五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

投影

2016年09月15日 | 第2章 五感と体感
投影 14の防衛機制 2016年9月15日 

「投影」自分の欠点を正視するのに耐えられないので、自分以外のものに責任転嫁する心理。

例 ボールを打ち損じた人がラケットをたたく心理。
ケチな自分を認めたくない人が他人を見て彼はケチだと非難する。

自分の不安感が耐えられず、家族に当り散らしたり、友達を無視したり、他者に暴言を吐いたり等、投影は14の防衛機制の中で最も自己受容しにくいものかもしれない、と、平素自分の事を含めてそう思います。

自分の責任なのに、妻や夫、父や母のせいにすることも投影でありましょう。

自分には、投影なんて関係ないと、強く思っている人ほど、誰かのせいにしている傾向が強いかもしれません。

でも、すべて自分の責任、自分が悪いから、、、と、思い込み、他者のせいにすることが思いつかない場合もあるのです。

人生思うようにはいきませんが、人は自分が思った通りの人になるようです。
「私」という個性を良くも悪くも受け容れる事ができていると、他者と自分の区別がつきます。我が子であっても、伴侶で会っても、両親であっても、物質的には融合できない個々です。
自分自身を中心に据え、自分に関係する人々の関係性と自分の役割を吟味していくと、自分自身の投影の傾向が見えてくるようです。

他者との距離を上手く測りながら、他者の投影による現象を回避することは、決して悪い事ではないことを自己受容することも、投影を考える上で大切なことかもしれません。

::::

✤NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会員・賛助会員の皆様へ:
NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会報は、これから編集作業に入ります。10月半ばに編集完了の予定です。

☆☆ ☆☆
ブログの下に掲載される広告は、私個人に関わるものではなく、一切関係ありません。有料の広告非表示でブログをアップしているのですがスマホ対応はされていないようです。

「生き甲斐の心理学/五感で観る」☆ クりック応援お願いします♪
人気blogランキング







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする