五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

明るい解釈

2018年06月01日 | 第2章 五感と体感

写真:高野山

明るい解釈 2018年6月1日

一年の半分の最後の月が始まりました。
6月は一年の内で一番日の長い時期です。
6月21日あたりの夏至は、草木がぐんぐんと伸び、作物がどんどんと育ち、夏に向けての育ちの時期とも言うことができるでしょう。

先日、長年の友人のお母様に、20年ぶりぐらいにお会いする機会を得ました。
そろそろ90歳とはいえ、足は弱っていらっしゃいますが、背筋は、しゃんとし、髪もきれいに整えて、身綺麗にして暮らしていらっしゃいます。
娘と共に東京で暮らすことに決意し、北海道から住まいを変え、新築のサービス付きマンションに住みだして、そろそろ三か月が経とうとしています。

前々からそうでしたが、ほんとうに朗らかで爽やかな、笑顔の絶えない御方なのです。笑顔の絶えない、楽しみを自ら体感している人のお顔は、福の神のようです。

これから夏に向けて北海道では経験してこなかったような暑さを体験するわけですが、「東京ライフ、もっと前に来ていればよかった!」と、日々の生活や新たな出会いの人々との交流を程々の距離をおきながら、大いに楽しんでいらっしゃいます。

私自身、明るい性格だとは思っていましたが、友人のお母様の爽やかな明るさにこちらの気持ちまでぐんぐん爽やかになっていくのです。

毎日、自分の置かれている環境に感謝しながら、程よく自立していると、親子であるからこそ、互いに気遣い合いながら楽しく暮らせる秘訣であるようにも思います。
自立と依存の比重が崩れると、親子の関係は、他人の関係よりも苦しいものになりかねません。

老いていく私自身の暮らしぶりを想像すると、庭付き一軒家で家を守りながら暮らす事は、決して私の理想ではないな。。。と、はたと気づき、なんだか気が楽になるのを感ずるのでした。
自分の現実吟味力が確かなうちに、断捨離しながら、シンプルな暮らしを、実現してゆきたいな、と、思うのです。



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2018年6月5日 鎌倉腰越講座
2018年6月15日 つつじが丘勉強会
M校、保護者講座 5月7日、14日 (終了)
         6月11日、25日

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