団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★新渡戸稲造記念館の地元の方からの情報

2019年07月23日 | 新渡戸記念館

  ねずさんが教えてくれた、6月27日、第1835回の「★新渡戸記念館廃館問題続報(14)」などで取り上げてきた新渡戸稲造記念館への十和田市の怒りを抑えきれない悪事は、やはり相当に市長・副市長派の企みであることは明らかなようです。

  地元の方からの情報をねずさんがフェイスブックで知らせてくれています。何とも嫌な話です。

  こういう地方自治体のことは政府や文科省は口出し出来無いのでしょうか。十和田市の人達にも立ち上がってもらいたいところですが、地方のボスの仕返しが怖くてできないのかも。

  それにしても、どう考えても日本人がこんな恥ずべき事をやるとは思えません。やはり、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」達の仕業なのでしょうか。

  いずれにしても、こんなことを許していたら日本中で同じようなことがやられることになるでしょう。何とも、腹立たしい。
  やはり、特亜3国との国交断絶を急ぎたいものです。


★新渡戸記念館廃館問題続報(14)

2019年06月27日 | 新渡戸記念館

  ねずさんがずっと報告してくれていた新渡戸記念館廃館問題が暫く途切れていたようで、どうなっているんだろうかと心配していました。
  
  どうやら益々とんでもないことになっているようです。ねずさんが報告してくれています。読者の方達のコメントを見ると副市長というのがとんでもない奴のようです。地元を牛耳っているボスのようです。市長も言いなりだそうです。どこまで本当かは分かりませんが、どうもありそうですね。

  ねずさんが心配されているのは、こうしたことが全国でも行われているということです。もう既に多くの貴重な資料などが処分されているのじゃないでしょうか。

  それにしても、何故、国が動か無いのでしょうか。これこそ文科省・文化庁の仕事じゃないのでしょうか。もしかしたら天下り先にもならないので興味無いのでしょうか。

  文化庁が文化より自分の懐の心配しているなんてことは無いでしょうね。と言う方が無理かも。

  これも何時ものように、全文をリンク元で読んでください。腸が煮えくり返ります。

  ねずさんのひとりごとより     2019年06月22日

  新渡戸記念 館廃館問題続報(14)

 
 …略

 新渡戸記念館では、市から打ち切られた施設維持費のため に、 皆様からのご寄付を受け付けています。
その寄付先、会計報告は、記念館のホームページにあります。
 ↓↓↓
 http://www.nitobe.jp/

 ☆☆☆☆☆過去記事☆☆☆☆☆
 15/06/06 新渡戸記念館を守れ!
 15/07/27 新渡戸記 念館の文化財が霧散の危機に瀕しています
 15/08/21 十和田市の暴挙と新渡戸記念 館
 15/09/14 新渡戸記念館問題
 16/08/31 新渡戸記念館 問題シンポジウム開催のお知らせ
 16/09/06 十和田市誕生と新渡戸記念館
 16/09/25 安倍昭恵夫人も心配する 十和田市政
 17/02/23 特定の会社の上下水道 料金が50%もカットされているという奇妙なお話
 17/6/30 新渡戸記念館廃館問題 続報(第9回)
 18/2/20 新渡戸記念館廃館問 題続報(第10回)
 18/3/29 新渡戸記念館廃館問 題続報(第11回)
 18/03/29 新渡戸記念館存続の ための報告(11)
 18/6/17 新渡戸記念館廃館問題続 報(12)
 18/7/26 新渡戸記念館廃館問題続 報(13)
 19/6/ 2 新渡戸記念館廃館問題続 報(14)


  ここにも、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」達の匂いがしますね。


★新渡戸記念館存続認めず 青森地裁

2018年11月03日 | 新渡戸記念館

  日本の裁判が信頼出来ないことが、又又、証明されました。何時もねずさんが報告してくれていた、8月3日、第1506回の「★新渡戸記念館廃館問題続報(13)」などで、取り上げてきた記念館の裁判でとんでもない判決があったようです。

  やはり、日本の司法は腐りきっているようです。と言うか、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」達が、裁判を仕切っていると考えるべきですね。

  産経ニュースより     2018.11.2  

  新渡戸記念館存続認めず 青森地裁、耐震上やむなし

 青森県十和田市が、ゆかりのある教育者・思想家、新渡戸稲造の史料を展示する市立記念館を耐震強度不足のため条例で廃止したのに対し、史料を所有する新渡戸家が廃止の取り消しを求めた訴訟の差し戻し審判決で、青森地裁(飯畑勝之裁判長)は2日、請求を棄却した。

 判決理由で飯畑裁判長は「記念館の耐震性能に問題があり、取り壊すほかなく、市の財政状況などを踏まえれば、廃止の判断はやむを得ない。新渡戸家への不利益も大きくない」と指摘した。

 判決によると、市は耐震診断で記念館を危険と判断して、平成27年に条例を制定し廃止した。

 記念館は国際連盟事務次長を務めた稲造の直筆の書など約8千点を保存。市は廃止を決めたが、建物は現存し、新渡戸家やボランティアが運営を続けている。

  まさかとは思ってましたが、裁判官も向こう側の人間だったと考えた方が良さそうです。
  それにしても、ここまで司法が腐りきったのも、やはり在日が跋扈しているからのようです。
  これも、徴用工問題と同じで、最初にきちんと撥ね付け無かったことにより徐々に入り込まれ挙句の果てに乗っ取られてしまったのじゃないでしょうか。

  兎に角、奴等に甘い顔を見せれば付け上がるだけです。一日も早く国交断絶すべきです。


★新渡戸記念館廃館問題続報(13)

2018年08月03日 | 新渡戸記念館

  ねずさんが継続して報告してくれている新渡戸稲造記念館問題が、おかしな方向に向かっているようです。
  裁判では勝てそうもないと考えたようで、新渡戸家を貶める作戦に変えたようです。何とも、姑息な奴らですね。
  やはり、ねずさん曰く、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」達の仕業としか考えられないですね。
  今度は、共産党まで仲間にしているそうです。

  何時ものようにリンク元で全文を読んでください。

  大和心を語る ねずさんのひとりごとよ り    2018年07月26日

  新 渡戸記念館廃館問題続報(13)

  新渡戸記念館問題の続報です。
連中は裁判で勝ち目なしと思ったのか、今度はテクチを変えて誹謗中傷をはじめました。
それが個人ならまだしも、公的機関である十和田市役所が情報発信元になっているのですから、呆れ返ってしまいます。…中略

