このあいだ乗ってきた、阪急京都線の快速特急「京とれいん」の画像です。(撮影:10月13日)
↑河原町駅2号線ホームで発車を待つ、京とれいん。(誰でもふつうの乗車券だけで乗れます)
長らく京都線の特急電車として活躍してきた「6300系車両」をリニューアルして出来た、特別な編成です。
車体にイラストや扇子形のヘッドマークが付いて装いを新たにしていますが、6300系であることは容易に判別できますね。
特急電車時代の6300系は8両編成だったけれど、「京とれいん」は6両編成で仕立てられています。
画像は、梅田9時52分発のやつが、10時半すぎに終点河原町へ到着したところです。
降車客の波が過ぎ去って閑散としたホームで、折り返し発車時刻(11時01分発)まで小休止の6300系です。
↑車内のようす。
6両編成のうち、河原町寄りの2両(6号車・5号車)は緑色の座席です。
↑真ん中の2両(4号車・3号車)は、京とれいんの〝目玉〟の和風車両。
京とれいんに乗るんだったら、『やっぱりこの和風車両に乗ってみたいな~』と思うよねぇ。(私だけか…)
↑リニューアルしすぎとちがうか…? と言いたくなるような、和風車両の客室。
座席は、背もたれの上部にさらに仕切り板(パーテーション)が付いて、ボックスごとの独立性がアップ
阪急電鉄によれば、和室ムードの〝半個室〟ということらしい。なかなか面白いですね。
↑ただし、座面と背もたれが織りなす角度は…、90度
ほんまにボックス席というか、固定クロスシートなんやね。日除けは、巻きあげのカーテンです。
背もたれ・座面のクッション(座ぶとん)は固定されていて、座っているうちに滑ってズレたりすることはありません。
座り心地が良いかどうかは、人それぞれに感じ方が違うのだろうと思います。(私は、かたい座席だなと思った)
やっぱり、ここは、グループで楽しく語らいながら乗りこむ車両なのでしょうね。
↑梅田寄り2両(2号車・1号車)のようす。
こちらは赤色の座席です。
2人掛けの転換クロスシートがずらりと並ぶ様子は、6300系ならでは! この座席配置は、特急電車時代と変わっていません。
日除けも、鎧戸形がそのまま使われています。(6号車・5号車も同様)
◎車窓風景(ちょっとだけ)
↑東海道新幹線と並走する区間にて。
新幹線電車と遭遇するかと思ってカメラ片手に待っていたけれど…、こんなときに限って遭遇しないものなんだ
↑十三停車のひとときに撮りました。
↑もうすぐ梅田終点です。
↑梅田到着。3号線に入りました。
河原町の2号線ではのんびり止まっていられたけど、梅田は列車本数も多いので、京とれいんもササッと折り返していきます。
◎おまけ
↑河原町にて、9300系特急梅田ゆき。
6300系のあとを受け継いだ、現在の京都線の特急電車です。
再掲:特急時代の6300系
2010年の正月に、Yクラブの仲間たちと6300系特急に乗りに出かけたとき写した画像です。
すべて、当ブログ再掲画像です。