五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

始まりの月

2012年04月03日 | 第2章 五感と体感
4月が入学式であるのは、会社の決算時期と合わせることと関係があることを何かの本で読んだことがあります。
東京大学が9月入学を検討し出すと、他の大学も段々その気になり、9月が学校の新年度が常識になるのも時間の問題かもしれません。

桜の入学式から、十五夜の入学式というイメージになるのでしょうか?

インフルエンザの猛威を恐れながら寒い中受験するよりも、梅雨の時期が受験のほうが安心感があります。
受験が終わると夏となり、解放的に羽を伸ばすことを考えると、9月入学も悪くないなぁ~と、思います。

社会の行事と季節の関わりが薄くなっても、自分の体感で感じる季節感は変わりません。

自分にとっての始まりの月が、ほんとうの自分の始まりの月なのです。

草木の芽を眺めると湧いてくる情動
春霞で感じる感情
自分のやるべきことに囚われて季節の風情を見落とすより、自然の変化から自分のやるべきことが見えてくるほうが無理がありません。
また、進級したり、入学することで自分の環境が変わる時期を上手く利用することもできそうです。つまり、環境が変わることに便乗して、自分を故意に変化させる良い機会でもあります。

「自分の始まり」をどのように意識するか。

多くの人が色々と始まる4月に煽られず、焦らず、丁寧に暮らすことを心がけたいものです。

近くの公園の柳の新芽に芽吹きの喜びを貰い、スーパーの買い物帰りに「始まり」を意識したのも自然の成り行きと言えそうです。

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