 具体的に何が行われているかというと、
十和田市の市○副○長一派は、共産と革新とつるんで、新渡戸ネガティヴキャンペーンを始めたのです。
その内容というのがふるっていて、

 1 十和田市の新渡戸は、新渡戸家の血筋ではない偽物である。
 2 新渡戸記念館に保管されている史料はすべて偽物である。
 3 新渡戸家の本家は、東京にある加藤家である。
 4 よって十和田市にある新渡戸家の史料は護る必要がないものである。

 もう、信じられないような言いがかりですが、これを市が、末端の人達を利用してあちらこちらへ電話をしまくって情報拡散している わけです。
行政や市役所といっても、どこかの国の人が日本人になりすまして役所を牛耳れば、こういう馬鹿げたことが始まるという典型です。
そういえば妄想と火病は、どこかの国の特徴でしたね。

 当然のことですが、全てデタラメです。
十和田市の新渡戸家のいまの当主が偽物だというのは、「背乗り」だと言いたいのでしょうが、それは戦後に全国で多数行われた共産 パルチザンたちによる日本人の戸籍乗っ取りをイメージしてのことでしょう。
だいたい他人への誹謗中傷や悪口というのは、おもしろいもので、問わず語りに自分のことを言っているものです。
自分たちが背乗りをしてきたから、他人もそれをやっているように見えてしまう。
日本人には思いもつかない発想です。

 東京にある加藤家は、新渡戸家の親戚で、いまは跡継ぎがいなくて71歳ののおばあちゃんが一人で暮らしている家のことですが、十 和田市にある新渡戸の本家とも良好な関係にあります。
そもそも嫁に行ったから姓が変わっているのです。
そういう概念のない国の人たちには、日本語の本家の意味がわからないのでしょう。

 十和田にある新渡戸家は、正式な新渡戸の嫡系です。
現在まで新渡戸家の史料を護って今に至っています。
『武士道』を著した新渡戸稲造博士を中心に、いまの新渡戸記念館も創始されているのです。
むしろ偽物の史料などが入り込む余地さえないのです。

 要するに市長副○長一派は、裁判が敗訴になっても、記念館を廃館に追い込んで、記念館所蔵の史料を横領しようとしたけれど、史料 を乗っ取れないと分かると、偽物の史料を保管するわけにはならない、などと言い出しているわけです。
これまた日本人には思いもつかないことです。

 よく、「嘘は百回言ったら本当になる」という人がいますが、そんなことはありません。
嘘は百回言おうが、千回言おうが、嘘は嘘です。
ただ日本人はお人好しなので、その嘘を本気にしてしまう人も、なかにはいます。

 とにかく、新渡戸記念館および青森の新渡戸稲造博士直系の新渡戸家には、がんばってもらいたいと思います。…中略
 
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  良くも、こんな卑劣なことを思い付くものです。やはり恥と言うものを知らない強さなのでしょうか。
  それにしても、こう言う時こそ政府が動くことは出来ないのでしょうか。行き過ぎた民主主義に怒りを感じます。


★新渡戸記念館廃館問題続報(12)

2018年06月17日 | 新渡戸記念館

  十和田市の新渡戸稲造さんの記念館への悪だくみを、何時ものねずさんが書いてくれていますが、まだ、解決には至らないないようです。
  そのやり口は、ますます酷くなってきているようです。その企みをやっているのは、ねずさん曰くの「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」奴等のようです。    
  何時も以上に長いので、是非、リンク元で読んでください。奴等の悪行に怒り心頭です。

  大和心を語る ねずさんのひとりごとより    2018年06月17日

  新渡戸記念館廃館問題続報(12)


  <事件の概要>

 青森県十和田市に、お札の肖像画にもなった英語版『武士道』の著者、新渡戸稲造博士と、ただの荒れ地だった十和田市のあたり一体を、人の住める町に改良していまの十和田市の基礎を築いた新渡戸家三代を顕彰し、その一家の室町時代以来の数々の遺品を展示した「新渡戸記念館」があります。
この記念館は、土地と展示品(遺品)が新渡戸家の所有で、建物は十和田市が新渡戸家所有地内に建設したものとなっていて、保存してある展示品は、時価総額800億円は下らないとされるほど、貴重な品々ばかりです。

 ところがこの記念館について、十和田市は突然「建物のコンクリートの耐震強度に問題がある」として建物の取壊しを決定。保存展示してある遺品の引き渡しを新渡戸記念館に求めてきました。
事実、耐震強度に問題があるならば、市の言い分は当然のことなのですが、ところがコンクリート強度検査の結果は、建物のコンクリートが、まるでダンボール程度の強度しかないというものでした。

 いくらなんでも、それはおかしいと再調査を市に依頼すると、市はこれを拒否したうえ、記念館の閉鎖を一方的に行い、さらに記念館への電気ガス水道の供給を停止し、もっぱら展示品の引き渡しを要求してきました。しかもその展示品の行方については、二点三点し、挙げ句には「黙って引き渡せばいいんだよ」と恫喝をする始末。
原因となっているのは、市の副◯長で、もともとは記念館の保存品を横取りして転売したかった様子。

 やむなく新渡戸記念館側は、再度のコンクリート強度診断を求めて青森地裁に提訴。青森地裁は管轄権がないと訴えを却下しましたが、仙台高裁は裁判で扱うべき問題だとして、青森地裁に審議を差戻し、いま、青森地裁でその差し戻し審が行われています。…中略

 一方、記念館というものは、そこにある歴史的遺物は、経済的にははかりしれない価値を持つものの、それらの時価評価というものは普通、行いません。
売り物ではないのですから、時価評価などする必要もないし、仮にそれによって簿価が定まるのなら、記念館自体の経営が成り立たなくなるからです。

 実はここが狙い目で、全国にある記念館が、いま次々と廃館に追い込まれています。
青森県十和田市の新渡戸記念館も、同様に狙われたのでしょう。
しかし、このような悪行を、黙って見過ごすわけにはいきません。

 絶対に悪は断じて許さない。
新渡戸記念館問題は、日本を取り戻すための、ひとつの試金石であるものと思っています。
みなさまの記念館への温かい励ましを期待します。

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  それにしても、こういう問題に政府は動けないのでしょうか。文科省なんてのは、こう言うときに役にたたないのでしょうか。

  最近は、ヘイトスピーチ法の時もそうですが、綺麗事がまかり通って、こうした悪事も糾弾出来無いようにして、それを利用する反日売国左翼・在日組織が蠢いているような気がします。

  やはり、奴等を一掃しないことには日本再生どころか乗っ取られてしまうでしょう。

  まさに、「いい加減に目を覚まさんかい!日本人!」です。

  これも、拉致問題と同じでしょう。


★新渡戸記念館存続のための報告(11)

2018年04月06日 | 新渡戸記念館

  ねずさんが教えてくれた衝撃的な日本の文化財を騙し取って売却するという悪巧みには、驚くしかありません。一体、こんなことを考えるのはどんな奴なのでしょう。
  反日売国左翼・在日共は、こういう問題には触れないとうことを考えても、その背景が分かります。やはり一日も早く一掃して、素晴らしい日本を取り戻す必要があります。

  ねずさんが11回目をアップしてくれています。今回は、何時もと違って短いので、全文を取り上げさせてもらいます。

  これは、日本人全てが一丸となって防がなければなりません。

   大和心を語る ねずさんのひとりごとより    2018年03月29日

  新渡戸記念館存続のための報告(11)

  青森県十和田市の「新渡戸記念館」をめぐる記念館存続のための報告記事です。
今回で11回目のご報告になります。

☆☆☆☆☆過去記事☆☆☆☆☆
 15/06/06 新渡戸記念館を守れ!
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 17/6/30 新渡戸記念館廃館問題続報(第9回)
 18/2/20 新渡戸記念館廃館問題続報(第10回)
 18/3/29 新渡戸記念館廃館問題続報(第11回)

  この問題は、ひとことでいえば、十和田市の成り立ちにおおいに貢献した新渡戸稲造博士をはじめとする新渡戸家三代を懸賞する記念館を、十和田市の実権を握る副有名人が、記念館に難癖をつけて一方的に記念館の廃館ならびに建物の取り壊しを決め、一遍の文書による通達もなしに、土地建物を管理する新渡戸家に立ち退きを要求した事件です。

 事件は、青森地裁に持ち込まれ、青森地裁は裁判所の管轄外であると訴えを却下した(一審)のですが、仙台高裁は、裁判所で扱うべき事件であるとして控訴人(新渡戸家)の申立を全面的に認め、青森地裁への審理差戻しの判決を下しました(二審)。
いま、この事件は、青森地裁で差戻し審が行われているところですが、3月23日に第4回口頭弁論が行われ、次回は6月7日の公判となります。

 23日の公判で、新渡戸家側は、市が廃館の根拠としている建物の耐震診断について、正規の手続きに従って再診断を行ってもらいたいとしました。
これに対し市側は、言を左右にして言い逃れをするので、裁判長が
「なぜ建物の再検査を拒否するのか、
 その合理的根拠を
 次回審までにきちんとまとめるように」
と指揮をするに至っています。

 十和田市は、新渡戸記念館の建物のコンクリート強度について、一回だけの診断結果に基いて、
「コンクリート強度が低いという
 結果が出たから廃館を決めた」
と主張しているわけです。

 ところがマニュアルによれば、
「建物の耐震診断で
 コンクリートの強度が
 低いという結果が出た場合、
 再度コンクリートを採取して
 試験を行ない確認すること」
となっているわけです。
当然、
「どうして再診断が
 行われなかったのか」
が問題になります。

 このことについての合理的根拠となる説明を、裁判長が求めたわけです。

 裁判が始まるよりもずっと以前に、この問題が発生した当初から、新渡戸記念館側は、市が行った耐震診断についての再診断を求めてきました。
そのために何度も交渉を行ったのです。

このとき、
「いったいコンクリートの強度が
 いくつという数字になっているのか
 確認させてもらったところ、
 なんとその数値は、
 分厚いコンクリートが
 ダンボール程度の強度しかない
 という数字になっていたのです。

ダンボールなら、指で押したら穴が空きます。
いくらなんでも、それはありえないと、再診断の要請を何度もしたのですけれど、市は再診断を拒否し続けてきました。
しかも調査をしてみれば、その耐震強度診断を行ったのは、なんと十和田市の副有名人の身内というのではありませんか。
明らかにきな臭い診断です。

この新渡戸記念館は、その所在地の地所は、もともと新渡戸家の地所で、記念館に展示されている遺品もすべて新渡戸家の所有物です。
記念館の建物だけが、市の所有です。

ところが今回の公判では、市は、
「建物取壊しに際して、
 館内の展示資料は
 原則的に市で所有することが
 必要になる」
という認識を示しました。

 これもまた、以前から
「記念館内の遺品をよこせ」
と言っていたことから、ひっこみがつかなくなって、裁判でも同じことを述べるに至ったようです。

 新渡戸稲造博士といえば、世界的に有名な著名人であり、記念館に展示してある遺品の中には、室町時代の刀剣や甲冑なども含まれます。
かつて5千円札に描かれた新渡戸博士のもとになった写真もあります。
遺品を海外で売りさばけば、何百億円というお金になる遺品です。

 十和田市の副有名人は、かねてから
「ガタガタいわずに、
 黙って記念館にあるものを、
 こっちによこせばいいんだ」
と何度も凄んでいます。

 では市に展示品を引き渡したら、その後展示品をどうするのか。
副有名人さんは、
「すべてコンテナに積み込む」
という以外、その行き先については、一切、口をつぐんできていたのです。

 いくら換金すれば高額な展示品とはいっても、簿価はゼロ円です。
記念館のすぐ裏にあった駐車場に設置してあった資材置き場の倉庫は、すでに市が勝手に取り壊して、中にあった什器類は、まるごとゴミのように地面の上に盛り付け、上からブルーシートをかぶせられました。

 日本が誇る新渡戸稲造と、三代の十和田の市街化、そして室町以来続く十和田の歴史の遺品の数々を、要するに市は、無料で粗大ゴミとして引取り、後の処分がどうなるかは、誰にもわからない、という状況だったから、新渡戸家では裁判を起こしたのです。

いよいよ次回は、裁判所によるコンクリートの耐震強度の鑑定となりそうです。

 近年、全国各地の記念館が、続々と廃館に追い込まれています。
不思議なことに、このときなぜか、記念館所蔵の文化財が、いつのまにかヨーロッパなどでオークションに出されたりしています。
日本の文化財は、実は途方もない値打ちがあって、せんだっては西洋における某オークションで、日本の縄文時代の土器ひとつに、なんと1億円を超える値がついたりするのです。

