五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

防衛機制を考えてみる 其の十三

2019年08月17日 | 第3章 無意識の世界

京都御所  京都迎賓館 kyotgosho kyotogeihinkan kyoto ////

14の防衛機制
反動形成

生き甲斐の心理学のテキスト86ページ
第8章 心をのびやかにする方法
大テーマ 14の防衛機制(フロイト)

このテーマの冒頭には、
「いうまでもなく人は生涯、幸福に
生きるべき存在です。」
人はできれば、誕生から昨日までの
過去の自分に囚われることなく、
将来の不安におびえることなく生きるために、
個の14の防衛機制を学習しましょう。」
と、書かれてあります。

「防衛する」ための自分の心と身体の動きは、
自分をよりよい方向に生き延びるための
知恵と行動に繋がります。

ここで、14の防衛機制を一つ一つ
考えていきたいと思います。
『抑圧・抑制・昇華・合理化・感情転移・
置き換え・知性化・退行・逃避・同一化・
摂取・投影・反動形成・補償』

今日は、反動形成をテーマにします。
防衛機制「反動形成」


テキスト98ページ引用
反動形成:
「自分の弱さを人に知られたくないし、自分も認めたくないので、
それを克服すべく他に極端に走る事」

例としては、
弱い犬ほどよく吠える。。。とか、
劣等感のある人ほど威張ったり、見栄を張ったり、、、
自分の不安を隠そうとすればするほど、早口になったり、、、

でも、反動形成によって、
自分の安定を保つことができたりするので、
私自身、反動形成を繰り返しながら、
生き延びてきているように思います。

自分の弱々しさや不安感を平安に保つために
相手を攻撃することで、
自分を保たせることも、反動形成でありましょう。
相手を攻撃した後で、反省できる人は
反動形成という意識化がなされているのでしょうが、
相手に八つ当たりするばかりで、
ほんとうに他者のせいにしていたら、
いつしか、自分から人が離れていくことは、
時の計らいということでしょう。
家族関係で、そのような関係が続いているのであれば、
やられている側が爆発する事は、
健全な自然な流れかもしれません。
自分の逃げ道を作ることができないと、
心身の健康を害してしまうでしょう。

自分自身の反動形成の傾向に、
極端さが無いか、、、
現実を吟味して、素直に反省しながら
歳を重ねていきたいものです。

最近、頻繁に街で見かける反動形成による出来事は、
どう見ても美しくないです。

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「生き甲斐の心理学」

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