長めに・・・・・・。

（枝谷の水路の上に平行に猪道有り）
猟期も近くなったので山を歩く時間を少しづづ長くしようと午後は２時から山へ行く。
幸い車も無くて散歩をする人も見当たらず。
わしは歩くのに丁度良い気温だが犬達は帰る頃に腹を流れる水で冷していた。
一番長い谷の奥へ歩きながら左右の枝谷を覗いて行く。
何所にも小さい足跡と堀跡が有るが多分２年生位のコビンチャが毎晩出歩いているのだろう。
足跡は小さくて以前の様な大きなのは近所には見当たらないので今期は期待薄である。
それでも何所かに居ないか探して歩く。
姫とクロが消えたので花を連れて山から捨ててある芋のクズの山へ続くイノシシ道を歩き易くしてやる。
其処は罠を設置しても良さそうな場所なので遠いのだが考えてみよう。
山へ来て２時間ほど経ったので引き返す事にして笛を吹いて姫とクロを呼ぶ。
ゆっくりと歩いていると姫が下手から顔を出す、「あれっおまい下におったんか？」
３匹と帰っているとクロも追いついて来る。
ちょっと長く歩いただけで足に堪えてきた、まだまだ鍛錬不足なのが良く分かった。
車まで帰り犬達を乗せて置いて檻に餌を補充して置く。
帰宅時間は何時もより早かったが犬達は満足しているだろう？。（多分）
全犬食欲有り、わしは讃岐ウドン（冷凍）をダブルで肉は今朝買った米産細切れの味付けを追加したものだが量も多く美味かった。
今夜はトンイを見るので寝るのは明日になる。

（農家が捨てた芋クズを食べに来たコビンチャの足跡）

体が・・・・・。

昨日最近に無く歩いたところ、夜になって足の甲が痛くなった。
猟期になれば足の爪の１つか２つが内出血で黒くなる。
靴は長靴でゆとりが有るのだが急に歩き過ぎると毎年起こるのでどこかに原因が有るのだろう。
今朝起きると足は左程痛くない、山登りの方が運動に成るので裏山へ行く。
今朝は割りと下の方の散歩道をイノシシが掘っている。
足跡は瓜坊である。
親の足跡が見当たらないのでこの辺りまで親離れした？コビンチャが来ているのでしょう。
尾根の直下で花がキャンキャン吠え出してタヌキの様な動物を木の上へ追い上げたようだ。
１５ｍ程離れた木が揺れているが姿は見えず。
花まで獣ばかりを追うのも困るので花を呼び返す。
すると直に反応して羊歯の中から出て来る。（ヨシヨシ）
尾根道で姫とクロが先に行くが分岐点で東の方へ花が進む。
付いて行くとイノシシの真新しい堀跡が続いており花は左右に付いたイノシシの体臭を嗅ぎながら
前へ進むが尾を下げておっかなびっくり状態である。
多分寝屋も近くに有るのでしょう。（一番高い場所の所なので）
案外こんな犬なら訓練次第で寝屋撃ち？が出来る犬に成るのかも？。
花子、５０ｍくらい進む間に左右の羊歯を出入りしている箇所で何度か嗅いで様子を探っていた。
引き返す時は尾を上げていたのでやはりイノシシに反応したのでしょう。
クロが待っていたので姫だけを置いて降りる事にする。
降り掛けて直に右手を舐められる。
見ると姫が帰った挨拶をしてくれる、美味いジャーキーをやる。
揃って下山、無事帰宅。
小屋で何と無く餌を欲しがっているようなので朝はやらないのだが今朝はフードを入れてやると姫とクロが全部食べてしまう、やはり犬達にも秋のようです。

