昨日は湘南は冬晴れの予想でしたが、生憎予想は悪い方に外れ雨もよいの底冷えのする陽気でした。それにもかかわらず北鎌倉は春秋の行楽シーズン並みの人出、円覚寺から建長寺そして鶴が丘八幡宮への道は防寒着の老若男女が数珠のように繋がっておりました。かくいう私もその数珠の玉の一つとなっていたわけですが、建長寺の手前で数珠から弾け、切通しを通って雪ノ下へ、八幡宮の池で遠景に冬牡丹を見ながら海猫を鑑賞し、小町の裏道を通って北条高時腹切の館後から祇園山へ、山の峰を八雲神社へと歩きました。要は人と同じ道を歩きたくないという天邪鬼、お陰で祇園山では山道の先に栗鼠を見ることが出来、静謐な散歩を楽しむ事が出来ました。
今年は季節が狂い、土筆が顔を出しているところもあるようですが、鎌倉の街では今を盛りの蝋梅をいたる所で愛でる事が出来、山では藪椿の濃い緑に隠れた紅の冬を耐えた美しさを楽しむ事が出来ました。鎌倉でも幾分季節は早く回っているのかもしれませんが、梅が一輪八幡宮で咲いているところは季節通りの感じでした。
我が家に帰ってみると、玄関先の梅が一輪咲き、赤白ピンクの椿、裏霞、窓の月、太郎冠者は見頃、玄関には近所の方にいただいた蝋梅の枝が生けられ春の芳香が立ち込めておりました。日頃から身の回りの季節を楽しむだけの心の余裕が無いようでは、碌な仕事も出来ないわけですね。
今年は季節が狂い、土筆が顔を出しているところもあるようですが、鎌倉の街では今を盛りの蝋梅をいたる所で愛でる事が出来、山では藪椿の濃い緑に隠れた紅の冬を耐えた美しさを楽しむ事が出来ました。鎌倉でも幾分季節は早く回っているのかもしれませんが、梅が一輪八幡宮で咲いているところは季節通りの感じでした。
我が家に帰ってみると、玄関先の梅が一輪咲き、赤白ピンクの椿、裏霞、窓の月、太郎冠者は見頃、玄関には近所の方にいただいた蝋梅の枝が生けられ春の芳香が立ち込めておりました。日頃から身の回りの季節を楽しむだけの心の余裕が無いようでは、碌な仕事も出来ないわけですね。