ダンポポの種

備忘録です

ふらっと半日

2009年01月11日 23時52分52秒 | 旅のあと
きょうは午前中で業務が終わり、午後から予定が空いたので、〝半日休日〟を決め込み、福井へ行ってきました。

(↑わけが分からない行動…)

業務とか広報誌取材とか一切関係なしの、純粋な「テツ活動」です。
何も考えずにボーッと電車に乗ってみるだけという…、こういう時間も良いものなんです。
「そこに、電車があるから」みたいな…(はいはい)



↑京都から福井まで特急「サンダーバード号」で行きました。やっぱり速かった。
 私がサンダーバードに乗ったのは、実はこれが初めて。
 「金沢まで行くのは遠いな。かと言って、敦賀は近すぎる。じゃあ、福井にしよう」
 という発想で、目的地が福井になったという…。


きょう私が乗ったのは、京都を13時10分に出る「サンダーバード21号」です。
これに乗るために12時すぎに自宅を出たのですが、昼飯を食べていなかったもので、お腹が減りました。
「サンダーバードの車内販売で弁当を買えばいいか」
と考えて京都駅から乗り込んだのですが、この見込みが完全に外れた!

きょうの「サンダーバード21号」は12両編成とめちゃめちゃ長い編成で、しかも、私が買った指定席券は端っこ(先頭車)の12号車でした。
「なんだか、いやな予感…」
という思いが的中し、結局、車内販売が回ってきませんでした。
厳密には回ってきたんですが、12号車に車内販売ワゴンが姿を見せたのは、福井到着の5分前ぐらいでした。
京都で駅弁を買ってから乗り込むのが正解だったな…。

…というわけで、
福井に着いた私は、食事だけして帰ることにしました。

駅ビルというか、駅の建物の中をウロウロしてみて、回転寿司の店を発見。
ここは福井だと思うと、ネタの魚もうまいのではないかという気がして、ここで食べることにしました。
入店して、席につくと、目の前を流れていく寿司皿にのった、そのネタが大きく見えます。

「さすが福井や、ネタがデカい! それに新鮮そうだ」
と、素直に喜んでしまった私ですが、店内を見渡してすぐに気が付きました。

「あっ…、ここ、100円(105円)寿司じゃないんだ…」って。

おいしかったです。
日頃、私が行く100円のところに比べると、わさびが断然利いていました。
食べるたびに〝スコーン!〟ときました。



↑サンダーバードで来たので、帰りは「雷鳥」に乗ろうと思ったのですが、寿司を食べながらふと思い立って、
 福井から武生までは「福井鉄道」に乗ってみることにしました。
 JR福井駅からちょっとだけ歩いて、福井鉄道の乗り場を発見。
 福井鉄道の始発駅「福井駅前」です。
 写っている、武生新(たけふしん)ゆき電車に乗りました。



↑福井鉄道の車内のようす。
 この車両は、もと名古屋鉄道(岐阜市内線)のものですね。
 座席の形状が奇妙奇天烈。
 座った感じは、あんまり良くなかった…という感想なのですが。



↑終点の武生新にて。
 右が、乗ってきた電車。折り返しで福井駅前ゆきになるようです。
 左は昔から活躍している電車。今も何編成かあるようで、実際に運用されているみたい。
 こっちの電車に乗りたかったな。



↑武生新の駅建物。
 建物の大きさの割りに、入口が小さかったです。
 大屋根の下に、駅の入口があります。
 「武生新駅」という表示が、建物のてっぺんにあります。ちょっと上すぎる?

 北陸線(JR)の駅と区別する意味も込めて駅名に「新」をつけているのでしょうが、地名の後ろに「新」をつけるのが福井鉄道流。
 武生新のほかに、福井新という駅もあります。

 近鉄で言えば、新田辺ではなくて田辺新と呼んでいることになります。



↑武生からJRに乗って、「雷鳥」で京都へ帰ってきました。
 途中、敦賀に停車したとき、車窓から隣の乗り場に停留中だった新快速を写してみました。
 上手に撮れていませんが、「新快速・播州赤穂」って読めますか。
 敦賀の駅で播州赤穂という表示を見ると、やはりテツの血が騒ぐよなぁ。