学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

鎌倉遺文研究会第121回例会の御案内

2006-05-16 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 5月16日(火)14時46分16秒

例によって勝手に宣伝です。

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日時:5月31日(木)18:00~
場所:早稲田大学文学部第2研究棟6階第7会議室
報告者:呉座勇一氏
題目:「親子契約・兄弟契約・一揆契約」
  [報告者の一言]
従来、領主の家内部の法規範である置文から領主間協約である一揆形状へ発展するという見通しがなされてきた。中世法における一揆契状の位置づけとして概ね首肯し得る見解であるが、在地領主制論に依拠しすぎている憾みもある。置文だけでなく、親子契約・兄弟契約といった論理を1つの前提にして一揆契約という概念が形成されたことを論じたい。

http://www.littera.waseda.ac.jp/faculty/ebisawa/kamakuraibun.html
コメント
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