五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

文明の利器

2007年12月26日 | 第2章 五感と体感
つい数日前まで、PCは、98。モバイルは三年前のものを使っていました。
「生きた化石」と言われながらも、私の98は、目一杯働いてくれました。

電話とFAXがあれば、通信機器なんて他には必要ない、と思いながらも、いつの間にかPCとモバイルは私にとってなくてはならない必要な道具となってしまったのです。

最新のものを手に入れ、使い出したらあまりの便利さに驚きの連続で、今までいかに不便な思いで仕事をしていたか、よくよく理解しました。

昔、ブッシュマンという映画がありました。
アフリカの小さな村に住む人が、落ちていたコーラの瓶を巡って、物語が展開するのです。映画に登場した人たちの人生も多分大きく変わったことと思います。

文明の利器というのは、一度その良さと便利さを知ってしまったら後戻りするのは不可能かもしれません。

あえて不便さを好み、手間暇をかけて、一つのことを成し遂げる、という行為は、かえって贅沢なことと言えます。

手に入れた文明の利器、生かすも殺すも自分次第。
想いは、里山での炭焼き生活。現実は、文明の利器を生かす生活。

この理想と現実のギャップを縮めるには、まずは目の前の仕事を片付けて、暮れの大掃除もちゃんとすることから始めなくてはならないようです。

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