ダンポポの種

備忘録です

新幹線の座席を見つめる

2015年12月03日 22時39分20秒 | 鉄 道

まだ、旅のまとめ記事を投稿できていないけれど…、
先日 九州新幹線に乗りに行ったときに写してきた画像の中から、ちょいと〝つまみぐい〟してご紹介~。

当日は、京都~九州の往復にも、当然()、新幹線を利用しました。
そのときに「のぞみ号」の車内で写してきた客席(普通車の座席)の画像を貼っておきます。


N700系の座席(普通車)

↑山陽新幹線、徳山通過のころに撮影。画像をよく見ると、窓の外にコンビナート風景が写っています
 この区間では私の周囲の座席が「空席」だったので、『今が、座席の写真を写しておくチャンスだ』と思い、撮ってきました。(テツだもの)



↑空席なのをいいことに、私が勝手に座席を触って、背もたれを倒してみました
 座席リクライニングを、目いっぱい倒してみた状態です。結構、深々と倒れるでしょう?(…と私は思っている)
 もっとも、新幹線の座席は、リクライニングを元に戻した状態(基本位置)では垂直に近いぐらいに背もたれが〝立つ〟ので、
 それとの対比でリクライニング角度が一層大きく見えるという面はあるかも。



↑背もたれを目いっぱい倒したら、後列(2列目)の乗客が立ち座りしたり、通路に出入りしたりするのが、やや窮屈な印象になりますね。
 後ろの席が「空席」だったならともかく、混雑して座席が埋まっているときは、リクライニングの際に後ろの席への配慮を忘れたくないものだなと思うのです。

◇               ◇               ◇

以前に私自身が新幹線に乗ったときに感じた そういう思いから、今年の青年部「おはなし会」では、新幹線の座席ネタを取り入れてみました。
悪いネタではない …と自分では思っていたんだけど、おはなし会で聴いてくださった方々の反応を見ていると、なんか微妙でしたね。
話が細かすぎて、伝わりにくかったのかなぁ
わざわざ「新幹線の座席」を話題に挙げなくても、ほかの事例を引いて、話に織り込むほうが良かったかな? みたいな。
元も子もない、ことですわ。

それと、本当を言うと、背もたれを〝目いっぱい〟倒して座っている人というのは、乗客全体のなかでは少数派だという現実があります。
これは、今まで私が新幹線に乗ったときに自分の目で見てきたことの感想です。
多くの乗客は、背もたれを〝わりと軽めに(浅めに)〟倒して、座っておられるものなのです。
『言われずとも、すでに多くの乗客は、後ろの座席への配慮や遠慮を心得てリクライニングを使用している-』 ということにも、なりましょうか。
↑それこそ、元も子もない話じゃないか

そもそも、「おはなし会」で喋る内容についての原稿を考える段階から、無理矢理に「鉄ネタ」を題材に使おうとしてきた経緯があります。
〝鉄ネタ前提〟でしたから、話にも無理が生じたというか、収まりが付かなかった部分があったかもしれません。
本番で喋っている自分も、なんだか、みなさんに話が通じていないような〝通りの悪さ〟を感じておりました。反省ー。

お話の組み立て、伝え方を、一層に勉強していかなくてはならんと思っています。