(ふざけあうトラ子とクマ子)
夕方から小雨がぱらついてきだした、おかげで少しは暑さもましなように感じます。
犬達を連れて裏山北へ走る。
降ろしてやると姫・トラ・クマは一気に東の山へ走る。
後をデブと付いて歩いていく。
道の行き止まりでしばらく待っているとクマ子だけが走って戻る。
しばらくクマ子の相手をしていると姫とトラ子までが降りてきた、珍しい事です、雨も降るはずだ。(踊りが有るので雨は困るのだが)
納得して山から出てきたのだから帰ることにする。
今夜はいつもより暑さがましなので犬達も楽であろう。(多分)
Gの逆転を見ていると先日遊びに来た岡山の若い罠師あぶさんから電話が来る。
罠の材料の事での質問です、細かい所まで話をしていなかったのにそこに気づいて電話をくれたのです。
パイプの溶接箇所で摩擦が起きるため作動時にわずかな抵抗が有るのではとの疑問でした。
わし自身内部に溶接が有るのと無いパイプが有るのは気づいていたのだが、彼はメーカーに問い合わせてパイプの製造方法の違いで溶接するのとしないのが有る事まで確認していました。
中々探求心が強いようです。
罠はいい加減な細工でも獲れることは有ります、でもそれは運が良かっただけで確実に獲るには丁寧に作り丁寧に設置する事が肝心です。
これは経験するとわかります、それも失敗した後でです。
ただ、レベルの低い猟師はイノシシに逃げられた原因を理解できずに失敗を繰り返すようです。
わし自身も空弾きや跨がれる失敗は数多く経験しているので偉そうなことは言えないのですが・・・・・・。
それでも口惜しさの余り眠れないときさえ有ります。(大げさでなく)
イノシシ猟では次のチャンスは無いと思うことです。そうしないとどこかで無意識に手抜きをしています。
その点に若いあぶさんは既に気づいています、わしも教えて貰った先生から教わっていたのに時々手抜き作業が有るので反省です。
たかが罠と思うでしょうが真剣に取り組むと悩むことが多く有り中々正しい?答えが出てきません、いつまでも勉強です。
罠猟を続ける限り避けられません、熱心なあぶさんからの電話で再認識しました。
さて、今日今頃徳島市では乱舞の渦でしょう、雨も大雨でないためどうにか大丈夫でしょう。(多分)
さあ今夜もエアコンは要らないだろう。
(車に戻る一家)