ダンポポの種

備忘録です

続・きのうの続き

2011年01月18日 23時47分18秒 | 鉄 道
また、きのうの続きです。

伊勢訪問の目的であった肝心の「お寺巡り」についての記述は皆無で、近鉄特急での帰路についてのくだりが、必要以上に詳しい…。
それが、『ダンポポの種』というブログだ。

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◎再掲画像(近鉄の特急券)



1月16日。
鳥羽9時36分発(所定)の近鉄特急(京都・大阪難波ゆき)は、ダイヤの乱れにより、約25分遅れの10時ちょうどぐらいに鳥羽を発車しました。

列車は、22000系4両+30000系ビスタの、8両編成でした。
前寄りの22000系が京都ゆき、後寄りのビスタカーが大阪難波ゆき。途中の大和八木まで2列車併結で運行される仕組みです。
私が乗ったのは、京都ゆきの「D号車」。これが一番前の車両(先頭車両)ってことになります。
鳥羽発車時点でこの号車の乗客は5~6人で、車内はガラガラ…。

「本日、名古屋線での車両故障と雪の影響で、只今この列車は23分ほど遅れて運転しています。お急ぎのところご迷惑を…(略)」
という内容の車内放送が流れて鳥羽を発車。スタートです!

いざ走り出せば、列車は普段と変わりのない足取りで、スイスイと進んでいきました。
「な~んだ、ふつうに走ってるやん…。この調子なら、これ以上に遅れが拡大することは無さそうだ」
と、とりあえず私も一安心しました。

ところが…、事はそんなに甘くなかった!

伊勢中川へ到着する寸前で、列車は停止信号(赤信号)でストップしたまま、さっぱり動かなくなってしまったのです。

名古屋線・大阪線・山田線の結節点である伊勢中川駅。
この日は、ダイヤの乱れから、各線の列車の発着順序も混乱したようです。
ホームに列車が滞留してしまい、後続の列車が同駅へスムーズに進入できなくなっているようでした。
電車の〝渋滞〟ですね。

↓奇特にも、この模様を撮影された方がいらっしゃったようで、ユーチューブに出ていました。動画拝借します。

2011/01/16 伊勢中川駅が大変なことになっていた 名古屋線編


一定の間隔を保ちながら電車が渋滞している様子が映っていますね。
ここまで混乱するのは、本当に珍しいケースだと思いますがな。

私が乗った特急電車も、伊勢中川駅が寸前の地点で停止信号に阻まれ、25分ほど待たされました。
いつ動き出すのか見通しも立たないし、この待ち時間は長く感じられました。心細くてドキドキしてたぞ。
ようやく伊勢中川駅へ〝招き入れられて〟、停車して(客扱い)、すぐに発車。
私の願いとは裏腹に、列車の遅れは拡大してしまい、伊勢中川からは「50分遅れ」になりました。

これから京都へ帰って「サポート業務」がある私にとっては、それに間に合うように帰り着けるかどうか、一気に微妙になってきました。
『西大寺到着が1時間遅れまでが許容範囲だ』
と、私は読んでいましたので、もうこれ以上の遅れ拡大は許されません。とにかく走れー、近鉄特急!

伊勢中川を発車したあとは、新青山トンネルを抜ける辺り(西青山駅付近)まで回復運転っぽい〝爆走モード〟の力走が見られましたが、
青山町(通過駅)の寸前で再び停止信号に引っ掛かったのちは、スピードが上がらなくなりました。
『もはや回復運転は断念か…!?』
と思わせるような〝流す〟走り方で進みつつ、伊賀神戸・名張・榛原と、所定の停車駅を拾っていきました。