五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

「幸せ」と「喜び」

2011年06月04日 | 第2章 五感と体感
ブータン王国は、「幸せ」を中心に据えている国です。

個人個人が、「幸せだなぁ~」と体感することを大事にしているわけで、お金持ちになり、便利な生活を目指しているわけではありません。

ブータンの首相が、子供にも解る言葉で「幸せ」と「喜び」の違いを説明していました。

↓↓
「喜び」は、身体的な感覚のことを云い、長続きするものではありません。(感情と体感だと言っているのだと思う)
でも「幸せ」は、一過性のものではなく、持続性のあるものなのです。(つまり、普遍的なものだと言っているのだと思う)
幸せになるには、まずは親を大事にすることです。親を大事にするところから、そのためには何が必要か、と考えると自ずと幸せが見えてくるのです。

一部分、私の解釈が入っていますが、総体的にこんなことを言われました。

確かに、美味しいものを食べて、親しい人と遊び、流行の服を着て、家を飾り立てる、、、それも私にとっては大切な幸せの条件ではありますが、それが魂から湧きあがる統御感であるか?といったら、そうではないようです。
東日本大震災の時の私の持ち物は、少しばかりの現金と水筒に入った水くらいです。
自分の命が助かり人の好意で温かい部屋が提供され、家族や親しい人々の安否を確認した時に、生きるための根本を「幸せ」の概念で捉えたように思います。

自然の中で生かされている無力で小さな自分を感じ、自分の幸せはもっともっと普遍的な統御感の中から湧きあがってくるものなのだな、ということを再確認したのです。

1.何のために生きているのか?
2.自分の生き甲斐とは何か?
3.自分は魂と心と身体を大切にしているか?

この三つの問いを自問自答しながら、幸せとは?を感じ取ることのできる感性を身につける修行を続けていきたいものです。同時に「幸せ」のためにやるべきことを実行できる勇気と覚悟も必要なのだと思います。

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