キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

天下人および芥川賞

2008年01月17日 | Weblog
昨日は名古屋勤務のため小田原から新幹線で名古屋へ、名鉄で西春、バスで砂場へと以前ご紹介いたしましたルートでやって来ましたが、日本海から吹き抜ける北風がやけに冷たく、とても寒い一日でした。寒い北風は昨年秋のブルゴーニュの地を思い起こさせる厳しいもので、なまくらな地湘南育ちの身としては、荒涼たる風土だなあと心持を変えて掛からないと風邪をひいてしまうと用心したのですが、本日は見事に風邪の症状を呈しております。昨日に増して今朝も寒い朝となっております。

この濃尾平野というところは天下人を三人も輩出した豊かな土地柄ではあるものの、冬の厳しさは半端でなく、豊かさと厳しさが同時にあって初めて天下人となれるんだなあと思い知りました。現代の天下人はこの濃尾平野の東、豊田の地から出ておりまして、日本平定のみならず世界平定が視野に入りかけております。かつての天下人も及ばなかったところまでその勢力範囲を伸ばし、アレキサンダー大王やチンギスハーンの勢力範囲も凌駕する広大なもので、我がアグリもどうにかしてその千分の一位で良いからあやかりたいものです。

さて、彼我の共通点は何かと考えたとき、カタカナ三文字の名前であることぐらいしかウイルスに犯された脳では思い浮かばず、こんな状態ではそれこそ一万分の一あやかることも危ういかも知れません。

ぜんぜん別の話ですが、昨日芥川賞の発表がありました。川上未映子「乳と卵」に決まりましたが、「めっちゃ、うれしい」とのコメントを出されております。「めっちゃ、きれい」、「白のミニスカートが素敵」この二つのフレーズが熱に侵された私の頭に浮かびました。
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