五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

繰り返しをとめる

2017年04月28日 | 第2章 五感と体感


繰り返しを止める 2017年4月28日

ストレスフルな感情に囚われていると、同じ話題が何度も繰り返されてゆきます。
ストレスを解消してあげようと、その人の話を聞こうと思っても、聞けば聞くほど、ストレスの渦に陥り、聞いているほうまで疲れてしまいます。

こたえは、自分の内にあります。
他者からこたえを引き出そうとしても、自分のストレスや悩みを解消することは難しいことかもしれません。

繰り返される話題と、自分の感情に囚われる事にも意味があるので、他者のストレスを無理やり止めても、信頼関係がなくなってしまうこともありうるかもしれません。
とはいっても、負の感情のリフレインを一瞬の内でも、幸福に持っていくことができれば、それで充分かもしれません。
そんな時に大事なのは、違う話題の提供なのです。

突拍子もない話題でも良いかもしれません。
森羅万象の話題でも良いでしょう。
その人の好きな何かを何気なく聴く中から、その話題に切り替えてゆくこともよいことでしょう。
短い時間の中でも、一瞬光が見えるだけでも、何かが違ってきます。
その繰り返しを何度か経験していくと、段々と変化してゆくのですが、本人も気づかないかもしれません。
そのためには、聴き手は、囚われることなく話題を提供できるだけの、好奇心と知ることの喜びを持つ必要があるのです。

自分自身で感情の繰り返しに気づくだけでも見える世界が変わるようです。

大型連休に入りますね。
繰り返されるストレスの感情の自分に、いつもと違う話題を自分自身に提供してみると、よく休むことができるかもしれません。
私も頭の早速切り替えの「お楽しみ」を楽しみながら、連休であるようなないような連休を過ごそうと思います。

・・・・
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