ダンポポの種

備忘録です

星田からウォーク

2018年12月04日 23時47分50秒 | 散歩・ウォーキング


23.3℃でした。(K田辺観測、きょうの最高気温)
12月だというのに、きょうは異様に暖かい一日でした。
奈良や和歌山では「夏日」を観測したそう。
けれど、今後は一気に気温が下がるらしく、数日後の今週末には〝真冬の寒さ〟がやって来るそう。
体調管理に努めなければいけません。

とりあえず今夜は、ビールが美味かった~

   ◆          ◆          ◆


きょうは、交野市星田へ出かけて、ウォークしてきました。

先日ウォークした「禁野側線」(津田引き込み線)のほかに、戦時中は星田駅からも引き込み線(軍用貨物鉄道)が敷かれていたそうです。
きょうは、そのルート跡をたどって歩きました。
現在、枚方市内の「香里団地」(こうりだんち)となっているエリアが、戦時中は陸軍造兵廠・香里製造所という軍需拠点だったそう。
片町線星田駅から香里製造所まで通じていたという引き込み線です。香里側線(こうりそくせん)と記します。



↑学研都市線、星田駅(南口)。
 わし、きょうは午前中にJR電車に乗ってここまでやって来ました。



↑星田駅北口の駅前から、ウォーク開始しました。
 画面奥のほうへ向かって、高架線路に沿って(河内磐船方向へ)歩いて行きます。



↑このあたり、高架化されたのは昭和50年代のことだったみたいです。
 それ以前は、地べた(地平)に線路が敷かれていたわけやね。
 星田駅から香里側線が分岐していた様子を思い浮かべ、地べたに線路が敷かれている光景をイメージしながら歩きます。



↑駅前をスタートして、しばらく歩くと…。
 線路沿いの道路が、ぷいっと、左のほうへカーブしていきます。
 この道路が、香里側線の線路跡(ルート跡)やね。
 カーブの様子が、いかにも「昔は線路敷だった」っていう感じです。本線から引込み線が分岐していく感じが伝わってきます。



↑星田駅のほうを振り向いてみた。やっぱり、いい感じのカーブですね。
 レールや枕木などのアイテムが残っていなくても、線路跡の道路(ルート)を眺めることで 当時をしのぶのです。
「線路跡をたどるときはカーブ区間に注目しよう! …やな」
 




↑ぐいぐいカーブしていきます。



↑カーブの先は交通量の多い道路です。市道かな。
 ここから先も、香里側線の線路跡が道路として活用されているのです。





↑第二京阪(高速道)をくぐります。
 道路案内板に「国道1号」の記載がありますが、これは第二京阪の側道を示したもので、枚方バイパスの国道1号線ではありません。



↑第二京阪をくぐったとこらへんで、交野市から枚方市に入ります。
 星田駅を出て、最初の〝カーブ〟で進路を変えたあとは、ひたすらまっすぐ進みます。
 禁野側線もそうだったけれど、ルート跡から考えると、とにかく一直線に線路が敷かれていたみたいやね。
 戦時中に急遽敷設された軍用貨物鉄道だものな。
 当時は田畑が広がる風景だったのだろうけれど、一直線に敷設されていたことを思うと、強制的な土地収用もあったのだろう…と察します。





↑道中で1か所、歩道に休憩所みたいなのがありました。



↑草に埋もれるように1枚のプレートが見えます。



↑おおっ 香里側線の線路跡(ルート跡)であることが記されていますね。
 大事なことが書いてあるプレートやん。
 もうちょっと手前の、見やすいところに設置したら どうだろう。







↑香里団地へやって来ました。私は初めてここへ来た。マンションが多いな~。
 戦時中は、この一帯が香里製造所という軍需拠点だったということです。戦後、香里製造所の撤去跡地を整備して、香里団地ができたそう。
 現在、ここは、近隣の電車駅から京阪バスで結ばれています。枚方市・枚方公園・香里園など京阪電車の各駅までバスがたくさん運行されています。



…というわけで、星田駅から線路跡(ルート跡)をたどって、ここまでやって来ました。
 歩数計は星田駅から5000歩ぐらい。約4kmやね。

線路跡をたどるウォークはここまで-。
けれど、ここ香里団地でウォーク終了しても私的には行き場がないので、このままウォークを続行します

   ◇          ◇          ◇


↑香里団地から、地図を見ながら…、それでも道に迷いながら、枚方公園駅を目指して歩いてみました。
 ひらかたパークの観覧車が見えてきたときは、なんだか嬉しかったです。



↑枚方公園駅に着きました。
 香里団地から4000歩ほど。なので、星田駅からのトータルは9000歩ぐらい。
 「まだ1万歩、いってない

枚方公園駅のすぐ近くにある大阪王将のお店に入り、やや遅めの昼食、休憩。
そのあと、もうすこし歩き続けることにして、枚方大橋で淀川をわたり、JR高槻駅までウォークしました。


↑枚方公園駅から少し歩くと、淀川の堤防に出ます。堤防の道路から枚方大橋を眺める。
 さっきまで青空が広がっていたはずなのに、雲行きが怪しくなってきました。
 もともと、きょうの天気予報は〝イマイチ〟でした。むしろ、さっきまで晴れていたのが奇跡



↑枚方大橋で淀川を渡ります。
 この橋を歩いて渡るのは2回目です。まえに、枚方市駅から高槻市駅までウォークしたことがあります。
 やっぱり、淀川は川幅が広いなぁ。なかなか向こう岸にたどり着きません。
 「空の様子がどんどん怪しくなってきた…」



↑高槻市に入ってまもなく、パラパラと雨が降り始めました。路面が濡れて黒っぽくなっていきます。
 散歩ウォークの際、常に折り畳み傘を持参しているので、対処はできるのですが。
 ウォーキングとしては、傘をさして歩くのは鬱陶しい。(個人の感想)
 雨合羽みたいなのを装備しておけばいいのかもしれへんね。



↑雨は、しばらくザザッと降って、あっさり止みました。良かった、助かった。
 八丁畷交差点を歩道橋で越えて、まっすぐ進んでみました。
 阪急京都線の高架をくぐります。



↑JR高槻駅前へ着きました。
 星田駅から高槻駅まで約13km、約1万7000歩でした。
 ここからはJR電車で京都駅へ帰りました。