キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

酒、煙草、女

2009年08月27日 | Weblog
かつて山田風太郎は「酒も煙草も女もやめて、百まで生きた馬鹿がいる」といっておりましたが、世間では酒も肩身が狭く、煙草は尚更、女も現実の女性には興味が無く、追い求めているのはヴァーチャルな女です。「酒は要らない、煙草などもってのほか、現実の女には興味なし」これが現代の若者の典型とすれば、山田風太郎にシンパシーを抱く私が、若い人達と共感し合えることは無いのでしょうか。

でも、でもですよ、煙草はきっぱりと辞めましたし、加齢からくるポテンシャルの低下で現実の女には相手にされず、ヴァーチャルな方向に走っているではありませんか。だとすれば若い人達との接点もあるはずで、これで酒をやめれば20代の人達と何処が違うというのでしょう。

逆に言えば、酒をやめたら今の若い人達と同じになってしまい、無駄にではあったかもしれませんが、長い間生きてきた甲斐というものが無くなってしまいます。百まで生きる事が出来ないかもしれませんが、酒だけは死ぬまで嗜んでいたいものです。
コメント
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