ダンポポの種

備忘録です

44号線を歩く旅(後編)

2017年01月05日 19時03分50秒 | 散歩・ウォーキング
ダンポポ散歩企画 (歩くダンポポ)
44号線を歩く旅 <後編>
(歩いた日:平成28年10月27日、木曜日)


奈良県と京都府にまたがって通じている奈良県道44号線~京都府道44号線を、全区間歩いてみよう!の、続きです。
昨年5月に奈良県側からスタートし、府県境を越えて、木津川市の「梅美台西」交差点まで歩きました。
☆参考☆ その時のことを書いたブログ記事です。

今回は、それの続きです。
<後編>と銘打って、梅美台西交差点から木津川市加茂町(国道163号との接続点、海住山寺口交差点)までを歩いてきました。

歩いた日は、昨年の秋、平成28年10月27日(木曜日)のことでした。
ブログ報告がめちゃめちゃ遅くなりましたが()、以下、当日歩きながら写してきた画像を貼って、報告に代えたいと思います



↑今回のスタート地点・梅美台西交差点のすぐそばにある、「木津南ソレイユ」バス停留所。
 平成28年10月27日(木)、午後から出かけました。
 私はJR木津駅前から奈良交通バスに乗り、ここ「木津南ソレイユ」停留所まで来ました。
 画面の奥、信号機が見えているところが梅美台西交差点です。



↑梅美台西交差点。
 まるい屋根の建物が見えます。あれが「ソレイユ木津南」という商業施設でした。残念ながら、現在は閉鎖されています
 さっき下車したバス停留所に〝ソレイユ〟の名が残っているというわけです。



それでは、スタート

13時57分。 加茂町を目指して、梅美台西交差点を出発。
(時刻は、画像に記録されている撮影時刻を記載)



↑このあたりは、山(丘陵)を切り開いて整備されてきた新しい町です。
 街づくりはまだまだこれから…、という雰囲気もあります。



↑歩道には、色合いの異なるタイルで2本のラインがびゅーっと伸びています。
 「大仏鉄道」にちなんで、2本のレールがイメージされている(…のかも)。



↑加茂町方面へは右折、の案内標識。



14時03分。 「梅美台」交差点を右折。
 横断歩道を渡って、画面右奥の道へ進みます。



↑梅美台の住宅地を過ぎて、「梅谷」交差点の手前で、京都府道44号線を示す標識(ヘキサ)を発見。
 道を間違えていない証拠であり、この標識に遭遇すると心強いです。



↑下梅谷バス停。
 写っていないけれど、道路の向かい側にパン屋さん(レガル)があります
 私は立ち寄ったことがないけれど、有名なお店らしい。





↑さきほどまでのニュータウンっぽい雰囲気はすっかり失せて、のどかな風景の中を進んでいきます。





14時16分。 「ラーメン無鉄砲」の前を通ります。
 K弟氏に誘われて幾度か来たことがある店です。こってり
 人気の店で、食べに来たらいつも込んでいる印象です。(クルマがたくさん止まっていますが、これはお店の駐車場です)
 きょうの私は、お店の前をテクテクと素通り。



↑上梅谷バス停。









↑車道との仕切りが無くなって、路肩をコソコソと進む個所もありました。
 ここぞとばかりに、後方から奈良交通の路線バスがやって来ましてな…、遭遇というか、通過のタイミングが合ってしまったのです。
 バスは私のそばで最徐行してくれて、ぐぐっとセンターラインのほうへ車体を振りながら走り去っていきました。
 すみません、邪魔したね。こんなところを歩いたりして
 あとで地図を見直すと、この区間では、車道とは別ルートで歩行者用の通路が並行しているみたいやね。そっちを歩いたら安全だったな



↑ここから歩道が復活 これで安全です。
 14時26分。 歩き始めてから約30分です。まだ、先は長いです。







↑ほほう  牧場があるのですね。今まで私も知らなかった。



↑右の車道に沿って、歩道を進みます。



↑この付近が自由乗降区間であることを示す停留所ポールと、前方には44号線の標識です。





14時42分。 浄瑠璃寺口バス停。
 浄瑠璃寺へ行くには、ここから少し歩かなければなりません。



↑44号線は直進です。





↑右前方、遠くに、住宅地の広がりが見えてきました。南加茂台(ながもだい)住宅地です。



↑行く手の歩道上に〝茶色い何か〟が、ボテッボテッとたくさん落ちているのが見えてきました。
 遠目には、それが何なのか判別しがたい
 「まさか、ウン… じゃないだろうなぁ
 と思いながら、息を止めて警戒レベル5で接近してみると、その正体は「栗」でした。





