五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自然な流れ

2016年06月10日 | 第2章 五感と体感
自然な流れ2016年6月10日

生まれてから今日までの自分の考え方や感情の湧き出し方は、長年培われてきているものなので、理想の考え方を叶えようと思っても、なかなか修正できるものではありません。

理想は持っていても、理想に向かおうとすればするほど、自分の感情に違和感を持ったり、叶えられない事で怒りの感情が強く湧いていれば、たぶん、それは自分の中にある「理想と現実のギャップによる不安感」と言う事ができそうです。

他者の育ち方を真似しようと思ったところで、他の育てられ方が解るはずも無く、理想通り叶うということは、そうそうあることではなさそうです。

他者の思考と感情と行動を無理やり変えようと思っても、難しいものです。

自分を棚に上げ、無理やりな要求をすれば、他者はますます混乱していきます。

そんなときに、自己受容という用語が浮かぶのですが、この言葉は決して自分を「撫でる」用語ではないのです。

「自分は、孤独なんだ。。。」「自分は、自己評価が低いんだ。。。」「不安なんだ。。。」
というような、自分の状態が自分の本音の感情である事を自らがすとんと受け容れて初めて自己受容の体感と言う事ができるようです。
その「すとんと落ちた感覚」を持つと、案外、自分の解釈している状態から、問題は解決せずとも解放されたような気分になってゆくのです。

「腑に落ちる」
こんな感じでしょうか。

自分の内にある自然な流れの中で、上手に生きていくには、時々腑に落ちる自分を体験する必要があるかもしれません。何度か体験しながら、自ずから自分らしい道が見えてくるようにも思います。

「自分の内にある答えを信じること」と「自然な流れに身を委ねること」は、自らしか感じ得ない体感的な答えであるようにも感じます。

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作品展のお知らせ

6月21日(火)から26日(日)
世田谷美術館 区民ギャラリーにて 「江戸表具を愛する会」

私の表装個展:
7月5日(火)から9日(土)12時半~19時半
京橋 メゾンドネコ


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