五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

聞き上手なお坊さん

2015年09月06日 | 第2章 五感と体感
聞き上手なお坊さん2015年9月6日

祖母の生家や親戚筋が寺であるため、お寺との関わり方には慣れているのですが、儀式を行うにあたり具体的な事で解らないことが沢山あります。実際に自分が動かなくては事が運ばないという年周りになってきたということとも云えそうですが…。

昨晩、都内で御世話になっているある寺にお願い事をするために電話をかけました。そもそもお願い事に至るまでの経緯を説明するには5分では到底足りず、随分長い時間私の話を聞いてくださいました。

受話器を置いた後、誰に話しても感じなかった安堵感に包まれました。

お坊さんの役割とその役割を当てにしている私の理想が、多分ぴたりと一致したのです。
この一年の波乱万丈な状況を笑って欲しいところでは笑い、慰めて欲しいところでは慰めてくださり、決定を仰いで欲しい私の心持も察してくださり、宗教者としての役割と志が晴れ晴れとしていることを強く感じました。

私もそんなふうに人の話を聞いているだろうか?

そのつもりではあっても、それは相手が決める事です。
自分の役割と志を語ることなく「体(たい)」で自然体で表すには、役割と志が張りぼてであっては、伝わりません。
暮らしの中の精進は、電話を取り次いで下さった奥方様にも表れておりました。

ありがたやありがたや。

精神的な緊張感が半年ほど続いていることは自分自身薄々感じてはいましたが、聞き上手なお坊さんのお陰で、腹の中で硬く閉じていた何かが開放されたような感覚です。

来月、20数年ぶりにお会いすることとなり、その日が楽しみです。
もうちょっと、頑張れそうです。

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