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剣岳・落の記

2009-07-13 | 中世・近世史
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2009年 7月13日(月)23時04分12秒

>筆綾丸さん
『剣岳・点の記』、私も初日に見ました。
22年前の盛夏、私は山の友人と一緒に長次郎雪渓を登っていたのですが、途中で急に雨が降り出し、ガスで視界が全く効かなくなり、雪渓の最上部で迷ったことに気づきました。
そして正規のルートに向かってトラバースしている途中で新人が足を滑らせ滑落、それを止めようとしたサブリーダーも滑落して、二人ともものすごいスピードでガスの中に消えて行きました。
すり鉢状になった下部には滝で雪が切れた箇所があったため、死亡事故を覚悟しましたが、70メートルほど落下したところに岩が露出していて、二人とも奇跡的に止まり、全身打撲と足の骨折だけで済みました。
富山県警の山岳警備隊に救助を要請して、到着まで何時間も待ったときの心細さは今でもよく覚えています。
あの時は生まれて初めて警察に心から感謝しましたね。
翌日、天候の回復を待って二人はヘリコプターで富山市内の病院に搬送され、残りのメンバーはトボトボと下山しました。
結局、あれ以来、剣の頂上は踏んでいません。
剣から富士山があれほど綺麗に見えることも、今度の映画で初めて知りました。

>皇族出身
まあ、峰岸氏は二条や貴族社会のことなど、あんまり興味はないでしょうからねー。
コメント
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