キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

今日も1日家にいた

2018年07月23日 | Weblog
5時に目が覚める、昨夜読もうと思っていた「さらば、資本主義」が背中で押し付けられくクシャクシャになっていたが伸ばして読む。
千葉大学で園芸をやったが、京都大学で社会科学をやりゃあ良かったなと、この人の本を読むたびに思うのだが、仮に京都大学に行ったとしても、クシャクシャ伏見の酒と京料理の美味いものが回りにあり、さらには京女に目が眩んで、結果としては同じことになっていただろう。
若い男にとって酒と女の誘惑から逃れるのは、生きていることを止めるに等しいからね。

外気温を調べたら28℃だったので冷房を止めて窓を開けて扇風機にしたが、7時を過ぎた頃から生暖かい空気が入り込んできた。
きっと30℃になっているんじゃないか、昼には35℃近くまで上昇するのだろう。
この辺りは夏、平塚や小田原より数度気温が低く過ごしやすいのだが、今年は今までにない高い気温になっている。

あんまり暑いので散歩を中止にして2階のベッドで横になって本を読もうと思ったら寝てしまった。
異常な暑さではあるが、よく食べてよく寝るので身体の調子がいい。
11時に妻が昼をなんにするかと聞きにやって来て目が覚めた。
蕎麦にしようかと言うので素麺を要望したら嫌がられ、野菜天麩羅を揚げるので、蕎麦にすると言って出ていった。

昼飯までに「さらば、資本主義」を読了。
新潮45連載の「反幸福論」の2014年9月から2015年6月連載分なので、ピケティについての論考が多い。
(資本からの収益率)r>g(成長率)
この不等式)が有名だが、22才でMITに職を得たが、米の経済学に失望して1年で仏へ引き上げたところがピケティの本領だ。

12時半過ぎに飯に呼ばれ、行ってみると、唐辛子、隠元、烏賊のかき揚げができていて、大根おろしの水分を搾ってつけ汁を割り天麩羅を食べたが美味かった。
その内蕎麦が茹で上がり、葱と山葵の薬味で喰った。
天婦羅と蕎麦は揚げたて茹でたてが美味いが、胃腸が丈夫なためか夏にことのほか美味い。

茅ヶ崎に本を買いに行く予定だったが、あまりに暑いので止めて、2階に上がって昼寝をすることにしたが、午前中寝たせいで目が冴えてしまい、納戸の書棚へ行き佐伯啓思「さらば、民主主義」を探してきて読むことにした。

3時半になると日が陰り、爽やかな南風が吹いてきて急に過ごしやすくなった。
夏至から1月が過ぎ夕方は目に見えて早くなっている。
土用は暑いイメージもあるが、立秋までのカウントダウンでもあり、朝晩の過ごしやすさが少しは期待出来なければやってられない。
立秋には秋の虫が鳴き始め、残暑厳しいとはいえ明らかに夏の衰えを感じ気分的に過ごしやすくなる。

4時半に下に降り相撲を観る。
豊山と御岳海は見ごたえがあった。
初日と千秋楽は正面北の富士、向こう正面舞の海のゴールデンコンビの解説が楽しい。

5時半から庭木の剪定をする、6時40分に切り上げて風呂に入り汗を流すが実に気分がいい。
サッポロビールが美味い。
ティーチャーズのソーダ割り、バレシア2016の赤、リオハの2009の赤を飲む。
枝豆、焼豚、鰯塩焼き、胡瓜の糠漬け、モロキュー、オクラ鰹節合え、エメンタールチーズ、天麩羅を肴にした。

9時からTVで中国の人権派弁護士の悲惨な状況を観た。
共産主義はダメだな。
こんな処へ招待されてノコノコ徒党を組んで出掛けた進歩的戦後知識人とはなんだったのか。

10時から観月ありさのドラマを観る、どうにもならないドラマだけど観月ありさを観るんだからいいか。

2階に上って温度計を観たら32℃、クーラーと扇風機をかけて寝ることにした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする