五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

day18日本製を望む

2020年04月26日 | 第2章 五感と体感

松尾芭蕉の衣服の復刻

日本製を望む 2020年4月26日

東日本大震災関連のボランティア団体の繋がりで
N95のマスクの寄付依頼がSNSで伝えられたので、
調べてみると、
N95のマスクは全て輸入に頼っていることを知り、
愕然としました。
有事の際に必要なマスクでもあり、
それを海外輸入に頼っている日本の
防衛力の甘さに恐ろしさを感じました。

あちらこちらに出かけてお金をばらまき、
敗戦国である日本への脅しを
そのまま受け容れて今まで日本の舵取りをしてきたことに
小さなマスク一つ自分で作れないほどの
愚かな国になってしまっていたことは、
ほんとうに悲しい事です。

私自身ビニールやプラスチック製品をなるべく控えて、
木材、鉄などの天然素材を大事にしながら
暮らしたいと思い、心掛けるようにしています。
日本人の性格ともいえる
手先の器用さと、仕上りと質の高さに対する対価を
求めるよりも、それを精神性として
大事にする日本人の性質を考えると、
縄文の頃から育んできた
諸々の道具作りの知恵を
私自身も身に付けていきたいと思うように
なってきました。
表装制作に正麩糊にこだわる事も、
その一つとも言えますが、
紐の結び方にしても、
家具の作り方にしても、
蔓の編み方にしても、
素晴らしい技術が私たち日本人の
無意識の記憶に組み込まれているはずなのです。
人間の創作意欲というのは、
想像力を持っているが故の、
素晴らしい能力です。
その能力を
与えられたものをポチって購入する
だけの暮らしを続ける事によって
人間の能力が退化し、
そのことに気付かないままでいると、
これ以上の有事の際、
ほんとうに飢え死にしてしまうのではないでしょうか。

たくましく生きるには、
ポチって運ばれてくる生活よりも
自ら作る事に目覚めて実行することを
大事にしていく必要がありそうです。

想像する人と
想像できない人
で、格差がやってくる時代は、
間近かもしれません。

この18日間で、私は
炭を炊くのが上手くなりました。
枝を編む技術も覚えちゃいました。
縄文の生活知識が
これからの暮らしを豊かなものに
していくかもしれません。

そのようなわけで、
日本製が増えていく事を望みます。
ホワイトカラーばかりを増やし、
要らない大学を増やすことよりも、
日本製の製品を作ることに助成金を
出して、生産性の高い日本にしてほしいです。
何も生産性の高さを示すものは、車や建築などという
大きなものばかりでないことを
想像していただきたいと願います。
GNPの考え方を転換していく
よいきっかけかもしれません。

こんなことになっているのに
配っているマスクも商社経由の
輸入品であることに
もうもう呆れるばかりです。
しかも、このマスクの封筒入れは、
某施設に委託している事も知りました。
三密を助長しており、矛盾を感じます。
負の連鎖も生み出しています。

自民党員の人たちが危険覚悟のボランティアで
マスクの封筒入れしてるのかと思っていました。

「ものづくり大学」なんぞを作っていた時期が
いつのまにか消え去り、
インバウンドへと転換してしまったことを

私達が想像力を試されている事に気付き、
考え直す時期なのでありましょう。

さて、今日はお天気も良いので、
障子を張り替えます。


NPOキュール「 生き甲斐の心理学 」講座


東急セミナーBE講座
2020年 4月10日  13:30~15:30雪谷校 中止
2020年 4月24日   10:30~12:30たまプラーザ校 中止
講師:越


綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:4月14日第1回(第2火曜日)  中止
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:4月23日第1回(第4木曜日)  中止



紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町 婦人会館
日程:4月7日(第1火曜日)  中止
時間:13時~15時半


小金井植村講座
場所:小金井 桜町病院の修道院
日程:4月22日(この回のみ水曜日) 中止
時間:13時~15時半

講座日程は、NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会会報
及びユースフル通信でご確認ください。




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