五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

教会の絵  旅の記録2フランス

2018年06月20日 | 第2章 五感と体感

エル・グレコ


ラ・トゥール

巡礼の旅一日目。ボルドーにて。

ボルドーの大聖堂(カテドラル)の祭壇左横に、磔刑のイエスを描いたエル・グレコの絵がかけられており、そこから更に奥まったところにラ・トゥールの絵を確認しました。

ラ・トゥールは、蝋燭の灯とその明るさから浮かび出る人物を描く特徴があり、マグダラのマリアが骸骨を撫でながら蝋燭の灯の中でメメントモリする様子を描いた絵は、彼の代表作でもあります。
教会内の絵は、6メートルほど離れており、祭壇の上に上がれないので察する事しかできませんでしたが、フランスの教会内でラ・トゥールを観る事が出来たのは、とても喜ばしい事でした。

エル・グレコの磔刑は、マグダラのマリアとイエスの母、マリアが、十字架に付けられ死んだイエスと同等のスケールで描かれており、エル・グレコの黒の陰影は、美術館で観るものではなく、教会内で観るものであることを改めて感じ、胸が高鳴る思いで絵の前に立ちました。絵画が訴える迫力に圧倒されました。

今回の旅の目的は、フランス革命から革命以降に活躍したマリア修道会のシャミナード神父とシャミナード神父から指導を受け、女子修道会を立ち上げたメール アデルの福者・列福式に参列する事でした。
ボルドーは、シャミナード神父が亡命先のスペイン・サラゴサから戻り、活躍し、同時に生涯を閉じた場所です。
現在もマリア会の活動拠点となっているその場所を訊ね、お墓参りをしました。


ボルドーは、スペインのサンチャゴ・コンポステーラまでの巡礼の道800キロの複数の出発点の一つでもあり、教会前の石畳に、シンボルが埋め込まれてありました。ホタテ貝の意匠です。

ぼちぼちと旅の続きを書かせていただきます。続きは、また明日、、、

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