キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

正月にいただくお酒

2008年01月02日 | Weblog
湘南の元旦二日は絵に描いたような日本晴れ、今日の天気は箱根駅伝が中継されているところでは、テレヴィ画面からもご覧いただけたのではないでしょうか。上空からの相模湾の映像はとても美しかったですね。

さて昨日今日と好い気になってお酒をいただいておりますが、今年は何故か清酒を冷でいただいております。天気が良く日中散歩をすると汗ばむほどで、吟醸酒や生酒をくいっと冷でやる陽気だという事でしょうか。ワインは元旦にブルゴーニュの古い一寸いい赤を開けたのですが、適温になるのに時間がかかり、酒飲みに出すには不都合でした。本日はボルドーの白で、一寸良いやつを開けたのですが、開くのにやや時間は掛かるもの赤ほど状況は厳しくはありませんでした。思い立って飲む酒は冷えたままで美味しいやつが便利ですね。

これがお天気が悪く、霙交じりで炬燵でじっとしているような正月ですと、傍らに火鉢に乗せた鉄瓶に白磁かなんかのお銚子を入れて、雪見窓から庭なんか眺めてゆっくりと燗のつかるのを待ち、それこそ朝から晩まで時間は無限にあるわけで、舐めるように杯を重ね、夢現の世界を行き来しながら終日を楽しむ事になります。火鉢、炭、鉄瓶は年に数度しか使う事が無いとしても、ぜひ確保しておきたいもので、一月中旬から二月にかけて、しみじみと在って良かったと思う日があるものです。今年ももう直ぐそんな日が来ます。


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