五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

感情に焦点をあてる

2016年08月20日 | 第9章 愛
感情に焦点をあてる2016年8月20日

オリンピックは、観戦しているだけでも喜怒哀楽の感情が湧きあがります。
日本は柔道に続き、レスリングもメダルの連続獲得で、オリンピック競技の存続が叶い、よかったと思います。
金を期待し、期待され、注目を浴びながらも、決勝戦で負けた選手の気持ちを思うと見ている私もテレビ画面に向かって、つい彼女をねぎらう言葉を掛けています。
それでも、金を獲れなかった悔しさと悲しさをあれだけ表現できる選手に、ほんとうに素敵な人だなあ~と思いました。

人前であれだけ感情を表現し、湧きあがった言葉を素直に吐露することを自然のままにできているように解釈すると、きっと彼女は大丈夫、と、思うのでした。
素直な感情を表現してこそ、次の自己実現が見えてくるようも思います。

相手が、泣きたい時に、泣く事を止める言葉掛けをするよりも、泣いている時間を静かに共にする方が、傾聴をする者にとってはひつような行為でありましょう。
どんな慰めの言葉を掛けても、自分自身が再構築していかない限り、砂に水を掛けるようなものです。
時には慰めの言葉や励ます言葉が相手にとっては刃(やいば)になることも傾聴する側は知っておく必要があります。

だからこそ、ロジャーズの6条件で聴く事が大事だと言われているのでしょう。

聴き方も訓練する前に、自分が本当に辛い時をどのように自ら整え、糺してきたかを思い起こしてみること、他人の言葉よりも、自らの内に秘めている答えが見えてきた時に自分を再構築して元気を取り戻しているように思います。
明るい方向に自問自答できる力は、必ず自分自身に備わっているはずです。
他者の感情を理解しようとする心掛けを体得するだけでも、お人柄もありましょうが、どんな人でもやはり長い期間の訓練が必要かもしれません。


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