 記念館は、誰かの懐を肥やすためのものではなく、我が国の文化資産です。
みなさまの引き続きのご支援を、よろしくお願いします。

 新渡戸記念館廃館取り壊し撤回のご署名並びにご支援のページ
詳しい経過は、ここに記載されています。
また記念館存続のためのご寄付も受け付けています。

 お読みいただき、ありがとうございました。

  これは、ねずさんの言われる「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」達の仕業であることは間違い無いでしょう。
  一体、今までに全国でどの位の文化財が盗み取られたのでしょう。それを考えると、怒りが収まりません。


★新渡戸記念館廃館問題続報

2018年03月02日 | 新渡戸記念館

  ねずさんが最初から長く取り上げてくれている新渡戸稲造記念館に対する十和田市のとんでもない悪だくみの続きをアップしてくれています。
  この話題の裏で蠢く、ねずさん曰くの、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」らしき奴等には本当に怒り心頭です。
  一体、日本の自治体はどこまで汚染されているのでしょうか。 

  大和心を語る ねずさんのひとりごとより     2018年02月20日
 
  新渡戸記念館廃館問題続報(第10回)

  …略
  この問題は、ひとことでいえば、十和田市の成り立ちにおおいに貢献した新渡戸稲造博士をはじめとする新渡戸家三代を懸賞する記念館について、十和田市の実権を握る副◯長が、記念館に難癖をつけて一方的に廃館ならびにその建物の取り壊しを勝手に決め、一遍の文書による通達もなしに、土地建物を管理する新渡戸家に立ち退きを要求したというものです。

 立ち退きの理由は、建物のコンクリート強度が足りないというもの。
ところが、そこに出てきた数字は、まるでダンボール箱並の強度しかないというもので、それはおかしいから、再調査をと要求すると、そんなものは必要ないという。

 しかも、記念館内に所蔵されている宝物については、「市で処分するからまるごとよこせ」というけれど、では、どのように処分するのかについては、市は当初は一切その内容を明かさない。
後日裁判に至ってから、市は、同館を含む3つの施設を統合した十和田歴史館の整備を計画しているというけれど、正式決定でもなく口先だけの机上のプランにすぎない。

 そのくせ市は、まだ記念物の移送先も決まっていないうちに、記念館への送電を一方的にストップしてしまいました。
記念館というものは、古い物品を展示していますから、空調を切れば、たちどころに記念物品が腐食したり、カビたりします。
市は、そういうことへの配慮をまったく見せないのみならず、記念館の駐車場にあった駐車場の管理人室兼記念館の倉庫となっていたプレハブの建物を一方的に取り壊し、そこに保管してあった什器備品はなんと、露天の地面の上にいい加減に積み上げて、上からブルーシートをかけただけ、という有様でした。

 そこで全国の諸氏にお声がけし、記念館存続と、補完物品の保護のためにカンパをお願いするとともに、新渡戸家では弁護士を雇って、裁判で争うこととしたわけです。

 その裁判では、第一審の青森地裁では、管轄権云々で敗訴となったものの、二審の仙台高裁は、事実審についてきちんと法定で審議すべしとの差し戻し判決が出、いま再び青森地裁でこの問題についての審議が行われているという状況です。
裁判は、昨日第3回の再審理公判があったのですが、市は相変わらず論点のすり替えに徹している状況で、裁判の帰趨は、もはや99%新渡戸家側の勝訴間違い無しという状況になっています。

 ところが・・・。
市は、目下、裁判で係争中であるにも関わらず、新渡戸家に対して執拗な嫌がらせを続けています。
先日は、内容証明を送りつけて、「鍵を返せ、返さなければ強制執行する」という。
本件は、裁判で係争中ですから、このような強要は通るはずもなく、新渡戸家側の弁護士によって、いとも簡単に市の要求は、跳ね返されています。

 普通の日本人としての常識をわきまえるなら、そのような強要が通るはずもないことくらいわかろうものだし、ましてちゃんとした行政なら、それくらいの常識は市の法務部でちゃんと把握し、やっていいことと悪いことの区別くらいつきそうなものですが、あいにく、十和田ではそうはなっていません。

 実際のところ、この市では、市長はただの飾り物で、副◯長が実権を握り、これまですきほうだいに行政を壟断してきたといわれています。
それが誰の目にも不条理なものでありながら、権力者に逆らえば報復が怖いし、裏のつながりの噂もあって、誰もその横暴を止める者がいなかったともいわれています。
ちなみに、その副◯長、日本国籍はあるけれど、日本人にしては発音がすこしおかしいという評判もあるとか。

 何度も書いていることですが、昨今、全国各地の記念館が、続々と廃館に追い込まれている現状があります。
不思議なことに、このときなぜか、記念館所蔵の文化財が、いつのまにかヨーロッパなどでオークションに出されたりしている現状があります。
日本の文化財は、実は途方もない値打ちがあって、せんだっては西洋における某オークションで、日本の縄文時代の土器ひとつに、なんと1億円を超える値がついたそうです。

 記念館は、我が国の歴史であり、国や地域社会で守り抜くべきものです。
みなさまの引き続きのご支援を、よろしくお願いします。

 新渡戸記念館廃館取り壊し撤回のご署名にご支援のページ

  それにしても、ここまで露骨な悪だくみを働く奴がいるんですね。やはり、どう考えても日本人とは思えません。
  やはり、平和ボケの日本人が目を覚まして阻止しないとどこまで毟りとられるのでしょうか。

  この日本が抱える問題の大部分は、特亜3国との国交断絶で解決するのじゃないでしょうか。兎に角、一日も早く国交断絶する必要があります。


★新渡戸記念館配管問題続報(第9回)

2017年07月09日 | 新渡戸記念館

  ねずさんが、以前から警告を発してくれている十和田市の新渡戸記念館問題の続報を書いてくれています。
  暫く途切れていたので、心配していたのですが、既に法廷闘争になっているんですね。高裁の判決が出たそうです。市がどうするかが問題ですね。

  と言うか、この問題には、ねずさんが書いてくれているように、とんでもない裏があるようです。

  新 渡戸記念館配管問題続報(第9回)

  青森県十和田市の新渡戸記念館配管問題については、これまで、
 15/06/06 新渡戸記念館を守れ!
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 16/09/25 安倍昭恵夫人も心配する十和田市政
 17/02/23 特定の会社の上下水道料金が 50%もカットされているという奇妙なお話
と、2015年6月以降、都合8回に渡って、その状況をお伝えしてまいりました。

