五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

陽気の体感

2017年04月05日 | 第2章 五感と体感
陽気の体感2017年4月5日

暦を捲ってからあっという間に日にちが経ち、新年度の頭の切り替えが徐々になされてきています。横浜久良岐の桜は数えるほどしか咲いていませんでしたが、新芽の淡い色どりの能舞台の佇まいは新鮮で美しく、週末の能の会は多少の成果を感じて無事に終わり、週明けは、横浜より少し南の藤沢や鎌倉で移動する中、意識的に桜のある場所を通り、春の陽気を体に巡らしました。
2月の立春から2か月かけて、ようやく陰から陽へと体が馴染み、安定しだしたように感じています。
冬至のころの陰は、それはそれで体を労わる術があるのですが、陰から陽へ、または、陽から陰へ変化する途中の時期は、体温と気温の温度調整ができず、体がついていかなくなるのを感じます。そんな時は要注意であり、体調を崩しやすくなるのです。
普段の体温が低い私は、長年の経験から、体温調整には人一倍気遣うことに意識しています。

4月に入り、三寒四温の状態が落ち着き出し、その気候を体が感知しだしたら、体温と気温の違和感をあまり感じなくなってきたのです。人の体は面白いなぁ~と思います。
陽の気をいただくと、たちまち体が元気になってくるから不思議です。

陰陽を感じ取ることを意識すると、体の管理に役立つようです。
見えるものだけで自己管理するよりも、静かに呼吸を整えながら外気を体感することに意識を向けると陰と陽の違いは誰でも感じ取れるはずです。
人に備わっている「感知する体感」を大切にしたいものです。

陽気を楽しむ季節。体に巡る気の流れで、健やかな心身を養生しながら過ごしたいものです。

2017年公開講座のご案内

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