五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

間を取る

2015年06月03日 | 第2章 五感と体感
間を取る

自分がどんな時に感情が強く動き、どんな言葉を発し、どんな行動を起こすか。
感情が動く時の「動きの強さ」は、激しく感じたり、抑圧的に重くなったりと、事象や相手によって様々です。
でも、その様々な感情の動きは、自分の生育史上の経験から育まれて、自分の経験が自分の傾向を形成しているようです。
昨日の勉強会では、そのようなことを「間を取る」ことから意識化してみました。

ストレスが無いと感じる時は、間の取り方に余裕がありますが、ストレスが強くなると不安の感情が何らかの形でうごめき出し、自分を守ろうと頑張ります。自分を守るために、間を取ることができなくなると、それぞれの守り方で自分を防衛し出します。
その守り方は、人によって様々でしょう。時と場合によっても違うはずです。
でも、その中から自分の傾向、「クセ」を見出すと、自分の間の取り方が見えてくるようです。

さてさて、どんな防衛機制で自分自身は間を取っているのでしょう。

抑圧、抑制、逃避、感情転移、投影、摂取、知性化、反動形成、退行、同一化、置き換え、昇華、合理化、補償 (フロイトの14の防衛機制)

時と場合で違うようですが、ストレスが強い時は、自分ならではの傾向があるようです。
そして、「間」を操ることが上手にできることは、自分の傾向を自分自身が知ることと関係がありそうです。

間の取り方。。。
抑圧的な長い時間であるのか、間を取れず瞬間的なものなのか、何かにすり替えてしまうのか、間を取りながらも感情ばかりが蠢いているものなのか、間を取ることを怖がるのか、間を取ってはいても自分がその「間」とどのような向き合い方をしているのか、。「自分」と「間」との関係性は、そうそう簡単に答えが出るものではなさそうです。
兎にも角にも「間」は、自分の内にある答を引き出すために大切な時空でありましょう。


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