キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

細葉鉄砲百合

2009年08月16日 | Weblog
二宮駅の近所の線路脇に、この細葉鉄砲百合が群生しております。プラットホームの東京寄り南側、及び大磯に向かって電車が出発した時に、北側の線路脇に数多く白い綺麗な花が見受けられます。今年初めて気付きましたが、これだけ群生しているところを見ると今年初めてのことでは無い様に思います。しかし、この細葉鉄砲百合は連作障害を起こしやすいとのことで、数年の内に消えてなくなる運命にあるようです。

線路脇の花で綺麗だなと直ぐに思い出すのは、大磯駅のミモザ、桜、紫陽花などでしたが、我が二宮駅にも花が咲いたと思うとちょっと嬉しいものです。二宮から大磯方面に少し行くと変電所があるのですが、そこの土手にはオレンジと赤のカンナが咲き誇っています。これは連作障害が無いのか、あるいは何方か花好きの方が手入れをしてくださっているのか、物心ついたときから数十年咲き続けているような気がいたします。

神奈川の県花、山百合は最近全然見かけません。子供の頃夏休みに裏山に上ると幾らでも咲いていたのに、車で持ち帰られて、絶えてしまったようです。車というのは物を運ぶのに効率がとてもいいのですが、悪く働くととても良くないものです。同様に、春蘭、海老根蘭も見かけません。

各家庭の庭には、これら三種類の植物があるはずです。そいつを独り占めしないで、線路際の土手に植えてみてはいかがでしょう。数年後、春には春蘭と海老根蘭の可憐な花を、夏には山百合の艶やかな姿を車窓から楽しむ事が出来たら素敵じゃあないですか。



コメント
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