ダンポポの種

備忘録です

峠歩いてきた

2021年10月08日 23時52分00秒 | 散歩・ウォーキング



きょう午後、暗峠へ行ってきました 超絶急坂ウォーキングです。
「早く来い!と峠が呼んでいるので(?)、行ってきた
昨年7月に歩いて以来、1年3か月ぶりの暗峠行きです。
当ブログの過去記事から集計すると、暗峠まで歩いて登るのは今回が7回目。

コロナ新規感染者数が減っている時期だし、「暗峠へ行くんだったら今月のうちだな」と思っていました。きょう午前中は来客があったので動けなかったけれど、午後は予定が空いていたので、思い切って出かけました。近鉄電車で東花園まで行き、東花園駅前からウォーク開始しました。東花園から暗峠を越えて南生駒まで歩きました。
「やっぱり、暗峠といえば、連続超絶急勾配で形成される大阪側の道から登ってみたいと思う」
「なんか変態
「もっとも、奈良側から登るのも決してラクではない。急坂の箇所は多い」

きょうは、久しぶりの暗峠ではあったけれど、これが7回目の峠ウォークだし、気分的ゆとりを持って歩き始めました。日々、甘南備山を中心に地元での散歩ウォークも続けているし、きょうは体力にも特に不安はありませんでした。
「きょうはサクッと、暗峠へ登っちゃお
っていう感じに、ちょっと軽く考えてしまったというか、油断がありました

枚岡ガード(枚岡の近鉄ガード下)から始まる暗峠への急坂ですが、きょうは、登り始めのところから頑張って歩きすぎました。ぐいぐい登りすぎた なので、たちまちエネルギー残量が… いつもの力が出なくなってしまいました ペース配分無視という初歩的なミスでした。

ペース配分を考えて歩く習慣が、やっぱり私には無い 課題です。昨年、京都一周トレイルで比叡山のほうへ歩いたときにも、途中で残りエネルギーがゼロになってしまったことがありましたな
日頃の甘南備山で、ペース配分考えずに歩くのが習慣になってしまっています。甘南備山はそれでも登頂できるのです。低山だから。

きょうは、急坂の途中からスローペースの歩行になりました。一歩ずつ前進することだけに集中! 幾度も立ち止まって休憩しながら、どうにか暗峠へ到達できました。登りきれて良かった

また次の機会、暗峠へ歩きに行くときは、ペース配分を忘れずに最後まで力強く登りたいと思います。

   ◇          ◇          ◇

【画像】


↑近鉄奈良線、東花園駅。駅前の標高4.5m。
 きょうは電車でここまでやって来て、この駅前からウォークを開始しました。
 13時25分、駅前をスタート。



↑駅から5分ほどでラグビー場前の広場に着きました。



↑ラグビー場北側の交差点から、暗越奈良街道のルートを進みました。



↑恩智川(おんちがわ)を渡ります。



↑恩智川を渡った先に、国道170号線をまたぐ歩道橋があります。これも渡ります。
 道幅が広い170号線を跨ぐので、この歩道橋は距離が長いです。
 〝向こう岸〟まで、途中に橋脚(支柱)はありません。



↑歩道面が大きく湾曲していることが分かります。
 現状、ルートとしては、この歩道橋が<暗越奈良街道>ということになっています。
 時代やね。170号線と立体交差する歩道橋になってしまっているけど、これは仕方ないよね



↑歩き始めると、ポヨンポヨンと足元が振動します。「くぅ~、揺れるっ
 上下4車線の国道をひと跨ぎします。隣りの側道みたいなのも一緒に跨ぎます。
 中央分離帯のところに歩道橋の橋脚が立っているなら、少しは安心なんだけど(
 前回通った時も、今回も、私一人しか通行人がいなかったので、マイペースで渡れました。
 もし、ほかの通行人がいたら、この歩道橋はどんだけ揺れるんだろう。
 耐久面で、同時通行は何人までとか決まっているのかな? そんな決まりは無いか?



