五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

day35アイデンティティを明示する国

2020年05月13日 | 第2章 五感と体感


Day35 アイデンティティを明示する国  2020年5月13日

日本は、デラシネのように
どこかの大陸に移動したかと思えば、
大海のど真ん中で方向定め出来ずにいたり、
「国としてのアイデンティティとはなんぞや」を
明解にしていないまま開国し、
以降150年、ふらふらふらふらしているようにしか
思えません。

それによって、
何を取り入れ、何を切り捨てるか、の
判断が不明瞭なまま動いているように見えます。

厳しいようですが、
国民すべての命が大事なのか。
国家という箱が大事なのか。
信じる宗教が大事なのか。
経済が第一優先なのか。
それらについてが、カオナシなのです。

勿論、ウィルス学者的な世界の見方、
医療現場からの見方、
地方自治体のリーダーの見方、
それらは、それぞれの立場によって見えてくるのですが、
政治家としての国のアイデンティティという
一番大事なところが見えてこないのです。

倫理、哲学の思慮の足りないリーダーは、
やはり、国をデラシネのように
動かすことしかできません。

「これで行く」という意思が明示されること
によって、それに対して賛否があるのは
当然の事です。
明示された方向と共に、
国民は個人の意思を大事にし、
それでも、一つの方向に向かっていくのが
民主主義国家としての在り方ではなかろうか、
と思うのです。

ここにきて、他国のアイデンティティが、
私の主観として、良きにしろ悪きにしろ、
何らかの形が明示されています。

この国は、こういう方向で行くのか。。。
と思うと、その国らしいアイデンティティが
全体として見えてくるのです。

日本と云えば、、、、。

見えてこないのが、アイデンティティなのかと思うと
開国から150年で、
砂上の上に高層ビルを建てちゃったような
危うさが
私の中に在る不満足感が湧き上がってきます。

兎にも角にも、私にとって
今大事なのことは、
自分の健康状を自分で管理し、節度を持つ事で、
社会の中で、出来得る限り生産的な活動を
志す事であろうかと、思っています。

先日の大河ドラマも、そんな選択でしたね。
明智家存続のために、誰が犠牲になり、
誰が生き延びてその血を継いでいくか、
その選択が正しかったか否かはわかりませんが、
明智光秀という存在が歴史に残る働きをし、
後世に名が残っているのですから、
間違ってはいなかったのでしょう。
有事の際のリーダーが、後手後手であると、
国は益々漂流します。
その漂流が、何を意味するかを
私達は意識しておくべきでしょう。

先ずは、色々な意味で生き延びる道筋を
つけていきたいものです。

・・・
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