ダンポポの種

備忘録です

改良工事中!

2009年10月31日 18時43分33秒 | うちの近所

現在、JR学研都市線の祝園駅では、駅設備の改良工事が行われています。
恐らくこれは、今後、京田辺~木津間で予定されている「7両編成化」に対応するための、プラットホーム延長工事に違いありません。
こつこつと、ちょっとずつ工事が進んでいます。

『現行のプラットホームをそのままぴゅーっと延長して7両対応にするんだろうな…』
と、私は簡単に思っていたのですが、工事の様子を見ていると、どうやら、線路の付け替えを伴った、手の込んだ改良工事になっているようです。

うちの地元ですので、きょう、カメラ片手に現地へ行ってきました。




↑学研都市線の祝園駅。
 現行のプラットホームのそばに、新しいプラットホーム(と思われるもの)が造られつつある状況です。



↑上から見たら、こんな感じです。(橋上駅舎の窓から撮影)

 画面の奥が京橋方面です。
 右のホームが木津ゆき、左のホームが京橋方面ゆきの乗り場です。

 …で、このほど、上り線・下り線の間に〝中線〟が復活したような格好となり、只今、祝園駅構内は「3線式」の線路配置になっています。
 この〝中線〟に沿って新しいホームが造られつつあるところを見ると、恐らく、木津ゆきの線路がこちらへ付け替えられるんじゃないかと思います。
 付け替え後は、現行の木津ゆき線路は撤去されるんじゃないかな?

 とすれば…、いま造られつつある新しいプラットホームは、現行の木津ゆきホームとくっ付いて一体化(合体)されるのかな?
 めっちゃ幅広のホームになりそうだけど…。




↑京橋方向から、木津ゆきの電車がやってきました。



↑工事中の新しいプラットホームを横目に、207系4両編成が現行ホームに到着します。
 工事が完成したら、この木津ゆきが7両編成になって、手前の〝中線〟に到着するようになるんだと思います。



↑木津ゆきが発車していくところ。
 〝中線〟に沿って新しいプラットホームを造ってゆくとした場合、橋上駅舎につながる「階段」の位置を考えると、
 やっぱり新しいホームは現行ホームと一体化させないとだめですよね。



↑京橋方面ゆきホームの、端っこです。
 付け替えられるのであろう木津ゆきホームと違って、こちらは、現行ホームをそのまま伸ばそうとしているみたいです。
 ホームの先に続く地面が掘り返してあり、7両対応に向けてホームを継ぎ足すのだろうと思われます。



↑祝園駅は、単線区間の列車交換駅(行き違い駅)という役割を持ちます。
 従来からの線路配置は極めてシンプル! 
 単線レールがY字型のポイントで分岐して駅へ入ってくる、という昔ながらの構造です。
 そこへ、このたびの工事で、新しい線路が敷かれつつあります。
 遠目ですが、ポイント(分岐器)の隣りにも、ちょろんと新しい線路が敷かれているのが見えますか?


↓ズームしてみました。


↑ほら、ポイントの横に、新しい線路が造られているでしょう。
 いったい、どういう配線にしようとしているんだろう…。
 さらに、その先には踏切があるのですが、その踏切道にも新しい線路が埋め込まれているのが見えますか?(画像ではちょっと見づらいですが)

 どうやら、ポイント(分岐器)を踏切の向こう側(画像の奥方向)へ移転させようとしているみたいなんです。
 詳しいことは分かりませんが、プラットホームを伸ばす都合上、ポイントの位置も変更しなければならないということでしょうね。

 『ぴゅーっと、ホームを伸ばしたらええだけやん…』って簡単に思っていたけれど、けっこう手間のかかる大変な作業なんですね。



↑祝園駅構内の現在線は、引き込み線みたいな線路です。