キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

見応えのある相撲でした

2008年01月27日 | Weblog
久し振りのぽかぽか陽気が良いですね。陽だまりの梅の花も一気に開きだしました。菜の花の黄色も鮮やかで、目から春はやってくるようです。夕暮れ時の陽の光も長くて強く、日差しだけは冬を置き去りにしました。

今日一日なんといっても久し振りの優勝がかかった千秋楽の横綱対決が待ち遠しくて、楽しみにしておりましたが、これぞ相撲の醍醐味という大一番でした。千秋楽の打ち止めにこんな相撲が観れるなら、初日から毎日通って観たいものです。これで相撲人気も大幅に持ち直すことでしょう。白鵬の腰の割れ方は、往年の輪島を髣髴させる魅力があり、土俵入りのシコにもそれが現われ、久し振りに観る価値のある良い姿の土俵入りです。四つに組んだときの地力は可也のものである事が証明されましたが、まだまだ休み明けの相手ですから、次の場所を観たいものです。朝青龍は反射神経と瞬発力が抜群ですが、四つに組んで引き付けあって白鵬の腰を浮かしたのですから決して劣る事が無いとの証明をしたわけです。期するところがあったとは思いますが、大阪場所に真価を見せて欲しいものです。

白鵬が優勝したのだから表彰式の国家吹奏はモンゴル国歌にすれば良いのになあと思いながら観てました。国技ではあっても世界に開いていないと衰退してしまいます。世界中色々な国から相撲を目指して来てくれて、上位に随分と食い込んでいるのですから、大変ありがたいことですが、それに甘えて変えるべきところは変えていかないと取り残されてしまいます。ただし、変えてはいけないところは変えてはいけません。ま、その判断が実に難しいんですがね。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする