晩夏

朝3時過ぎに目が覚めて山本潤子を聴いていた。
若い頃の映像から2014年に活動を休止する前までの映像があり、最後の方は高音部が厳しくなっていて、本人も自覚して活動を止めたのかもしれない。
若い頃は若さゆえの美しさがあるが、40前後の頃がいいね、美人と云うわけでもないがスッキリしてる、見た目とは裏腹に天然の性格らしいけど。
声質も若い頃よりこの頃のほうが枯れたところがあり魅力的だ。
「翼をください」が教科書に載っていたので若い世代にはよく知られているが、古い人間としては「竹田の子守唄」が印象深い。
カラオケでよく歌うのは「冷たい雨」だけどね。

外が明るくなったので「日本人のための軍事学」を読み始めた。

7時半に起きたら、息子たちが朝早く起きて雨戸を開け朝飯を作って食べたらしく、新聞も取ってきてあった。
豆腐の味噌汁、茄子のオリーブオイル焼き、納豆、人参の糠漬け、焼売で朝飯を食べる。

10時過ぎに下の息子と北へ向かい散歩に出て、WAKWAKで枝豆、糠、フルーツトマトを買った。
ロピアで素麺と豆腐を買う。

昼は妻は娘が作ったグリーンカレー、僕と息子は素麺と卵焼き、叉焼を食べる。
余りにもカレーを喰わされるので、下の息子と反カレー同盟を結び、妻のカレー攻勢を避けるようにしている。

午後、2階のベッドで横になりちあきなおみを聴く。
かつて裏山を越えた所に住んでいたが、その頃は単なるオバサンとしか思えず興味がなかったが、人を見る目のなさはその頃から変わらず、好機は幾つもあったのに生かされてないんだなあ。
ちあきなおみ、歌も巧いが惚れた男に人生をかけ、その生きっぷりがたまらないね。

少し「日本人のための軍事学」を読んだが、いつのまにか寝てしまい5時近くなって目が覚め、慌てて階下に行き相撲を観る。
初日を観そこなっちゃあいけませんよ。
栃ノ心が良かった。右手を負傷してるらしいが気合いが凄い。
白鳳は衰えたな、北の富士も張り差しで立ち合わなければ相撲が取れないということなんだろうと指摘してたね。

風呂に入り、枝豆でティーチャーズのソーダ割りを作って飲む。
鮪と胡瓜炒め、豆鯵唐揚げ、ミニトマト、胡瓜の糠漬け、冷奴などが出てきた。

母のところへ移動してちあきなおみの番組を観る。
途中でヘルパーさんが来たが彼女も動画でよく観ていると言ってた、ファンが多いんだねえ。
ラストソングは「黄昏のビギン」、永六輔の雨は銀色だった。

麻原彰晃の番組を観る。
僕は観てるだけで胸くそが悪くなるが、人間はあの程度のやつに騙されてしまうほど愚かなんだなあ。
お立ち台に上がれない人達の、拝金主義に浮かれた時代に対する心の隙をついたやりかたはじつに巧妙だが、割りと単純な論理が効果的だが、同じことが今も変わらずに行われている。

アイアングランマを観る。室井滋が昔から好きなんだけど、嫌いだった大竹しのぶが好きになってきたから、物語の力というのは大きいね。
セクション3をまた観たい。

西日本では大雨で大変な被害が出ているが、暦では晩夏だ。