五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

夏至を祝う

2016年06月24日 | 第1章 意識と知覚
夏至を祝う2016年6月24日

今年の夏至は6月21日でした。
江戸表具を愛する会も21日からでしたが、搬入時間は土砂降りの雨。こんな雨の搬入は初めてでしたが、午後になるとそれまでの土砂降りが嘘のように晴れました。
世田谷美術館は砧公園にあるので、最寄りの用賀駅からは遠く、少々不便な場所です。でも、環状八号線沿いであるため車で来ると便利な場所でもあるのです。私は、横目で悠々とした多摩川を眺めながら運転するのが大好きなので、第三京浜を使わず、のんびりと多摩川の土手多摩堤通りを走って美術館通いをしています。
22日も午前中は雨。時間を追うごとに雨が上がり、曇りではありましたが、明るい夏至翌日の日暮れをのんびりと走って家路に着きました。

一年で一番日の長い日であると同時に、冬至から日が延び、頂点に達し、夏至を境に冬至に向かって日が短くなっていくのです。
当たり前の事のようですが、よくよく考えてみるとこの地球の規則的動きが、奇跡に思えてきます。

奇跡的な規則性で宇宙に存在している事を意識すると、自分自身も奇跡の一つの存在であるような心持になります。

人が生きて、死んでゆくことの意味を考えるために、宇宙は人に考える力を与えたのかもしれません。不思議な事ですが、思考を巡らして自在に行動する生き物が何種類も存在していたら、きっと地球はとうに滅亡していたようにも思います。

何故自ら死んではいけないのか。
自分は何のために生きているのか。
最近、私の周囲の若い人々にこんな話題が同時多発的に起こっています。時期的な共時性ということでしょうか。
そんなことを考えている10代の人々と語り合う機会を頂いている事も何かの縁です。夏至のあたりに相応しい自問自答でもありましょう。
「思索する知恵を与えられた人に生まれたことに意味を求める事」自体に意味がある事を共に考えていく事ができれば、きっと私も何かの役に立てるのでは?と思っています。

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作品展のお知らせ

6月21日(火)から26日(日)
世田谷美術館 区民ギャラリーにて 「江戸表具を愛する会」

私の表装個展:
7月5日(火)から9日(土)12時半~19時半
京橋 メゾンドネコ


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