五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

NHKプロフェッショナルの感想

2009年04月21日 | 第1章 意識と知覚
NHKのプロフェッショナルに、師匠の関わる団体の方が出演しました。
海外の紛争地に赴き、武装解除の支援をされている方です。女性です。若いです。

どのような活動をされているのか、具体的な活動映像を見ることで、多少理解することができました。

「Sさんは、究極のカウンセラーだ・・・」これが私の感想です。

「生きるか死ぬか。」

家族を殺され、子供が一人で生き抜く姿は、日本に住む私には、信じられないものです。

紛争地帯で武器を持たずに生き抜く方法の答えは、必ずその人自身に宿っていると言い切ります。

その選択は、甘いものではありません。
選択し、決意しなくては生きていけないからです。

長年における失意が重なり、希望も夢も持てなかった子供が、彼女の論理的、かつポイントをついた働きによって、選択と決意を自分自身で実現していきます。

私は、この番組を見て、大きな流れのなかにいる弱きひとりの人間をケアすることで、どうしようもない流れを変えることができることを知りました。
できる、というより、可能性を信じることができるという表現の方がしっくりくるかもしれません。

「できないことを言い訳する人は、プロではない。」
Sさんが茂木さんの質問に最後に答えた言葉です。

久しぶりに、きっぱりと言い切った言葉に真の迫力を感じました。

なかなか人には言えない私の想いを 言語化してくださった気持ちよさも同時に感じました。

今後のご活躍をお祈り申し上げます。

クリック応援お願いします★
人気blogランキング ☆ありがとうございます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする