定礎式がこのほど、上海漕河涇開発区浦江ハイテクパークで行われた。

 同製造基地の敷地面積は200ムー(約13.33ヘクタール)、投資総額は約3億元で、シリコン薄膜太陽電池などのハイテク製品の研究開発と生産が行われる。第1段階として、来年半ばに生産能力60メガワットの第1生産ラインを稼働させる。その後、2010年までには生産能力を400メガワットにまで拡大させていく予定。

 同社は、上場している世界の太陽光発電メーカーのうち、市場価値が最も高い企業。同社の太陽光発電製品は全て独自の知的財産権を有する。このうち、主要製品である高効率太陽電池の製造技術は世界をリード。今年末までの生産高は300メガワット、生産能力は500メガワットを超える見通しで、世界第2位にランクアップするものと予想される。(編集SM

  風邪薬やペットの餌を毒性原料を使って製造して世界を驚かせている中国が本当にこんな工場を作るのでしょうか。何となく胡散臭く感じてしまうのは私だけでしょうか。
  しかし、もしこれが本当だとすれば喜ぶべきことだとは思うのですが素直には評価したくないところがあります。
  それにしても、太陽光発電で中国や韓国にも負けそうな日本って一体なんなんでしょうね。そろそろ目を覚まして欲しいものです。

期待できないのかな!