五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

昇華という防衛機制

2016年09月03日 | 第2章 五感と体感
昇華という防衛機制 14の防衛機制4 2016年9月3日

昇華―「自分の欲求を自分の納得のいく方法で発散させる。」と書かれています。生き甲斐の心理学P90

「納得いく」
この言葉を「満足する状態、心身が落ち着く状態」と解釈すると、「良い方に捉える」の大切さに気付く半面、自分を納得の状態にもっていくあまりに昇華が逃避になる場合も大いにありそうです。
そうである故に「昇華」という生き延び方は、とても大事な防衛機制であるはずです。

何度も失敗を繰り返しているのに、いつも同じ昇華の仕方をしていたら、それは、概念の再構築の必要性がありそうですが、昇華をすることによって、暗い解釈が減るのであれば、自分を意識的に昇華にもっていくこともストレス回避のコツでもありましょう。

すべてが自分の納得がいくような運びにはならないのが現状でしょうが、心の内は宇宙と同じくらい広いはずなのです。自分の身体の内に在る心を狭い概念で縮ませるよりも、無限に広いことを想像するだけでも「昇華」の領域に達するかもしれません。

他者の事は変えられませんが、自分の考え方はいかようにもなるはずです。
私自身の昇華は、いつもそのような事を思い巡らすことのように思います。

ふと立ち止まり、時々自分の昇華の傾向を見直してみると、案外色々な自分の昇華傾向が見えてきそうです。


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