五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

悔いのない人生とは

2009年08月16日 | 第9章 愛
お盆休み、帰省やお墓参りの話題があちらこちらで聞かれます。

そして、こんな時期は久しく会っていない友人が気になったりもします。
皆、元気かなぁ~?

そろそろ父の誕生日が近づいているのと、母が作品展に水彩画を出品しているので
実家に行ってきました。

胃癌を患い20周年の父は、御身を大切にしながら、あらゆるサプリメントに挑戦し、自分の時間をなにより第一優先にして生活しています。
痩せすぎ以外、見た目はとても若いです。
50年以上続けている短波放送の趣味の情熱も衰えず、しかも他人様から何かを習うことが大の苦手。「自己流」という流派で尺八を吹くこと○十年。。。
言っちゃ悪いが、音色にまったく進展がみられません。

母は、ここ三年ほどで水彩画を始め、才能を開花し始めています。筆を持つことが生きがいになっているようで真剣に取り組んでいます。
素直に習い、努力を惜しまないところが、尊敬できます。
デッサン力を身につけたいというので、どうせなら若い人が集まるアトリエに行った方が良いのでは、、、とアドバイスしています。

父の「御身を大切にした生き方」は、一緒に住む女房に大きな負荷を与えています。でも、最近目覚めた夢中になることのできる趣味で、愚痴の中にも光があるように思います。

「悔いなく生きようね」、と両親に声掛けられるのも、悔いなく生きようとしているのが見て取れるから云えるのかもしれません。

「絵の先生から自画像を書いておくとそれが遺影になりますよ」と言われ、俄然、やる気になっている母は、やっぱり逞しい、と安心したお盆訪問でした。

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