 この廃館問題は、現在行政訴訟が進められているのですが、六月二十三日に、仙台高裁の判決が出ました。
判決内容は新渡戸家側の主張に全面的に添うもので、
裁判長は
 青森地裁の判決は間違いだと断言し、
 市の新渡戸記念館に対する契約不履行も問題だ
とまで言ってくれています。
これで形勢は逆転、十和田市は追い詰められることになります。
日本の司法はまだ生きていました。
正義は「貫けば必ず報われる」のです。

 判決により、市側が上告しなければ、訴えを却下した地裁判断が見直されることになります。
昨年一月の青森地裁の判決は、
「記念館の設置条例は、設置の目的を一般公益と定めており、特定個人が具体的な権利や法的利益を有する根拠はない」
として、新渡戸記念館側の訴えそのものを不適切と判断していました。
つまり市の行動そのものの行動を一切斟酌(しんしゃく)することなく、いわば門前払いの判決だったわけです。

 ところが今回の仙台高裁の判決は、
「市は記念館の設置時に新渡戸家と交わした覚書で、
 史料の文化財としての価値を認め、
 適切な管理、保全を約束していたのだから、
 合理的な理由がない限り、
 条例による一方的な記念館の廃止は許されるものではない。
 したがって新渡戸記念館側の訴えは適法なものである」
と結論付けて、青森地裁に裁判のやり直しを命じたものとなったわけです。
こうなると青森地裁としては、
「十和田市が行った新渡戸記念館の廃館には合理的な理由があったか」
を判断する裁判を行わざるを得なくなります。…中略

 実はいま、全国で、いわゆる歴史的記念館や資料館が、次々と廃館に至っています。
不思議なことに、その廃館に際して、記念館に所蔵された遺物遺品の数々が、その後どのようになったのか、ほとんどの場合、不明な のです。

 そして半年から1年の内に、その廃館された記念館の遺品が、ヨーロッパのオークションで、ものすごく高い値段で売買されたりして います。
ある縄文式土器は、出品時の価格が5千万円、最終的なオークション価格が1億5千万円で落札されたそうです。

 そのお金は、誰の手に渡っているのでしょうか。
ひとついえることは、閉鎖に追い込まれた記念館や資料館のもともとの関係者の手には、まったく渡っていないという現実です。

 このことは、売得金がもともとのオーナーさんの手に入ればそれで済むという問題ではありません。
日本の歴史が消されようとしており、そのことに対して、我が国があまりにもいま無頓着すぎることが、結果として日本の裏社会に流 れ、日本の破壊工作に使われているという現実があるのです。
これは明らかな文化テロです。

 そしてそのような文化テロが、なんとなりすました日本人によって行政の名のもとでさえも行われるようになっていきたという、これ は恐ろしい現実の一端なのです。…以下略

  これが本当であれば、大変なことですね。と言うか、こんな悪知恵が良く働くものです。金になるとなれば、どんなことでもやるんですね。
  一体、全国で、どれ程の被害が出ているのかを考えると恐ろしくなります。やはり、あちらの人達は、お国に帰ってもらって、あちらで、お国と一緒に消滅してもらいましょう。

  それにしても、お人好しの平和ボケ日本は、やられ放題ですね。本当に嫌な国が隣にあるものです。


「新渡戸記念館」解体、観光部長に電凸

2016年04月08日 | 新渡戸記念館

  2月10日 (水)、第 601回の「新 渡戸記念館問題続報」などで取り上げてきた十和田市のとんでもない企みが、その後どうなっているのか心配で すが、そ の後の報道もないようです。

  そんな時、新渡戸稲造さんの動画を見つけたので見ていたら、十和田市に電凸されている動画もあったので、早速見てみ ました。 去年の動画なので次期は遡りますが、お役所仕事というか、市長の命令で担当されているだけなのか、歯切れが悪いですね。と言う か、担当者では、この程度しか言えないのでしょう。やはり、諸悪の根源は市長です。

  東京都知事といい、自治体のトップには怪しそうなのが沢山居そうですね。国会も同じですが、地方の劣化も救い様がな いところ まで来ているようです。と言うか、やはり、日本人じゃない者が侵入していると考えるべきなのかもしれません。本当に、日本の危機 は土俵際まで来ているようです。

  一日も早い、国民の覚醒が望まれます。このままでは、日本は解体されてしまいそうです。再生どころの話じゃなさそう です。



「新 渡戸記 念館」解体、十和田市役所、観光部長に電凸


廃 館・解 体の危機の、「新渡戸記念館」に確認の電凸


十 和田市 「新渡戸記念館」解体、観光推進課に2回目電凸、その1


十 和田市 「新渡戸記念館」解体、観光推進課に2回目電凸、その2


新 渡戸稲 造第1弾 ~世界を結ぶ志~


★新渡戸記念館問題続報

2016年02月10日 | 新渡戸記念館

  ねずさんが、2015年8月24日 (月)、第51 回の 「十 和田市の暴挙と新渡戸記念館」などで取り上げてくれて、知った大問題ですが、やっと新聞が取り上げてくれた そうです。やはり、産経新聞です。

  これも、ねずさんが取り上げてくれました。こんな大問題を未だに取り上げないマスコミや政府は、やはりおかしいです ね。

   小名木善行 ねずさんの ひとりごとより   2016年02月05日

  新 渡戸記念館問題続報(5)

  青森県十和田市にある新渡戸記念館が、在日と思しき十和田市の一部の悪質な連中によって廃館の危機に貧しているとい う問題について、このブログでみなさまにお知らせをしてまいりましたが、このたび、産経新聞がこの問題を全国紙の記事と してとりあげてくださいました。
実に冷静な記事です。

  産経ニュースより     2016.2.2

  【視線】 『武 士道』が泣いている 編集委員・安本寿久

  「市としては、資料は称徳館に移そうと考えています。どう展示するかはその後、考えたい。向こうは拒否されています が」

  この説明を聞いたとき、裁判になるほどもめている理由がわかった気がした。青森・十和田市立新渡戸記念館の存廃をめ ぐって、市と新渡戸家が争っている問題についてである。

  騒ぎの発端は昨年2月だった。同市が、同館の耐震診断を行ったところ、極低強度と判明したとして、4月1日からの休 館と館の取り壊しを発表したのである。休館後の資料保存、展示のための代替施設案は示されなかった。

  同館は、同市発展の基礎になった三本木原の開拓に尽力した新渡戸傳(つとう)、十次郎父子らの足跡を伝えるため、昭 和40年に開館。もともとは十次郎 の三男で国際連盟事務次長を務め、著書『武士道』で知られる新渡戸稲造の蔵書、遺品などを収めた私設新渡戸文庫だったた めに、新渡戸家が無償貸与した土地 に市が館を建て、資料を新渡戸家が寄託する形を取った。館長には新渡戸家の人が就任してきた。

  市の発表が急で一方的だったため、館長の新渡戸家8代目、常憲氏が専門家に耐震性の調査を依頼。補強すれば使用は可 能という判断を得て再調査や館の存 続を求めたが、市は応じず、資料の撤去や鍵の返還などを求めたため、新渡戸家が廃館・取り壊し決定の差し止めと耐震診断 の再調査を求めて提訴した。

  新渡戸家が憤慨し、懸念も持っているのは約8千点に及ぶ資料の扱い方である。市は、東北地方で同様の耐震診断で問題 があった博物館が約10館あった が、すべて財団法人や自治体が寄贈を受けた資料を保存展示していると指摘。市の予算を使っての保存は今後しないと告げ、 資料の寄贈か撤去を求めている。も し寄贈した場合はどう扱うのか。筆者が市の担当者に質問した際の回答が冒頭のものだ。称徳館とは、名馬の里でもある同市 が、馬に関する資料5千点を展示し ている馬の文化資料館である。新渡戸稲造の蔵書などが、馬の資料と同等の価値という判断なのである。

  「今も資料を市の所有物である展示ケースから出せ。その後は段ボール箱にでも入れておけばいいといわれている。その 判断は人類共通の遺産である文化財の保存上、妥当なものでしょうか」

  館長はそう語る。市がこの遺産の展示・保存のために支出する年間予算は館長、学芸員の給与も含めて2300万円であ る。その費用対効果ともいえる入館 者数は平成26年度で1万308人。稲造が五千円札になって5万3831人を集めた昭和59年度ほどの集客力は今はない が、それでもコンスタントに1万人 前後が入館する。

  作家・童門冬二氏の呼びかけで、地元ゆかりの先人を街づくりに生かそうとする自治体が集まる「嚶鳴(おうめい) フォーラム」という団体がある。参加自治体の一つ、岐阜県恵那市は江戸期の儒学者、佐藤一斎の「三学の教え」を生かした 街づくりをしている。

  〈少にして学べば即ち壮にして為す有り。壮にして学べば即ち老いて衰えず。老いて学べば即ち死して朽ちず〉

  この教えを実践するため、教える意志と知識のある人たちに公民館などを開放したところ、高齢者の病院通いが減り、医 療費が減ったという。先人は十分、活用方法があるという好例である。

  今年開かれる岩手国体は「東日本大震災復興の架け橋」という冠が決まっている。新渡戸稲造の「我、太平洋の架け橋と ならん」という言葉にちなんだもの だ。新渡戸家はもともと盛岡藩士。岩手県は先人の価値を熟知しているが、青森県では『武士道』が泣いている。(やすもと  としひさ)


  新聞には、記者の記名記事と、そうでない匿名記事があります。
記名記事は筆者が責任を持って書いているため、たいていまともな内容になっています。

  この記事の冒頭にある市の回答は、「(新渡戸記念館の)資料は称徳館に移す。どう展示するかはその後考えたい」とい うものですが、その「称徳館」は、馬の展示記念館です。
本文にもあるように、人類の宝である新渡戸稲造博士の遺品を、馬の道具と同じ扱いとしてしか、十和田市は考えていないと いうことです。

  しかも、具体的に「どこに資料を移すか」について、十和田市が明らかにしたのは、不思議な事に、これが最初です。
それまでは記念館側の「記念館取り壊し後、資料はどこに保管するのか」という質問に対して、市は「ダンボールにでも入れ ておけば良い。新渡戸家が資料を市に寄贈するなら、その後にちゃんと考える」という、まるで人を小馬鹿にしたような回答 しかしていません。

  もともとこの問題は、十和田市が突然「市の施設である記念館を取り壊す」と言ってきたことに由来します。
理由は、コンクリートの強度が不足し、耐震上問題があるというものです。
ところが記念館側で調査をすると、耐震上の問題など何もない。

  しかもこの強度検査をするに際して、市が主張するコンクリートの強度は、なるほど数値の上では不足だけれど、市が調 べたところを調べると、市が「コンクリート」として標本採取したのは、コンクリートの構造体そのものではなくて、その表 面に塗られたモルタルです。
モルタルに強度がないのは、あたりまです。

  さらに市は、このことを言ってきたとき、この時点で記念館の建築図面の確認さえしていません。
図面は、市がおかしなことを言ってきたときに、記念館側ではじめて取り寄せたのです。
つまり、標本はモルタル、しかも建築構造の確認さえしないで十和田市は、「コンクリートの強度に問題があるから記念館を 取り壊す」と言ってきたのです。

  新渡戸記念館の文化財とは何かといえば、保管している建物ではなく、中に所蔵されている史料です。
では、その史料をどうするのかといえば、当初の十和田市の回答は、「市に寄贈しろ」です。
寄贈後、史料をどのようにするのかという質問への市の回答は、「そんなことは、あんたには関係ない」です。
冗談じゃあないです。
  世界遺産のひとつと言って良い新渡戸家の財産を、無償で提供させ奪った挙句、その史料を、どのように扱うかについて は、まったく不明なのです。
まさに暴挙としかいいようがありません。…以下略

  今、やっと日本を取り戻そうという機運が盛り上がってきている日本にとって、この世界に武士道を広めてくれた新渡戸 稲造さんの記念館を、こんな扱いされたまま放って於いたのでは、余りにも情けないし、世界に対しても恥と言えるでしょ う。
  何とか、阻止したいものですね。と言うか、やはり、これは、国が乗り出してもらいたいし、そうあって、しかるべきで しょう。


★十和田市の暴挙と新渡戸記念館

2015年08月24日 | 新渡戸記念館

  日本の貴重な財産でもありますが、それ以上に 日本人の誇りであるものを台無しにしようとしているとんでもない陰謀が行われれいることを、第 25 回の「新渡戸記念館を守れ!」で取り上げました。

  その危機を教えてくれたねずさんの動画がアップされています。あれ以後も解決はされていないようです。

  もし、こんなことを許したら日本人の恥です。何で、国が動かないのかも不思議ですが、それだけ日本の危機は深刻だと 言うことなのでしょう。

  詳しくは、ねずさんが書いてくれていますので、是非、リンク元で読んでください。兎に角、日本人が全力で守るべきこ とですね。
  こんな時に、のんべんだらりと人生を過ごしてきた自分の無力が情けないと悔やまれます。  


   小名木善行 ねずさんの ひとりごとより  2015年08月21日

   十 和田市の暴挙と新渡戸記念館

  「地方自治体の市長、副市長が共謀して、個人が保有する時価800億円は下らない文化遺産を、一片の正式通達も出さ ずに、勝手に処分しようとし、御用新聞を利用してその所有者を中傷して個人への人格攻撃をする」
およそ日本人の頭では考えられないような暴挙ですが、こんなことが現実に起きているのが、青森県十和田市であり、その十 和田市にある新渡戸記念館です。

この問題に関しては、以下の2つの記事で情況を皆様にお知らせしていますが、今回はその現状視察のときの動画も出来まし たので、合わせて、もう少し掘り下げてみたいと思います。…以下略

  日本人はここまで堕落してしまったのでしょうか。それとも、やはり、あちらの人でしょうか。どう考えても日本人がや る事とは思えません。


新渡戸記念館を守れ!

2015年07月29日 | 新渡戸記念館

  ねずさんが新渡戸記念館が大変なことになっていると緊急告知してくれたことを第5730回の「『武士道』新渡戸稲造を読む」で取り上げましたが、ねずさんが心配のあまり、青森の記念館へ行かれたのだそうです。
  その現実は想像以上に酷いものだったようです。ねずさんが拡散希望と書かれているので、ここでも取り上げさせて頂きます。 

  小名木善行 ねずさんの ひとりごと   2015年07月27日

  【拡散希望】新渡戸記念館の文化財が霧散の危機に瀕しています

  先日、「新渡戸記念館を守れ!」という記事をアップさせていただきました。
概要は前の記事に書いた通りなのですが、あまりのできごとに心配になり、日本弥栄の会さんのお世話になって、去る7月22日、青森県十和田市の新渡戸記念館まで行ってきました。

  訪問に際しては、次世代の党前衆議院議員の田沼隆志先生、幸食研究所の渡辺先生と3名で訪問させていただきました。
このときの模様は、後日動画でもお知らせしますが、一足お先に、記事でご紹介をいたします。

  この記念館は、新渡戸稲造博士のご子孫の所有する土地に、市が記念館の建物を建て、その建物の中に新渡  戸家が新渡戸家が 所蔵する稲造博士の所蔵品から先祖代々の品々を展示し、記念館の維持管理費用は市が負担する、という形でできているものです。
  図式化すると
   土地 × 所蔵品(文化財)=新渡戸家所有
   建物 × 維持管理費用  =十和田市提供
  となります。

  青森県十和田市というのは、いまでこそ人口63千人の立派な「市」ですが、もともとこのあたりは三本木原と呼ばれる荒れ地 だったものを、新渡戸稲造博士の祖父の新渡戸傳(にとべつとう)が奥入瀬川から水を引いて、あたり一帯を開墾したことによって、 人々が入植できるようになった土地で、宮崎県川南町、福島県矢吹町と並んで「日本三大開拓地」の一つに数えられているところで す。

  その十和田から、「武士道」を世界に紹介した新渡戸稲造博士が出ることで、十和田市に市制が敷かれた頃に、博士並びに十和田 開拓の基礎を担った新渡戸家を未来永劫、市として顕彰するために、記念館が建てられたという経緯をもっています。

  ところが、その十和田市が、今年1月に「記念館を敷地内で建て替えて、もっと大きくて立派な建物にしたいから、現況調査をさ せてくれ」と言ってきたと思ったら、その翌月には、今度は手のひらを返したように、「記念館を取り壊す」と言ってきたのです。

  記念館というのは、全国のみならず、世界中どこでもそうですけれど、建物に値打ちがあるのではなくて、中に所蔵されている 「展示品(所蔵品)」に値打ちがあるのです。
記念館の建物は、すでに建築から30年以上が経過していますから、取り壊しには3700万円の経費がかかるけれど、現在の残価は 0円です。簿価0円です。はっきりいって、何の価値もありません。

  ところが新渡戸記念館に所蔵された約8000点の所蔵品は、市によって「文化財」の指定を受けていますが、後に書きますけれ ど、ざっと見積もって最低でも800億円以上の価値(ものによっては値段の付けられないような高額品もあります)があります。

  その文化財を十和田市はいま、「建物を取り壊すから、所蔵品を全部、タダでよこせ」と言ってきているのです。
  そして電気や空調まで支払いを停止し、駐車場にあった仮小屋も取り壊し、記念館休館の張り紙をするなどの嫌がらせをしておき ながら、なんと不思議なことに、記念館取り壊し等に関して、十和田市はこれまでに一度も、正式な通知書面さえも発行していないの です。

  これだけでも信じられないような出来事ですが、記念館の所蔵品の処遇にしても、記念館取り壊し後に、どこにその所蔵品を保管 するかさえ、十和田市は、いまだにはっきりとした回答をしていないのです。

  たとえば新渡戸記念館には、新渡戸家に代々伝わる470年前の甲冑(かっちゅう、ヨロイのこと)があります。
  これは鎧になんと金箔を張り巡らした逸品で、それが完全な形で所蔵されています。
先日、欧州で日本の縄文土器がオークションにかけられました。
縄文晩期のもので、日本の縄文時代展示館なら、どこにでも置いて有りそうな土器でしたけれど、なんと1億8000万円の値がつい たそうです。
  黄金の甲冑です。
  おそらくオークションに出せば最低でも2億円は下らないでしょう。
  そんな鎧が、鎧だけでも十数体あるのです。

  まして新渡戸稲造博士は、世界的に名前が通った学者です。
  新渡戸稲造博士所蔵の書籍は、乃木希典大将直筆の書名本、あるいはいまは絶版になっている台湾行政法や韓国土地農産調査報告 書、清國行政法、甲陽軍談など、一冊一冊が値段の付けられないほどの秘蔵品が、まさに山のように所蔵されています。
  そんな時価に換算したら、総額800億円は下らない品々を、市は、正式な通達もなく、またその品々の保管先さえも明示しない まま、建物に問題ありと虚偽の主張をして、それら品々を、どこかに持ち去ろうとしているわけです。