（イノシシの臭いが強いので恐々猪道を進む花子）

３谷見るも・・・・。

午後の山行きは北方面にする。
最初の谷は口の方に来ていた形跡が有ったので今日買って来た糠を一握り置いて来た。
クロが何かに吠えたのだがウサギやタヌキではない、姫も花もチビまで声の方へ走ったがクロ以外は戻って来た。
気に成る場所を覗いている内にクロも戻る。
一つ北の谷へ車で移動、その谷にも来た形跡は無い。
次の谷へ移動する時に花が乗らないのでしばらく我慢をして待つ。
どうにか乗ってくれたので最後の谷へ行く。
此処も３ヶ所くらいチェック場所を決めて有ったが最後の場所だけイノシシが来ていた様だ。
どの谷にも居るのは居ると思うのだが以前の様に多くないため毎日通る様な場所は少ない。
山池を覗いて見るとカモが１羽泳いでいた。
向こう岸に隠れていたが花子が水辺に下りるとカモが花子を見つけてこちらへ泳いで来だした所を撮影しようとするもピンボケに終わる。
カモは綺麗なオシドリの雄だったのに・・・・・・残念。
適当に遊べたので少し早いが帰宅。
時間が有ったので歩いて近所の山を調べる、コビンチャの足跡あり。
犬達全員？食欲あり、良かった。
わしは今期初の水炊きをスダチ風味のポン酢で食べる。（美味かった）

（嘴が真っ赤な綺麗なオシドリのオスだったのにピンボケの珍獣になる）

秋が来たようだ。

台風の名残の強風が吹いているが雨は夜半に止んでいた。
曇り空のもと裏山へ登って見る、途中にイノシシの気配なし。
尾根のヌタ場の横に来た形跡が有った。
犬達の内花子は若さを持て余していてチビやクロを相手にじゃれ付いてもつれ合う。
姫だけは貫禄の一人歩きだ。
尾根の北まで歩いてみるがイノシシの足跡は見つけられずに北からの強風で送電線が唸っている。
帽子が飛ばされそうに成るくらいだ、風が冷たくてようやく秋らしくなった。
これからが歩くのに良い気温に成ってくれるのでわしも山を歩いて罠の場所を決めて置こう。
最初は１００箇所位見つけて置き最終的に２５箇所に絞り込むのだが今期はイノシシが少なくて何時もの年の半分も獲れれば良い方だろう。
まあ、せめて毎年上げている人へ配る量だけは獲るつもりなのだが・・・・・・。
思い通りに行かないのが世の常でもある。（せいぜい頑張ります）
今朝は尾根で姫が５分程消えたが下りで追いついて来て手を舐めてくる。
途中で後ろから花に体あたりをされて転倒した。
ふざけて走るので花の荒い息が聞こえたら後ろに注意しないと膝の後ろへ当たって来る。
不意打ちなので当たればそのまま転倒するしかない、今朝もズボンと背中が泥まみれに成る。
まあ、花にすれば悪気などは無いので許してやろう。
今朝は檻に入れる糠を買いに行って来よう。

（奥のヌタ場の泥が回りの木の葉に白くついている）

明日まで降りそう。

（ピンボケだが逃げるコガモ達）
朝と言うか昼前に短い散歩に終わったので夕方は長めに山へ行こうとするも雨は止まず。
３時過ぎから西の山池近辺を散歩する。
山池に居たコガモが奥へ逃げ出す。
驚かすのも可哀想なので引き返して山際を歩いて散歩していると雷が少し鳴る。
雨も酷くなる、犬達も余り乗り気では無い、もう帰ろう。
濡れた花を抱いて小屋へ入れる。
犬達、すき焼き風味は食べないので今日は焼き鳥と空揚げにしてやると即完食、現金なものだ。
わしは昼に特製お好み焼きを食べすぎたので酢の物と蒸鳥サラダで済まそう。
明日には雨が止んでくれるでしょう。

簡単に済ます。

（山の広場で自由にしている犬達）
買い物から帰り短時間だが山へ出かける。
小雨だがわしも濡れて歩く。
他の猟師？がイノシシの確認の為に芋を大量に捨てて（置いて）あった場所を見ると何かが食べた形跡が有る。
歯型が小さいのが気に成るがアライグマやハクビシンにしては食べた量が多すぎるので納得は行かないがイノシシにしては残し過ぎている様にも思うし・・・・・やっぱり小さいイノシシなのだろうなあ。
雨が大粒になって来たので帰宅。
花子近場でも車に乗るようになって来た。
帰宅後はやっぱり抱えて小屋まで運ぶ事は変わらず。（何時まで続くのだろう？）

