キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

別府にて

2008年01月29日 | Weblog
別府は今朝も雨、それでも時々薄日が射す小降りの雨で傘も必要ないくらいです。
昨夜は当地の知人に河豚をご馳走になり、厚手に切られた刺身の歯ごたえは流石河豚食を伝統的にしてきた土地ならではの豊かさを感じ、かつて海軍の連中もこれで飲んでいたのではと思わせる懐かしい酒器で燗酒をいただき、時の流れを味わいながら口福の時を過ごしました。
駅の周りは爆撃にあわず、未だに魅惑的な路地が残っておりますが、酔い醒ましの徘徊にはたまらない風情、ぶらぶらと細い迷路を駅前まで逍遙いたしました。

今回の出張はJALがつくる格安のセットツアーですが、セットされたホテルも温泉岩風呂付き、湯量日本一を誇る別府の面目躍如です。あさホテルから駅に向かうタクシーの運転手のお国自慢を信ずるとすれば、湯布院が韓国ビールのあっさりした味わいとすれば、別府の湯は恵比寿ビールのコクを備えており、肌にまとわりつくような粘度がたまらないとのこと。確かに今朝の肌の具合はしっとりとして、何より小雨の中体の芯がホカホカしていて、別府の湯の効能を感じております。

コメント
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