学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

金砂神社再訪

2011-09-10 | 東日本大震災と研究者
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2011年 9月10日(土)11時34分41秒

南相馬市鹿島区南海老の金砂神社の痕跡が見つからなかったことを8月14日に書きましたが、森幸彦氏(福島県立博物館)のツイッターに、「8月24日、兵庫県神道青年会に和歌山、滋賀の神青が加わり、30名の皆さんが、南相馬市鹿島区南海老の金砂神社、磯ノ上稲荷神社、北右田御刀神社境内八坂神社の3ヶ所に仮社殿を設置してくださいました」とあったので、川口神社の慰霊祭に伺う前に、この三社を参拝してきました。
金砂神社の位置は私が歩き廻っていた場所で間違いありませんでしたが、本当に海のすぐ近くなので、これでは何も残らないなあ、と改めて感じました。
また、磯ノ上稲荷神社の場合、手持ちの地図で単に稲荷神社と記載されていて大きな石碑等があった場所で探してもなかなか見つからず、道路を挟んで少し離れた高台に小さな社殿を発見したものの、屋敷神のようにも思えたので本当にここでよいのかと不安でした。
で、兵庫県神道青年会のホームページを見たところ、間違いないようですね。
写真はいずれも金砂神社ですが、一番下の写真の植物がマルハシャリンバイのようです。

兵庫県神道青年会

※写真
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石猫

2011-09-10 | 東日本大震災と研究者
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2011年 9月10日(土)07時51分33秒

石ノ森萬画館の近くにあった猫の石像が気になったので、写真を撮り直しに行ってきました。
私はアニメの世界には全く疎いのですが、そもそもこの石像は何で、どこにあったのかご存じの方がいれば教えて下さい。

瓦礫撤去作業をしている人が瓦礫の中から宗教的な物を見つけると、土地の一画にそれらを集めておくのはよく見かけますが、この石像は明らかに宗教的なものではないですね。
しかし、この石像の表情、どっしりした存在感、そして何よりこの石像自身が津波で傷ついていることは、類型的な地蔵像や観音像などに比べて、祈りを捧げる対象として、よりふさわしいようにも思えます。

※写真
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする