2006年10月2日に「いざ出発!」という題で、初めてブログを始めました。
ていうことは、今日で18年を迎えるんですね。
会社に来ていたPCの取り扱いを教えてくれるM先生が、折角だからブログで会社のワインの宣伝をしたらいいんじゃないかと、全てセッティングしてくれ、後はここに何か書いてと云われて始めたのが最初でした。
今となっては18年間分のプログを見る楽しみがあり、これは中々いいもので、あの頃何をやっていたのかが分かるし、何より10年ひと昔と云うけど懐かしいしものです。
最初の頃は、今書いているのと同じ「ですます調」で書いていましたが、途中からヴィヴィットな感じに憧れ「だである調」で書くようになりました。
「だである調」で書いたことが無く、途中で「ですます調」に変わってしまうことしばしば、馴れるのに随分と時間が掛かりました。
昔のブログを読んでいると、「ですます調」の文章のほうが自分に合っているんじゃなかったのかと思うようになり、こうして時々転調して書いている次第ですが、元々「ですます調」だったので割と抵抗なくすらすらと筆が進みます。
生まれつき左利きの人が途中で右利きに替えて生きてきて、最晩年に左利きになんてことがあると思うのですが、いわゆる先祖返りですね。
このブログは一応公になっているので、個人的な最重要秘密である、不倫などのラヴアフェアについては、お相手のこともあり書いていません。
実はそれが面白くて読みたいんですが、ブログをアップするのが精いっぱいで裏日記をつける余裕がなく、非常に残念に思っております。
石原慎太郎は、死後に出版するようにとの約束を版元に取り付け、晩年の不倫などの顛末を本にしましたが、いい年になっての若い女性に対する強い愛情と性愛の記録を残してくれたので、大変参考になります。
それでも、その時々に何をしていたか、何を好んで飲み食いしていたか、何処の店に通っていたか、どんな本を読んでいたか、どんな音楽を聴いていたかなどが分かり愉しいです。
それと、散歩でどこまで歩けていたのかが分かり、二宮平塚間を歩いたなんて書いてあるのを読むと、このままじゃいけないななんて思って、過去の自分に激励されたりします。
今後もその時の気分で「だである調」か「ですます調」で統一感なくブログをアップしていく予定です。
まあ有益でもなく、特別面白いわけでもない老人の繰り言ですが、時々見ていただくと励みになります。