キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

情報過多の時代を生き抜く

2009年08月10日 | Weblog
今朝は大雨が降っております。台風も近付いていて危険な朝を迎えています。東海道本線は動いているのでしょうか。

先週、ワイン王国とワイナートが二冊同時に発売されました。4月からワイナートの編集方針がワイン王国を意識したものに変わったので、この二誌完全なライバル関係になってきたように思われます。私は、基本的に雑誌というものを購入して読む習慣が無かったので、人が雑誌に何を求めているのか良く分からないところがあるのですが、ワインの仕事をするようになってからは、嫌も無く読むようになりました。というよりは観ているといったほうがいいのかもしれません。

さて今月のワイン王国には、71頁と75頁にヴァルフォルモサ、8頁にアナケナの広告が載っております。ワイナートの方は、120頁にドミニオ・デル・プラタのクリオス・トロンテスが、121頁に同じくドミニオ・デル・プラタのブディーニ・シャルドネが載っています。これ以外には、ヴィノテークを購読しておりますが、今月は33ページにアナケナ・カルムネールとシングルヴィンヤード・ヴィオニエが載っております。お手元に雑誌をお持ちの方は是非ご覧下さい。

これ以外にアメリカからワイン・アドヴォケイト、これはパーカーさんの雑誌で、評価点数がひじょうに重要で、その点数に一喜一憂しています。ワイン・スペクテイターは写真が多く、観る物としても読み物としても楽しいものです。アメリカ人はどちらが好みなんでしょうか。

何れにいたしましてもこれだけの雑誌から発せられる情報を全て受け入れていたら、大したものになるのでしょうが、現実はこれ以外に「農耕と園芸」などにも眼を通しているので、すべてにおいて表層に関わるだけで、残念ながら何の足しにもなっていないのかもしれません。「水道管の水垢理論」は雑誌においても当然のごとく発揮されております。


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