14時52分。 南加茂台(ながもだい)の家並みに一段と接近しました。
 この交差点を直進すると南加茂台へ行けますが、府道44号線のルートはここで左折です。
 尚、ここを直進して南加茂台を経由しても、その先で再び44号線に合流(復帰)できます。そっちのほうが道幅が広いので、クルマは走りやすいです。



↑私は左折して、歩き続けます。
 左折した途端に、交通量(クルマ)が減りました。やっぱり、ドライバーは南加茂台経由の道を選ぶのでしょうね。



↑稲刈りが終わった田んぼと、真っ青な空。 本当にいい天気です。



14時57分。 歩き始めてから1時間が経過しました。







↑家が建て込んできて、集落というか、加茂の町のなかへ入っていく雰囲気が実感できます。
 道幅が、狭くなっていきます。
 私が住んでいる地域も同じだけれど、昔からの集落を通っている道は拡幅工事が難しい





↑44号線は直進です。
 画面左側に踏切が見えています。JR大和路線(関西本線)です。



15時07分。 ここ、道幅が一番狭かった気がする
 乗用車同士でもこの場所では離合不可やわ~。 ここも府道44号線です。







↑この道幅ですが、一方通行ではありません。
 クルマ同士が離合する時は路肩ぎりぎりまで寄せてくるので、歩行者は気を付けなければいけません。



15時13分。 JR加茂駅そばの踏切までやって来ました。



↑さきほど分岐した、南加茂台を経由する道を通ってきたら、ここの交差点に出てくることができます。



↑「SL展示すぐ」「大仏鉄道遺構めぐり」のプレートが目に留まりました。
 ちょっと寄り道して、プレートが指し示す小道へ進んでみました。



↑加茂小学校(左)のそばに、蒸気機関車がいました。



↑C57-56号機。
 屋根付きのスペースで、大切に保存されています。
 C57は、そばを通っている関西本線でもかつて活躍したらしい。



15時20分。 44号線に戻ります。





15時24分。 JR加茂駅に着きました。
 駅へ着いたら「やれやれ」とホッとしてしまうのが私の質だけれど、きょうはここがゴールではありません。
 44号線の旅は、さらに続きます。







↑歩道を求めて、車道の右サイド・左サイドをふらりふらりと渡り歩きました。





15時34分。 この交差点は、なんだか古くからの歴史がありそうな雰囲気やね。
 こういう雰囲気の交差点、私は好きです。



↑その先、道は登り坂となって、44号線最後の見せ場〝木津川をわたる〟シーンを迎えます。





15時37分。 これより木津川をわたります。
 恭仁大橋という名前の橋です。







↑橋のうえから、夕日(…と呼ぶにはやや時刻が早いか)と川面を眺める。
 「単なる逆光やないか



↑強度のこととか、設計上の工夫なのでしょうけれど、橋全体が〝弓なり〟になっています。
 このあたりが、橋の〝てっぺん〟です。



↑反対側(対向側)の歩道へ移って、順光で川を眺めてみました。



↑ズームせずに写してみた。
 地面に映っている橋の影から推察してもらったらいいんだけれど、この橋、結構な高さがあります。
 真下を見ると、足がすくむというか、怖かったですわ (わし、高所が苦手になってきました)



15時43分。 木津川を渡り終えて、44号線の旅はラストスパート(歩きやけど



↑「じゃきち川」です。 この名前、漢字で書いたらどんな字でしょうか?



↑答えは、こちら





15時48分。 「岡崎」停留所。
 帰りは、この停留所からバスに乗って加茂駅へ戻ろうと思っています。
 44号線の旅はゴール目前。前方に見えている青い道路案内標識の交差点まで、歩きます。



↑国道163号線との交差点です。いよいよやって来ました。



15時50分。 ここがゴールです
 海住山寺口交差点へ、無事に到達しました。



↑これが国道163号線です。







↑ゴール到達をひとり喜びながら、海住山寺口交差点をいろんな角度から写してみました



バスに乗って帰ります

15時59分。 バスが来ました。「岡崎」停留所から加茂駅まで戻りました。



↑バス車内から。 恭仁大橋を渡っているときに撮影。



↑「岡崎」から3分ほどで、あっというまにJR加茂駅に着きました。
 バスというか、クルマって、ほんとうに速くて便利なものですね。


↑加茂から、JRで帰ってきました。


(おわり)