風雨強し。

昨夜と言うより今朝方までテレビを見ていて起きるのが遅くなるが外は風雨が強い。
犬達は大人しく小屋で寝ているが日本犬系は用便を我慢して小屋が広くて土の部分が有っても余程の事が無い限り小屋の中ではしないので山へ連れて行かないと可哀想だがこの風雨では帰って濡れてしまい後が辛いだろうから少し様子を見てみよう。
ただ、外へは出る用がある。
食材・薬・ロト７等だ。
開店セール狙いで帰宅後に山へ行こう？。
ところで何時も問題になる中国産の食品だが米国で以前から多くの犬や猫がドックフードを食べて死んでいるニュースを見て我が家は米国と日本国産の表示の物だが最近全部炊かずに食事の２割をドックフードにしているので心配は無いだろうが問題は散歩時のジャーキー類である。
一応国産の様に見えるが何処かのホテルの偽装の様に信用できない部分が多少有るのが現状である。
犬達が元気が無ければ気になるが、まあ今の所大丈夫だろう？。
さあちょっと出かけよう。

猿？。

夕方の散歩時に、車を降りるなり犬達が下手へ走る。
５０ｍ位を急いで歩くと姫とチビは近くに居て花が走って戻る。
クロがいない、１００ｍ谷の向こうの山でワンワンと吠える声がする。
「猿？」イノシシを単独で追うような犬で無いので猿と思うが定かでない。
姫が対岸を気にするが谷を回ってまでは行く気が無い様子だ。
クロが帰るまで時間が掛りそうに思えたので残りの犬達と奥の山池を見に行く。
やはりコガモが３０羽程泳いでいて飛んで逃げたり羽ばたく姿を見つけた花が水辺まで降りて行きカモの方を見て行きたそうな素振りだが泳いでまでは行く気が無いようです。
雨は上手い事止んでいます、丁度クロも帰って来ました、猿？に付いて何時間も帰らない事が有るので遅くなるのを覚悟していたのだが予想が外れて助かった。
早目に帰宅。
犬達何故だかすき焼き風の肉を食べず。
高いササミジャーキーは良く食べるのになあ。
まあ、心配は無いでしょう。
今夜から明日が当地では台風の影響で雨が多く降りそうです、被害が無い様願うのみ。

撮影失敗。

朝、小雨の内に西の谷へ走る。
傘は持つが差さずに歩ける。
今朝は望遠ではないが倍率の高いカメラを首に掛けて行く。
目的は山池のカモの撮影である。
誰も歩いていないので今朝もコカモが沢山居た。
歩いて行くと手前の木に止まっていたのが水に飛び込み泳ぎながら逃げ出す。
コガモは水辺の水平な木によく止まっているので止まった状態の写真を撮ってやろうとするも篠竹が有ってこちらからは見えない、所がカモからはわしが丸見え？なのか後少しで何度も失敗する。
手前から沖へ泳ぐのもピントを合わせるのに手間取り撮影がピンボケになる。
まあ、今度マガモの大きいのが泳いでいる時に期待しよう。
道は昨夜イノシシが掘り返した跡が沢山付いている。
昨日の夜は雨だったのにイノシシ君も食欲の秋なのか少々の雨でも餌を漁りに出歩いている様だ。
足跡から何時もの小形のイノシシと思われる。
奥で急に姫とクロが吠え出した。
「ん、イノシシ？」と急いで行くと、様子が変だ、それほどの迫力が無い声で直近くである。
タヌキやコジュケイでは無い。
確かにイノシシだった筈なのに姫とクロは谷を越えて追う事をしないで道へ出て来た。
相手が余程大きかったのか？、そんな奴は居ない筈なのにおかしいなあ。
犬達は未練も残さず奥へ進む。
詰めの左でチビ以外が斜面を本調子の動きで探すが突き止めも追い出しも出来ずに降りて来る。
雨の前に引き返す。
長靴に水が入り冷たい、新しいのに取り替えよう。
大体半月で安物の長靴はダメになるが山を歩いているので仕方なし。
無事帰宅、抱いて小屋へ入れる花が重い。

雨が続きそう。

一日中雨でした。
夕方も一応西の山まで走って人の居ない場所を傘を差して歩いたが花とクロは遠くまで行きたがるのに姫とチビは足元から離れない。
雨で濡れてみすぼらしい姿になって行く、夏場なら涼しくて丁度良くてもこの頃濡れると夜寒いかもと思い早目に切り上げて帰宅。
車から降りないし、抱いて降ろしても梃子でも動かない花を抱いて小屋へ押し込む。
犬もわしも食欲なし。
しばらく雨が続きそうだ、気分が滅入るなあ。
今夜は届いた全猟誌でも読むとしよう。