↑箱殿東交差点。暗越奈良街道と東高野街道が交差する地点。標高は18.3m。
 〝しましま模様の交差点〟なので、一度ここを通れば印象に残ります。
 交差点内の全面が、横断歩道です。歩行者信号が青になったら、どの方向にも渡れます。
 この交差点を過ぎると、勾配がだんだん急になっていきます。



↑近鉄奈良線のガード橋が見えました。ブログ内呼称「枚岡ガード」です。
 たまたま電車が通りかかったので写しました。特急車両でした。
 「特急 いや、回送みたいやな」
 現在近鉄奈良線では、昼間の時間帯に特急列車は運行されていません。



↑14時14分、枚岡ガードのそばから急坂へ進みます。標高は55m。
 東花園からここまで5400歩(約50分)でした。
 「ウォーミングアップはOKだ! この調子で登っていくぞ!」
 (ここまで快調に歩いてきたので、つい、油断してしまった)

 この地点(そば)に自動販売機があるので、600mlペット水3本を買いました。
 リュックが重くなりますが、この先は自販機ありません。



↑一気に勾配がきつくなります。
 1年3カ月ぶりの「くらがりごえ(暗越)」に挑みます。



↑登りはじめは、住宅が建ち並んでいます。
 住民の方々は、日常生活でこの急な坂道を行き来されているのですね。
 「行き来、大変だろな」と、平坦な町に住んでいる私は、そう思います。



↑ここから先、道は山の中へ入っていきます。
 きょうは、この辺りまではサクッと登れました。
 しかし、それは、明らかに〝オーバー・ペース〟だったわけです
 (後のことを考えずに、ここまで、ぐいぐい登ってきてしまった)



↑山の中へ入り、ここからは道沿いに住宅も建っていません。
 峠越えの道はここから本番ですが、私はすでにバテ気味



↑赤い橋のところに来ました。豊浦橋。



↑豊浦橋の近く、額田山展望台への分岐付近で休憩しました。
 ここで、標高はすでに220mを超えています。



↑再び歩きだして、「次の休憩は、朱色の鳥居のところだな」と目標を設定。
 しかし、そこまで到達しないうちに、足が止まってしまいました
 イナバの物置が建っているところ。
 「バテたな…。きょうは、峠越え出来るだろうか 引き返さなアカンかも」



↑朱色の鳥居のところでも休憩しました。でも、写真を撮るのを忘れました。
 「写真撮るのを忘れるぐらい、疲れていた…」



↑最急勾配と言われるカーブ地点です。どうにか、ここまでやって来ました。
 ゆっくりと1歩ずつ前進することだけを考えて登りました。



↑このカーブ区間を通過するだけで、高低差5~6mぐらいありそう。
 このへんの標高は333mぐらい。だいぶん上がってきました。



↑弘法大師のお水のところ。休憩しました。標高395m。
 ここから先は、急な上り坂は、ほとんどありません。
 でも、暗峠までずうっと上りは続きます。
 だらだら坂です。バテた体には堪えます。



↑大阪府・奈良県の府県境、暗峠に着きました。標高455m。
 峠の茶屋は、きょうは閉まっていました。



↑暗峠へ14時57分に着きました。
 ふもとの枚岡ガードから、結局〝いつも〟と変わらない所要時間で登ってきました。
 歩きながら、「きょうは時間がかかるぞ」と思ってたけど、案外、いつも通りでした。
 バテたのは確かなんだけど、一歩一歩、前を向いて、頑張って登りました。



↑峠を越えて奈良県生駒市に入り、ふもとの南生駒を目指して下ります。



↑峠から奈良側へ下り始めてしばらくは急勾配が続きます。急な下り坂です。
 足の踏ん張り方に気を付けて下っていきます。



↑この先、南生駒まで下っていくだけです。(もう、上り坂は無い)
 すでに疲れているけれど、上り坂を歩くのとは気分が違います。断然気楽



↑無事に、ふもとへ下ってきました。



↑南生駒の町並みへ入っていきます。
 「もっとも、南生駒というのは近鉄の駅名だけで、南生駒という町は無いねん」
 「このあたりは、生駒市萩原町という地名だそう」



↑南生駒駅の近く、竜田川のそばから生駒山を見る。



↑15時49分、南生駒駅に着きました。
 東花園駅前からここまで、約2時間半、1万4600歩でした。
 きょうはここをゴールにしました よう歩いた。



このあと、南生駒から近鉄電車で2駅〝南〟の東山駅へ移動し、駅近くにある「音の花温泉」へ行きました。風呂で汗を流して、ビールを飲んで帰ってきた


散歩して風呂入ってビール飲むのは、最高だ。


ダンポポの種明かし
本当のことを言うと、きょうは暗峠を越えて南生駒へ下ってきたあと、そのままウォーキングを続けて、音の花温泉まで全行程を歩いて到達する計画を立てていました。でも実際には上り坂でバテてしまったので、南生駒で歩くのをやめました
…となれば、南生駒から電車でサッサと帰宅するのも一手だったけれど、「せっかくお風呂の用意持ってきたのに」という思いが勝り、電車に乗って東山へ移動した次第です。散歩したあとに大きい風呂に入るのは、気持ちいいです。

〔おわり〕