  市はどこに持っていくのか。
  何度も繰り返していますが、記念館というのは、その器(建物)に価値があるのではなくて、その内部の所蔵品に価値がありま す。
  ところが市は、くりかえしそれら所蔵品を、ただ「よこせ」と繰り返すばかりで、所蔵品を渡したら、それをどこに持っていくの か、どうするのか、そういうことを一切、あきらかにしていないです。

  ほんとうに、ありえないようなことなのですが、そんなありえないことが、現実にいま起きているのです。…中略

  ちなみに・・・。
  このブログで、何度かお話していることですが、支那や朝鮮では、政変などが起きた時、前の政権等の所蔵した文物を奪い取り、 それを換金して贅沢三昧を手に入れるということが、歴史上幾度となく繰り返されています。
十和田市の要職にあって、本件を強引に推進している某氏は、まさにその在日ともいわれています。

  もしかすると昨年末から今年のはじめにかけて、7月9日以降、在日の一斉取り締まりと本国強制送還が始まるという噂がありま したから、その際の高飛び資金を、地元から調達するに際して記念館所蔵のお宝を持ち逃げしようとしたのかもしれないという、信じ たくはありませんが、そんな噂も一部にあるようです。…以下略

  今回も長いので、全文は是非リンク元で読んでください。

  それにしても、酷いやり口ですね。これは、どう考えても日本人のやる事じゃないと思っていたら、案の定怪しいようです。それにしても、こんな大事件に国は何の動きも無いのでしょうか。
 
  こんなことを許しては日本人の恥です。何とかしないと。しかし、こういう時に、つくづく負け組の悲哀を感じてしまします。億の金を自由に動かせる身分になれなかった悲しさです。くやしいです。


★『武士道』 新渡戸稲造を読む

2015年06月11日 | 新渡戸記念館

  新渡戸稲造さんの「武士道」は関心があって、 何十年も前に、英語の本を購入して読んだことがありますが、もう何にも覚えてません。多分、私の事だから、英語だって殆 ど解ってなかったと思います。

  そんな「武士道」をねずさんが取り上げてくれています。これも、多分ねずさんのところで読んだのだと思いますが、以 前から、不思議だったのが、日本に は宗教が無いのにどうやって道徳教育をするのかと外人に問われた、新渡戸さんが、悩んだ末、武士道に行き当たり、それを 英語で書いたと言うことでした。
  不思議に思ったのは、何故、武士道なのかと言うことです。何となく納得はするのですが、どうも、もう一つ腑に落ちず にいました。
 
  ところが、ねずさんが見事に解説してくれました。やっぱり、ねずさんは凄いですね。今回も長いので、全文はリンク元 で読んでください。

  ねずさんの ひとりごとよ り  2015年06月03日

  『武 士道』新渡戸稲造を読む

  …略

  「自分たち日本人の道徳規範というのは、いったい何に基いているのだろうか」
新渡戸博士は、そこで一生懸命考るわけです。
そして、はたと思いついたことが、
「近代日本の道徳観念は、封建制と武士道が根幹を成しているのではないか!」ということで、そこで武士の道を体系化し、 本にして出したのが、世界的名著と言われる『Bushido: The Soul of Japan』です。

  実はここがたいへんに面白いところなのですが、当時の日本は、宿泊先の旅館の床の間に現金を置きっぱなしで出かけて も、誰も盗むなんてしなかったし、数万人が出るお祭りに際して、警備の警察官はほんの数名でまかなえるほど、治安の良い 国であったわけです。

  この頃東京市の市長であった尾崎行雄は、ある外国人から「どうして東京市はこんなに治安が良いのか」と問われ、答え に窮して「それは東京市の住民の民度が高いからだ」と答えています。
いまでも東日本大震災にみられたように、日本人の民度の高さは、世界的にみても群を抜いているということができます。

  ところが、ではどうして日本人は民度が高いのか、日本人の道徳観念はいったいどこから来ているのか。
そのことに、新渡戸博士ですら即答できなかったということは、日本人にとっては、治安の良さも民度の高さも、それは、ご く日常的な、空気のような、あたりまえのもの、もっというなら日本人の血肉となっているものであったということを示して います。
なぜなら、後天的なものとか、あるいは他者から強制されたものなら、「これが原因だ」と誰もが即答できるからです。…中 略

  私は、日本的道徳心の根源は、武士道にあるというよりも、天皇の存在を中心にした「おおみたから」と「シラス(知ら す、Shirasu)」に由来し、さらに縄文文化によって形成された和の精神が、日本人のDNAとなって定着していると 考えています。
武士道は、その延長線上にある統治官僚としての道として形成されたものという見方です。
ただ、新渡戸博士の『武士道』は、もともとが外国人向けに書かれたものだけに、逆にこの本は、武士道を知らない現代日本 人にもわかりやすく、あらためて今これを学ぶことには、大きな意義があると思います。…以下略

  新渡戸さんや尾崎さんが外国人に問われて即答できなかったのは、日本人にとっては、治安の良さも民度の高さも、日本 人の血肉になっているというのが何とも素晴らしいですね。
  これも、ねずさんが教えてくれた有史以来の天皇を中心とした日本の国体が創り上げてくれたものだったと言われて、心 から腑に落ちました。

  何とも、素晴らしい国に生まれたものだと、感謝せずにはいられませんね。とは言いながら、GHQによって、その素晴 らしさを失った現在の日本ではそれを誇ることができません。
  やはり、なんとしても、取戻し、日本を再生しなければなりません。何とも、書きますが、それこそが、世界平和の一番 の近道じゃないでしょうか。

  日本の使命は大きい!

 その新渡戸さんの記念館が大変なことになっているようです。これも、ねずさん が書いてくれています。

   新 渡戸記念館を守れ!  2015年06月06日

  …略

  ところが、この「十和田市立・新渡戸記念館」、十和田市長の小山田久が突然、
「新渡戸記念館の耐震性に問題がある」といいがかりをつけ、今月末までの廃館と、今年度中の解体撤去を要求してきたのだ そうです。…以下略

  これも、何となく胡散臭い裏がありそうです。どこまで日本の足を引っ張ったら気が済むのでしょうか。それにしても、 沖縄といい、地方は腐ってますね。