キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

土用の剪定

2018年07月16日 | Weblog
またまた暑い日だった。
昼寝をしていると汗が滲むので扇風機を中にしてみたが、それなりの効果があり、中や強は伊達にあるのではないなと思った。

今朝は6時過ぎまでぐっすり眠り、目が覚めて蝉の声など聴いてぼんやりしていると、下の息子が部屋に入ってきて、雨戸を開けようとしたら蜂の巣があって困ったと言った。
息子は蜂を異様に恐れていて、どうしていいかわからずに訴えてきたのだが、玄関に降りて殺虫剤を探すと、ゴキブリジェット秒殺と云うのがあり、屋根の下の蜂の巣目掛けてトリガーを引いた。
思いの外遠くまで薬剤が飛び、一瞬で数匹の足長蜂が飛び去った。
薬が効いて死ぬのかどうかわからず、反撃を恐れて取り合えず玄関に待避して様子を見たら、殺虫剤を持った手に蜂が一匹止まっていた。
慌てて叩き落とし踏みつけたが、敵に向かって果敢に飛び付いてきたのは凄い。
秒殺のうたい文句は伊達ではなく、弱っていたから刺されなかったのだろうが危ういところだった。
しばらくしてもう一度薬剤散布をして、巣を熊手で叩き落として踏みつけたら、中に幼虫が沢山いた。
朝から圧倒的有利は立場で十数匹の殺生をしてしまい気分がよくなかった。

風呂に入り朝飯を作る。
鮪のあら煮を焼き、豆腐の味噌汁を作り、胡瓜の糠漬けを出し、鯵の南蛮漬け、納豆を食べる。

息子と北へ向かい散歩をする。
今日は祭りで太鼓や御輿などを観ながら葛川縁を歩くが、暑さのためだろうか鳥の姿をほとんど観なかった。
西友裏の垂れ桜守のオバサンが暑い中草刈りをしていたので感服し思わず挨拶をした。

WAKWAKで枝豆、ピーマン、岩手のかりん糖を買う。
西友で、鰹のたたき、地蛸、牛乳を買う。

昼少し前に帰ったので着替えをして横になり涼む。
茨木のり子「うたの心に生きた人々」の山之口貘を読む。
この人には詩しかなくて、一生貧乏であったが、豊かに過ごしたのは詩があったからだ。
一生をかけても多くの詩を残したわけでもなく「定本山之口貘詩集」と「鮪に鰯」の詩集があり、10年前に今はなき東急プラザ渋谷南口店の紀伊國屋で買ったが、一気に2冊読んだ。
詩集を一気に読了するなんて滅多にないが、内容が薄くて一気に読めたわけではなく、この人の詩は推敲が重ねられていて、それでいて重くない、それほど面白かったということだ。
今はトイレに置いてあり、時々読み返しているが、茨木のり子の著作も同じ棚に置いてある。
好みの本は毎日目にするところに置くようにしているのだが、そのうちトイレを四畳半位に拡張して備え付けの本棚を作りたいなと思っているが家族に反対されている。

昼飯はすんなり素麺だった。
素麺を妻が嫌がるんだが、さすがに暑くて他のものを食べる気がしなかったのだろう。
薬味に葱、生姜、茗荷、大葉があったので飽きずに喰えた。
食後にかりん糖とヨーグルトを食べた。

あんまり暑いので、直ぐに2階で横になって涼んだが、4時まで眠り、5時まで佐伯啓思「保守のゆくえ」を読む。
スペインへ行く前に読んでいた本だが、もう一度じっくり読んでみようと思っている。
西部邁と同じような所にいる人だが、この人のものはだいぶ前から読んでいた。
相撲は関脇の御岳海と平幕の遠藤が主役になっているが、本場所をこなせない年寄り横綱はもう去ったほうがいい。

相撲が終わってから庭木の剪定をして、風呂に入り汗を流す。
チンザノソーダを作り、枝豆、地蛸、鰹のたたき、胡瓜の糠漬けで飲む。
2杯目はカンパリソーダ、3杯目はテキーラソーダを飲む。
8時から西郷どん、9時からホモサピエンス日本上陸、10時から観月ありさのドラマを観た。
明治維新は真面目に勉強したことがなく、そうだったのかと思うことが多い。
ホモサピエンスは南から丸木船でやって来るのに石斧、北から極寒地を越えるのに獣皮を縫い合わせる骨の縫い針の発明が必要だった。
観月ありさは、昔は好きじゃなかったが、男っぽくて素敵だね。
コメント
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